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系列外ネット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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ラジオの場合[編集]

AMラジオ局の場合、番組の制作能力不足の解消やスポンサー確保などの面からラジオネットワークが構築されたため、ニュースネットワークを軸に関係を強化していったテレビ局とは違いNRNJRNの両者から番組供給を受けるクロスネット局も多いため、系列の拘束力はさほど強くない。またラジオネットワークとは関係なく、スポンサーの営業地域のラジオ局のみがネットするスポンサードネットワーク番組も盛んである。そもそもラジオ局は系列化が進んだテレビ局とは違い、地元資本であるため各局の独立性が強く、スポンサー・番組も地元に密着したものが中心になっているという違いもある。

民放ラジオ局の開局が相次いだ1950年代には、番組制作能力の不足から現在のラジオネットワークとは異なる独自の番組供給ネットワークを結成して共同で番組制作・番組販売を行っていた。現在でも野球中継の制作や夜から早朝帯の全国向け番組で、系列外のラジオ局を含む独自ネットワークが組まれている。過去の独自ネットワークの名残りとして、NRN系列局(文化放送ニッポン放送など)が制作した番組をJRN単独局(CBCRKBRBC)や独立局の岐阜放送ラジオ関西がネットする事が多いほか、逆にJRN系列局(TBSラジオなど)が製作した番組をNRN単独局がネットするなどの事例がある。またかつて民放FMラジオ局がなかった地方ではJFN系列局(TOKYO FMなど)が制作した番組を当該地域のAMラジオ局がネットする事もあった。特殊な例としてはTOKYO FM制作の震災情報 官邸発がJFN系列局の他に、(東日本大震災で被災した)青森から茨城のAMラジオ局と該当地域で地震・津波の被害を受けた地域にあるcFMラジオ局にネットされた例もある。

関連項目[編集]