蓮見圭一
蓮見 圭一︵はすみ けいいち、1959年10月1日 - ︶は、日本の小説家。
秋田県秋田市[1]出身。立教大学卒[1]。雑誌編集者や新聞記者を経て、2001年に大阪万博をテーマにした﹃水曜の朝、午前三時﹄で作家としてデビュー。同作は児玉清の推薦文が付いたこともあり、ベストセラー[1]になった。記者時代に埼玉愛犬家連続殺人事件を取材し、共犯者の一人の手記を代筆した経験がある。その手記を改題・加筆修正したのが﹃悪魔を憐れむ歌﹄である。
2023年4月、12年ぶりに長編小説﹁美しき人生﹂を発表した[2]
作品[編集]
●水曜の朝、午前三時、新潮社︵2005年には新潮文庫を、2019年には河出文庫︶ ●ラジオ・エチオピア 2003年6月、文藝春秋 ●悪魔を憐れむ歌 2003年12月、幻冬舎 ●そらいろのクレヨン 2004年7月、講談社、﹁かなしぃ。﹂新潮文庫 ●心の壁、愛の歌 2005年6月、角川書店、﹁誰の中にでもいる彼﹂文庫 ●八月十五日の夜会 2008年7月、新潮社、のち文庫 ●別れの時まで 2011年5月、小学館 ●夜と朝のあいだに 2011年9月、角川書店 ●美しき人生 2023年4月、河出書房新社脚注[編集]
- ^ a b c 「水曜の朝、午前三時」 ISBN 978-4101251417 著者略歴
- ^ Forbes JAPAN(2023年5月12日)