都井岬
都井岬︵といみさき/といのみさき︶は、宮崎県串間市大納に属し、太平洋に面する岬。志布志湾の東端かつ日向灘の南端。
概要[編集]
砂岩及び泥岩が互層となった山地が突出し、周囲は絶壁となっている。 野生の御崎馬が棲息することで知られ、﹁岬馬およびその繁殖地﹂として国の天然記念物に指定されている[1]。この野生馬は江戸時代に高鍋藩が軍用馬飼育のため、放牧を始めたものが、後に半野生化したものである[要出典]。施設[編集]
御崎馬や岬についての展示・紹介を兼ね備えた休憩施設として都井岬観光交流会館 Pakalapaka︵パカラパカ︶がある[2]。 岬の東部に位置する都井岬灯台は海抜255mに位置し、高さ15m、光達37海里。1929年︵昭和4年︶点灯。一般公開もしている参観灯台。日本の灯台50選にも選ばれている。灯台に立てば、270度の太平洋の展望が楽しめる[1]。なお、この都井岬から見える小島が、イモを洗う猿で有名な幸島である。 2007年︵平成19年︶12月、串間商工会議所青年部がギネス挑戦企画として都井岬に高さ18mを超える巨大門松を設置し翌年2月まで展示[要出典]。 2010年︵平成22年︶3月1日に、都井岬観光ホテルが閉館[3]。同年4月24日に閉館した都井岬観光ホテルの1Fと2Fを活用し﹁岬の駅 都井岬﹂としてオープンしたが後に閉館。 2017年︵平成29年︶に、都井岬観光ホテルの建物が取り壊された。 2020年︵令和2年︶4月1日、都井岬観光ホテル跡地に、都井岬観光交流会館 PAKALAPAKAがオープンした。前日の3月31日に閉館した都井岬ビジターセンターの機能も引き継いでいる。交通[編集]
●JR九州日南線串間駅より串間市コミュニティバス都井岬線。 ●かつては宮崎市内からの直通バスも存在した。 ●宮崎県道36号都井岬線関連項目[編集]
●日南海岸国定公園脚注・出典[編集]
(一)^ ab“来て 見て 遊んで 都井岬”. 串間市観光協会サイト (2002年8月19日). 2012年2月23日閲覧。 (二)^ 都井岬観光交流会館 PAKALAPAKA︵パカラパカ︶︵2023年05月19日閲覧︶。 (三)^ “都井岬観光ホテル閉館”. ﹃西日本新聞﹄ (2010年3月2日). 2012年2月23日閲覧。外部リンク[編集]
- 都井岬 - 串間市観光協会
座標: 北緯31度21分52.4秒 東経131度20分50.6秒 / 北緯31.364556度 東経131.347389度