金光図書館
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金光図書館 KONKO LIBRARY | |
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1階から3階が図書館 | |
施設情報 | |
正式名称 | 金光図書館 |
事業主体 | 宗教法人金光教 |
管理運営 | 宗教法人金光教 |
延床面積 | 3628 m2 |
開館 | 1947年(昭和22)年5月 |
所在地 |
〒719-011 岡山県浅口市金光町大谷320番地 |
位置 | 北緯34度32分7.2秒 東経133度37分34.9秒 / 北緯34.535333度 東経133.626361度座標: 北緯34度32分7.2秒 東経133度37分34.9秒 / 北緯34.535333度 東経133.626361度 |
ISIL | JP-1002576 |
統計・組織情報 | |
蔵書数 | 239000(2009時点) |
貸出数 | 31000(2009年) |
貸出者数 | 8500(2009年) |
年運営費 | 7320000(2016年度) |
館長 | 大矢 嘉 |
職員数 | 15(専任 7) |
公式サイト | http://www.konkokyo.or.jp/konko-library/ |
地図 | |
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館 |
金光 図書館︵こんこう としょかん︶は、岡山県浅口市金光町にある、宗教法人金光教が運営する公共図書館である。
初代館長の金光鑑太郎が、戦争まっただ中の1943年に﹁この戦争は勝っても負けても、日本の国は荒野の原になるだろう。そのとき必要なのは文化の殿堂…図書館﹂と願ったところから始まり、1943年9月8日に創立された[1]。
現在も、その願い通り、広く世界中に開けた図書館として、活動している。
概要[編集]
児童図書館︵絵本6千冊、児童図書1万3千冊が開架)、点字図書館(1万6千冊︶、資料図書館としても機能する総合図書館として活動しており、所蔵資料には美術品工芸品等も含まれ、1階の展示室には貴重資料などが折々のテーマで展示されている。 所蔵書籍は約23.2万冊。そのうち開架図書は9.4万冊と日本に19館有る私立図書館の中では一番多い[2]。 インターネットからの利用登録や、検索、貸し出しの予約も出来る。 特に、来館できない利用者のことも考え、利用登録をすれば、貸出可能な書籍や資料は郵送での利用も無料でできる。所蔵資料[編集]
下記の歴史的資料を所蔵している[3]。詳しくは金光図書館のウェブサイトを参照のこと。 ●白川家資料 白川伯王家の﹁諸国門人帳﹂を始めとする、近世を中心とした資料。 ●暦書類 具注暦は1123年(保安四年)から54点、仮名暦は、1240年(延応二年)から1864年(文久四年)までの14点。 ●教科書・教材類 ﹁学寮日典﹂﹁明倫撮要﹂などを始めとする、古い教科書類3200点。 ●神徳書院文庫 金光学園初代校長佐藤範雄の蔵書を中心とする8364冊の書籍。 ●古典 ﹁伊勢物語﹂の古写本など。整理済みタイトル1300点は、ホームページから検索可能。 ●漢籍 ﹁四部叢刊﹂という中国古典を集めた叢書を始めとする、漢籍。 ●色々な研究者の蔵書の寄贈を受けた書籍群。沿革[編集]
●1943年9月8日、後に金光教教主となる金光鑑太郎が創設。 ●1947年5月5日、金光図書館開館式。農村読書会、文化講演会、レコードコンサート等を継続的に開催。 ●1948年12月15日、金光図書館報﹃土﹄発刊。 ●1949年5月、映画鑑賞会開催。以後、映画館ができるまで開催された。 ●1950年8月、点字図書貸出開始。 ●1953年10月16日、金光図書館別館前に、メタセコイアを植樹。 ●1957年5月5日、開館10周年記念式開催。 記念講演﹁向上無限﹂講師‥国立国会図書館長 金森徳次郎。 ●1957年12月8日、青い鳥点訳グループ結成式挙行。 ●1959年11月26日~28日、日本図書館協会・公共図書館児童分科会全国ワークショップ開催。講師‥石井桃子、小河内芳子、渡辺茂雄。 ●1983年5月11日、沖縄県糸満市摩文仁地区公民館へ図書4,400冊寄贈。 ●1983年11月30日、新館開館式を挙行。 ●2013年9月8日、創立70周年記念行事開催。 ●2018年、創立75周年記念行事開催。でいご50回点字図書献本式。点字図書を沖縄盲学校へ献本。所在地[編集]
岡山県浅口市金光町大谷320参考文献[編集]
- 金光図書館>概要
- 日本の図書館 統計と名簿 2017。
- 図書館とメディアの本 ず・ぼん16 2011年1月刊。
- 金光図書館報「土」124号、127号。
- 日本歴史学会編集「日本歴史」2016年12月号 文書錧図書館めぐり 金光図書館 金光英子。 所蔵資料についての記述がある。
- 利用方法