高踏派
高踏派︵こうとうは。フランス語: Parnasse﹁パルナス﹂。高踏主義とも︶とは、19世紀の実証主義時代、ロマン主義と象徴主義の間に起こったフランス詩の1文学様式を指す。ギリシア神話のムーサ︵ミューズ︶の住処パルナッソス山︵Mont Parnasse︶から名を取った、高踏派詩人の雑誌﹃現代高踏詩集︵Le Parnasse contemporain︶﹄に由来する。この雑誌は1866年から1876年にかけて発行され、シャルル=マリ=ルネ・ルコント・ド・リール、テオドール・ド・バンヴィル、シュリ・プリュドム、ステファヌ・マラルメ、ポール・ヴェルレーヌ、フランソワ・コペー︵François Coppée︶、ジョゼ・マリア・ド・エレディア︵José María de Heredia︶らが寄稿した。