211工程
211工程︵にいちいちこうてい、英語: Project 211︶は中華人民共和国教育部が1995年に定めたもので、21世紀に向けて中国の100の大学に重点的に投資していくとしたもの。これら大学は﹁211工程重点大学﹂あるいは﹁211重点大学﹂と呼ばれ、それまでの﹁国家重点大学﹂という言葉に取って替わった。
2009年1月、普通大学が109校、軍学校が3校、合計112校があった。
2019年11月28日、211工程は985工程とともに双一流に統合されると教育部の説明があった[1]。
校名一覧[編集]
地方別に配列した校名一覧[2]。脚注[編集]
(一)^ “关于985、211名单的咨询 - 中华人民共和国教育部政府门户网站”. www.moe.gov.cn. 2020年4月5日閲覧。
(二)^ ︽“211工程”学校名单︾,中国教育部,2009年1月5日
(三)^ ︽中国协和医科大学更名的官方公告︾ 中国協和医科大学は、﹁北京調和医学院﹂に改称。この医学院は清華大学と緊密に協力して学校を運営する必要を踏まえ﹁北京調和医学院=清華大学医学部﹂とも称する。北京調和医学院=清華大学医学部の学科建設は、清華大学側から﹁211工程﹂や﹁985工程﹂などの国家の重点の建設工事の全体的計画やその他の計画に組み込まれ、政策や資金投入などの方面で重点的に支持されている。そのため北京調和医学院は単独では﹁211工程﹂の名簿に入らない。
(四)^ ab1987年の国家教育委員会の決定によって、それまでの﹁中国地質学院﹂は、北京と武漢の組織を独立した実体とし、現状のように﹁中国地質大学︵北京︶﹂、﹁中国地質大学︵武漢︶﹂と別々の名称の法人格をもつようになった。2005年3月に教育部は中国地質大学本部を廃止し、北京、武漢の両大学を完全に独立組織とした。しかし、教育部の︽“211工程”学校名簿︾においては依然としてひとつの大学として扱われている。
(五)^ ab1998年の国家教育委員会の決定によって、それまでの﹁中国石油学院﹂は、北京と東営の組織を独立した実体とし、現状のように﹁中国石油大学︵北京︶﹂、﹁中国石油大学︵東営︶﹂と別々の名称となった。
(六)^ ab1993年の国家教育委員会の決定によって、それまでの﹁華北電力学院﹂は、現在の名称となり、北京に加え保定に校地が分設された。両キャンパスは一体的に管理されているが、﹁華北電力大学﹂、﹁華北電力大学︵保定︶﹂と別々の名称も用いられる。
(七)^ ab1988年の国家教育委員会の決定によって、それまでの﹁中国鉱業学院﹂は﹁中国鉱業大学﹂となったが、1997年に中国鉱業大学北京校区が成立し、両者は﹁中国鉱業大学﹂、﹁中国鉱業大学︵北京︶﹂と別々の名称となった。
(八)^ abc211工程に指定された、3校の軍事学校のひとつ。
(九)^ abcde青海大学、海南大学、宁夏大学、西藏大学和石河子大学进入“211”工程序列,参见央视网,2009年2月6日,︽我国基本完成优質高等教育合理布局︾
(十)^ 青海大学于2008年9月22日进入“211工程“行列
(11)^ 宁夏大学于2008年9月15日进入“211工程“行列
(12)^ 石河子大学于2009年1月4日进入“211工程”行列