アイダホ(英語表記)Idaho

翻訳|Idaho

精選版 日本国語大辞典 「アイダホ」の意味・読み・例文・類語

アイダホ

 

(一)( Idaho ) 西西
 

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改訂新版 世界大百科事典 「アイダホ」の意味・わかりやすい解説

アイダホ[州]
Idaho


西Ida.189043214314km215675822010︿181846西1600m2400m1000m41=18051860219801

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アイダホ」の意味・わかりやすい解説

アイダホ
あいだほ
Idaho

アメリカ合衆国、北西部の山岳州。面積21万6412平方キロメートル、人口129万3953(2000国勢調査速報値)。州都ボイシ。北境をカナダのブリティッシュ・コロンビア州に接する未踏地の多い州で、大まかには、北東部のロッキー山脈地域と南西部のグレート・ベースン(大盆地)、コロンビア台地の一部の溶岩台地に分かれる。全域にわたって森林地帯、川、湖沼、滝、峡谷が点在する。とくに、中北部の山岳地には州の国有林の5分の2が集中し、林業、鉱業が盛んで、近年は観光開発が脚光を浴びている。南部を流れるスネーク川の流域は、肥沃(ひよく)な土地と水に恵まれ、灌漑(かんがい)の中心地。気候は多様であるが、高山ステップ気候に属する。一貫して農業が主産業で、とくに全米第1位の産高を誇る大麦をはじめ、ジャガイモ(ミシガンに次いで第2位)、そのほか小麦、サトウダイコン、干し草栽培が盛んである。近年は畜産が注目されている。発達の目覚ましい工業は、食品加工業を主として、機械、化学、製材、木工やエレクトロニクス部門の進出が目だつ。林地が州の3分の1を占め、林業が重要であるとともに鉱業も盛んで、銀、リン酸塩、鉛、亜鉛を産する。

 地形の関係上、白人の入植は遅く、1805年にイギリスの探検隊が踏査したのが最初である。その後、毛皮交易所が設けられ、1830年代から1850年代はモルモン教徒の定住地となった。しかし定住者の急速な増加は1860年代のゴールド・ラッシュ以降である。1863年に準州となり、1880年代の鉄道の開通が発展へのきっかけとなった。1890年、合衆国43番目の州に昇格した。人口の91%は白人で、ドイツ系、スウェーデン系、ノルウェー系が主体であり、ボイシを中心としたスネーク川流域に人口が集中する。大学は9校あり、モスコーにあるアイダホ大学がその中心。

[作野和世]


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デジタル大辞泉プラス 「アイダホ」の解説

アイダホ

 
IdahoBB-24190519081914退
IdahoBB-421917191919301946退1947  

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