イタリア文学(読み)いたりあぶんがく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「イタリア文学」の意味・わかりやすい解説

イタリア文学
いたりあぶんがく

イタリア文学の特徴


西812200019191959

 調20調


イタリア文学の歩み

中世からルネサンス期の文学

使1122412251()()

 132()2()()1293()()

 ()13491351102100()()

 13351348()1950215調()14831499153215751623()

 151315281534153915611564()()()1728


古典主義からロマン主義へ

1416()15251415831612()169016

 18()11802()21827


近代文学から現代文学へ

世界でもっともペシミストの詩人とよばれるレオパルディは、幼いときからの必死の勉強のために――彼は15歳ですでに一家をなす論文を発表した――くる病になって夭逝(ようせい)したが、その優れた虚無の思想と詩作品は、後世に深甚な影響を与えた。

 20世紀に入り、イタリアはローマを首都と定め、統一を完成させた。このイタリア近代国家の統一は、同時にロマン主義文学の終焉(しゅうえん)をもたらした。いや、むしろ、国家統一(リソルジメント)運動が不徹底な改革であったがゆえに、統一国家によって裏切られた民衆の側の失望は深く大きかったといわねばならない。とりわけ、南部イタリアとシチリア島は旧体制にも劣らぬ圧政下にあえぎ、そのような民衆の赤裸々な姿を描く真実主義(ベリズモ)の文学がおこった。シチリア島出身のジョバンニ・ベルガは、シチリア語から編み出した新しい文体で、統一国家の政治の恩恵にもキリスト教の光にもいっさい浴さない貧しい人々の姿を描き出した。ベルガに至って初めて、イタリア文学は最下層の民衆を知の世界に写し出したのである。それゆえ、大勢において、統一後に蔓延(まんえん)した世紀末の頽廃(たいはい)主義、未来主義あるいはガブリエーレ・ダンヌンツィオの冒険主義が、前衛文学の運動とともにファシズムのなかへ吸収されていく過程にあって、1936年のスペイン内戦を境に、困難な状況のなかで、先にも述べたように反ファシズムの思想を埋め込んだネオレアリズモ文学が用意されていった。1941年に発表されたチェーザレ・パベーゼの『故郷』、エーリオ・ビットリーニの『シチリアでの会話』は、ともにベルガ文学を梃子(てこ)にして、叙事・叙情の手法を用い、ダンテ以来のイタリア叙事詩の伝統を意識しつつ、反ファシズムの思想を貫いて、現代イタリア小説に新しい地平を切り開き、慰みの文学に堕さない、社会的責務を担った、戦後文学の主潮を用意したのである。

[河島英昭]

第二次世界大戦後

194379

 ()

 19454

 194050()19451947()19511958119591967

 1945194919521955

 1950()()1947


1950~1960年代

195019551959Roberto Roversi19232012

 195619741963163

 5196219601966101967

 19561957196119571958()19601962


1970年代以降

19681970197863151967196919791988

 1971宿197319741976

 1970()()1980

 19751959197519971985199020()


イタリア文学の受容


()西1895

 19011905

 19161931()188619441917187619471922101925

 便201945189921905191019011971

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P195619701973198537 2359198812 198919901997 20199920002000 6 2000西2000

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改訂新版 世界大百科事典 「イタリア文学」の意味・わかりやすい解説

イタリア文学 (イタリアぶんがく)


︿3

 3

使1312252

 ︿調Giacomo da Lentini?-1250︿213︿︿

 ︿︿︿︿/︿Guido Guinizelli1230-76︿宿11︿

 ︿︿9993931001021322

F.G.︿︿︿︿︿︿︿︿11︿︿︿︿

 10︿F.M.G.B.2︿G.F.1550-53G.1634-36︿︿︿

 15︿調︿14751480

13381340-41L.1483M.M.L.1532T.1565-75G.1590-1616

 1517調37

 調1513B.1513P.1534-39F.1561-64B.1728

 1304︿︿P.15251415831612


︿G.1690P.1724G.180117︿C.C.V.17821787

 181V.1U.1802姿1808-09姿

調稿S.G.G.1831

 18271840123

 G.︿姿1881G.251871-1913︿


20G.G.G.3︿︿︿U.G.E.S.420

 I.L.1941C.E.︿22123︿︿︿︿︿

 ︿︿︿︿

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イタリア文学」の意味・わかりやすい解説

イタリア文学
イタリアぶんがく
Italian literature

 
13G.F.
 L.B. P. L.N.F.30 (1516)  T. (75) 1617 () 
1使18調 G. V. C.B. P. C. C. (1827)  A.
G. ()  ()  G. (81)  (89)  L. (1901)  G.
16 (1921) 4 (22)  L. I. (23)  C.D.C.E.I.1220 E.G. () 
2 C. (45)  V. (45)  196070 E.A. N. G. I. L. N.80 U. (1980) A.C.A.  

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