カウツキー(英語表記)Karl Kautsky

デジタル大辞泉 「カウツキー」の意味・読み・例文・類語

カウツキー(Karl Johann Kautsky)

 
18541938  

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精選版 日本国語大辞典 「カウツキー」の意味・読み・例文・類語

カウツキー

 

(一)( Karl Kautsky  ) 
 

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改訂新版 世界大百科事典 「カウツキー」の意味・わかりやすい解説

カウツキー
Karl Kautsky
生没年:1854-1938


187583Die Neue Zeit1917189018921899︿1910︿171812225192738

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百科事典マイペディア 「カウツキー」の意味・わかりやすい解説

カウツキー

 
1883R.︿1
 

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山川 世界史小辞典 改訂新版 「カウツキー」の解説

カウツキー
Karl Kautsky


18541938

187580(83)1920

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旺文社世界史事典 三訂版 「カウツキー」の解説

カウツキー
Karl Johann Kautsky

1854〜1938
ドイツ社会民主党の中心的指導者
1875年ドイツ社会主義労働者党(1890年にドイツ社会民主党と改称)に入党して活躍し,「エルフルト綱領」を起草,党の指導的理論家となった。第2インターナショナル時代には正統派マルクス主義者としてベルンシュタインらの修正主義派と対立した。第一次世界大戦勃発に際して,独立社会民主党を結成した。ロシア革命後レーニンから批判され,ナチスの進出によってアムステルダムに逃れ,その地で没した。

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世界大百科事典(旧版)内のカウツキーの言及

【インターナショナル】より

…いっそう深刻だったのは,革命を志向し帝国主義を批判する左派と,改良に重点を置き植民地領有・移民制限に原則的反対を唱えない右派との対立である。カウツキーに代表される〈中央派〉が組織統一の理論を提供したが,14年8月,第1次世界大戦の勃発に際して,第二インターナショナルは実際に国際的な反戦行動を取ることができなかった。その月ウィーンで開催されるはずだった第10回大会は実現せずに終わり,組織は弱体化した。…

【窮乏化説】より


1919K.調

【恐慌】より

… その後,トゥガン・バラノフスキーR.ヒルファディングは,固定資本の建設をめぐる需要と供給の変動やその建設に動員される貸付資本の過不足の変動をも考慮に入れながら,基本的には不均衡説的商品過剰論を主張する。これに対し,K.カウツキーN.ブハーリンは,マルクスの再生産表式の均衡条件が資本主義では不可避的な労働者大衆の消費制限によって破壊されざるをえないことを主張し,過少消費説的商品過剰論を説く。剰余価値の実現のためにかならず非資本主義的外囲が必要とされるとみたR.ルクセンブルクの資本蓄積論も,この系譜につらなる。…

【経済学説史】より


 1883F.95E.︿()19K.

【資本論】より


1(2)2(1885)3(1894)稿F.4︿稿K.3(190510)稿

【社会主義】より


 

【ドイツ社会民主党】より

…05年から始まった中央集権的な組織の整備とともに,12年には397の選挙区のすべてに党組織が存在するに至り,12年の帝国議会選挙では,得票率34.8%,議席397中110を獲得して第一党となった。中央機関紙の《フォアウェルツVorwärts(前進)》(1914年の予約購読者数16万)をはじめ,各地に機関紙があり(1913年には90の日刊紙),理論機関誌《ノイエ・ツァイトDie Neue Zeit(新時代)》(1883年創刊,1917年までカウツキーの編集)は1911年に発行部数1万を超えた。また,1890年に実質的に発足した〈自由労働組合Freie Gewerkschaften〉は,社会民主党と密接な関係を保ちつつ,中央集権的・産業別組織に成長し,1913年には250万人を擁するまでになった。…

【弁証法】より




 =︿E.K.︿=︿︿

【マルクス経済学】より

…彼は,現実の資本主義の発展動向は,マルクスのいうような資本家と労働者の対立激化の方向にではなく,株式会社形態の発達による財産の分散化,中小経営の存続,そして恐慌の相対的緩和の方向に進んでいる,したがって,《資本論》の理論は基本的な点で〈修正〉されるべきである,と主張した。 これに対して,K.カウツキーは,信用制度や経済恐慌の変化は資本主義の発展にとって二義的なものであり,少数の大資本による集中と増大する賃金労働者の窮乏化とは現実に進行中であること,この意味で,マルクス理論の核心は今なお一般的に貫かれつつあることを主張し,ベルンシュタインに反論した。 両者の議論は,ともに《資本論》第1巻における,特徴的であるがイデオロギー的なマルクスの主張を過大に評価し,その理論の修正ないし貫徹のいずれか一方のみを強引に迫るものであった。…

※「カウツキー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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