サイモン(英語表記)Herbert Alexander Simon

デジタル大辞泉 「サイモン」の意味・読み・例文・類語

サイモン(Neil Simon)

 
19272018  

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

改訂新版 世界大百科事典 「サイモン」の意味・わかりやすい解説

サイモン
Herbert Alexander Simon
生没年:1916-2000


1936434978︿12使3C.I.19451958


サイモン
Marvin Neil Simon
生没年:1927-2001


19631965197119771983

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サイモン」の意味・わかりやすい解説

サイモン
Simon, Herbert Alexander

[生]1916.6.15. ウィスコンシン,ミルウォーキー
[没]2001.2.9. ペンシルバニア,ピッツバーグ
アメリカの経営学者。 1936年シカゴ大学政治学科卒業,同大学院で政治学専攻。 42年以後イリノイ工科大学助教授,同教授を経て,49年からカーネギー=メロン大学教授。アメリカ経営科学会副会長,国家調査委員会行動科学部会会長など要職を歴任。行動科学的な組織論研究の第一人者で,コンピュータ利用と意思決定などの新分野でユニークな分析を試みた。その組織理論のおもな内容は,(1) 組織における各個人の意思決定の過程に関する理論,(2) 組織における人間行動の理論,(3) 組織的均衡の理論などである。 78年には「経済組織内部の決定過程についての先駆的研究」でノーベル経済学賞受賞。主著『経営行動』 Administrative Behavior (1945) ,『人間行動のモデル』 Models of Man (57) ,"Organizations" (58,J. G.マーチと共著) ,『コンピュータと経営』 The New Science of Management Decision (60) ,『システムの科学』 The Sciences of the Artificial (68) 。
 


Simon, Neil

 
[]1927.7.4. 
[]2018.8.26. 
 Marvin Neil SimonThe Odd Couple1965The Sunshine Boys1972Brighton Beach Memoirs1983  
 


Simon Sir John

 
[]1816.10.10. 
[]1904.7.23. 
19 (184855)  1855766687 K. C. B.  

サイモン
Simon, William Edward

[生]1927.11.27. ニュージャージー,パターソン
[没]2000.6.3. カリフォルニア,サンタバーバラ
アメリカの政治家。ラファイエット大学卒業。ウィーデン社やサロモン社の重役を歴任して,1973年財務省内の要職につき,1974~77年財務長官。 1974年には石油政策委員会の議長も務めた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「サイモン」の意味・わかりやすい解説

サイモン

アメリカのフォーク歌手。アート・ガーファンクルArt Garfunkel〔1941-〕と2人でフォーク・デュオ,サイモン・アンド・ガーファンクルを結成,1964年デビュー。名曲《サウンド・オブ・サイレンス》をはじめ,既存のフォーク・ソングの枠にはまらないサウンドと,サイモンの書く思策的な歌詞で世界的人気を得る。1970年デュオ解散後はソロとして活躍,アフリカ音楽やレゲエ,ゴスペルなどを吸収し,幅広い演奏活動を展開している。
→関連項目イシカタミア

サイモン

米国のユダヤ系劇作家。中産階級の観客を意識した軽妙でユーモラスな作品を多く書き,ブロードウェー史上屈指の人気劇作家となった。代表作に新婚夫婦を描いた《裸足で公園を》(1963年),二人の男の奇妙な共同生活を描いた《おかしな二人》(1965年),都会で暮らす夫婦の悲喜劇《二番街の囚人》(1971年)など。《ブライトン・ビーチの思い出》(1983年)にはじまる自伝3部作もあり,映画のシナリオやミュージカルの台本も多数書いた。

サイモン

米国の数理社会科学者。カーネギー工科大学の教授。管理経営学の領域で出発し,行動主義的方法により組織論,オペレーションズリサーチの分野で多くの先駆的業績をあげた。近年は人間の合理性には限界がある,という限定合理性bounded rationalityの考え方を提唱した,として注目される。主著《管理行動論》《組織論》《人間のモデル》。1978年ノーベル経済学賞受賞。
 

 
193040  

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「サイモン」の解説

サイモン Simon, Bernard E.

1912-1999 アメリカの医師。
1937年からニューヨークのマウント-サイナイ病院につとめ,1965年形成外科部長。1955年他の医師2名とともに,同病院にまねかれた「原爆乙女」25人の形成治療にあたる。昭和60年(1985)来日し,治療した女性11人と再会した。1999年8月1日死去。87歳。ニューヨーク出身。ジョンズ-ホプキンズ大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のサイモンの言及

【経営学】より

…学問の基本的性格を問う科学性または方法論に関する模索は今日の経営経済学においても依然として踏襲されており,批判的合理主義,構成主義ならびに批判主義(フランクフルト学派)は,方法論上の立場を代表している。H.A.サイモンの意思決定論が広く管理論の主流をなしている現状からすれば,ドイツ経営学の立場もアメリカ経営学の立場も理論上接近をみせつつあるといえよう。【高橋 俊夫】
【アメリカ経営学】
 現実の社会のなかで,組織体を通じて行う経済活動の重要性が高まっていくにつれて,これに対する科学的研究の必要性が意識されるようになってきた。…

【経営・経営管理】より


調調
︿︿
 C.I.H.A.administrative man

※「サイモン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android