ヌートリア(英語表記)nutria
coypu
Myocastor coypus

デジタル大辞泉 「ヌートリア」の意味・読み・例文・類語

ヌートリア(nutria)

 
()()40602040()()()()  

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精選版 日本国語大辞典 「ヌートリア」の意味・読み・例文・類語

ヌートリア

 

(一)   ( [] nutria  ) 
 

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改訂新版 世界大百科事典 「ヌートリア」の意味・わかりやすい解説

ヌートリア
nutria
coypu
Myocastor coypus


4364cm2543cm517kg

 2312813011135225g2323

 200


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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヌートリア」の意味・わかりやすい解説

ヌートリア
ぬーとりあ
coypu
nutria
[学] Myocastor coypus


()()1939141501944443632642610514()130123111352204523()3467寿67


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知恵蔵mini 「ヌートリア」の解説

ヌートリア

ネズミ目ヌートリア科に分類される南アメリカ原産のほ乳類の一種。水生のげっ歯類で、頭から尻までは50~70センチ、尾の長さは30~45センチ、体重は5~9キロ。上質の毛皮がとれるため、1990年代初頭から第二次世界大戦にかけ、世界各国へ移入・飼育された。日本には1939年に持ち込まれ、大戦末期の44年には4万頭ほどにまで増えた。現在は、北アメリカ、ヨーロッパ、アジア諸国で帰化動物となっており、屋外で自然繁殖している。日本では西日本に分布し、環境省指定特定外来生物となっている。農作物への食害があり、また在来生物の生態系への影響も大きいため、帰化した国では駆除が進められている。2013年7月、京都市内の鴨川でも目撃されるようになり、京都府は餌を与えないよう注意を呼びかけている。

(2013-7-26)

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百科事典マイペディア 「ヌートリア」の意味・わかりやすい解説

ヌートリア

ヌマダヌキ,カイリネズミとも。齧歯(げっし)目ヌートリア科。体長50cm,尾35cm内外。赤褐〜黒色。南米原産だが,ヨーロッパ,北米,アジア北部などで野生化している。川の土手に穴を掘ってすむ。夜行性で泳ぎがうまく,水草のほか,樹皮,野菜なども食べる。1腹3〜6子。毛皮が良質なので,一時盛んに養殖された。肉は食用。日本では外来生物法により特定外来生物に指定されている。
→関連項目ムートン

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヌートリア」の意味・わかりやすい解説

ヌートリア
Myocastor coypus; nutria

 
 50cm 35cm () 2  

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世界大百科事典(旧版)内のヌートリアの言及

【帰化生物】より

… 偶然に帰化したものとしては,飼育していたものが逃げ出して定着したものに,1918年ころから食用に北アメリカから移入し,各地で養殖していたが,その一部が逃げ出して各地に野生化したウシガエル,そのウシガエルの餌として30年ころ神奈川に移入して養殖していたところ,大雨による出水で逃げ出して,付近の水田などに野生化し,しだいに各地に分布を広げたといわれる北アメリカ産のアメリカザリガニ,35年ころ食用に台湾から移入したものが,小笠原,奄美,沖縄などに野生化した,アフリカ原産のアフリカマイマイなどがある。また,愛玩用に飼育していたものが逃げ出して帰化したものに,北海道,岐阜の金華山などに野生化した韓国産のチョウセンシマリス,東京付近などに野生化したセキセイインコその他多数の飼鳥,動物園で飼育していたものが逃げ出して野生化したものに,伊豆大島,鎌倉などにすみついた台湾原産のタイワンリス,毛皮獣では第2次大戦中南アメリカから輸入し,各地で盛んに養殖していたが,その一部が逃げ出し,岡山その他に野生化したヌートリア,同じころ養殖されていたと思われ,東京の江戸川付近に定着している北アメリカ産のマスクラット,戦後毛皮獣として輸入され,養殖されていたものが逃げ出し,北海道で野生化した北アメリカ産のミンクなどがある。さらに,輸入した植物などに付着して偶然に入って来たと思われるものに,明治末に観賞用植物についてオーストラリアから入ってきたイセリアカイガラムシ,第2次大戦中に日本に入った北アメリカ原産のアメリカシロヒトリ,同じころ中国から入ったアオマツムシなどがある。…

※「ヌートリア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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