パラゴムノキ(読み)ぱらごむのき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「パラゴムノキ」の意味・わかりやすい解説

パラゴムノキ
ぱらごむのき
[学] Hevea brasiliensis Müll. Arg.


APG303()()103051225()()()5611()31()2.536使1湿101400620

 2020623

文化史


使1770J. Priestley1839C. Goodyear()Henry A. Wickham187571919118771910

 2020623

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改訂新版 世界大百科事典 「パラゴムノキ」の意味・わかりやすい解説

パラゴムノキ
Para rubber tree
Hevea brasiliensis Muell.-Arg.


1720m60cm2535m333寿35%

 ︿21736C.M.de1839C.1918701900


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百科事典マイペディア 「パラゴムノキ」の意味・わかりやすい解説

パラゴムノキ

 
2030m3
 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パラゴムノキ」の意味・わかりやすい解説

パラゴムノキ
Hevea brasiliensis; Para rubber tree

トウダイグサ科の熱帯高木で,南アメリカのアマゾン流域の原産であるが,現在では東南アジアで栽培されている。高さ 30mぐらいになり,幹周 2m以上に達する。葉は互生し,3出複葉で小葉は長さ 10cm前後の楕円形である。花は単性で雌雄異株,円錐花序をなし,先端に雌花,その下部に雄花をつける。果実は堅い木質の 蒴果で3室に分れ,各室に1個の種子がある。幹内の乳管から分泌される乳液をラテックスと呼び,弾性ゴムの原料となる。熱帯地方にはゴム質を含む植物は多いが,品質,含有量の点で本種にまさるものはない。マレーシアを中心に大規模に栽培されるゴムノキはほとんどがこのパラゴムノキである。種子に含まれている油はペンキやワニスの原料となる。

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世界大百科事典(旧版)内のパラゴムノキの言及

【医学】より


F.()J.B.vanF.

【オカルティズム】より


使退姿(1531)︿(W.E.)

【グノーム】より

…16世紀の錬金術師パラケルスス著《妖精の書》にある土の精霊。英語ではノームgnome。…

【化粧】より

…昼間は鉛白や胡粉の白粉をぬり,コールとよばれる黒い粉で目を縁どり,ヘンナ(熱帯樹の葉でつくった赤味がかったオレンジ色の染料)や辰砂で唇やほおを彩っていた。ルネサンスを迎えると,化粧はいちだんと発達し,スイスの医学者パラケルススは,医学と錬金術をまぜあわせた膨大な医書のなかで化粧品の製法を数多く発表した。イタリアで発達した紅,白粉,まゆ墨,アイラインを使う化粧法をフランスに伝えたのは,アンリ2世に嫁いだカトリーヌ・ド・メディシスであり,イギリスに伝えたのはエリザベス1世であった。…

【鉱山病】より


G.(1556)7

【呼吸】より

… W.ハーベーが血液循環を確証(1628)して以来,研究は新しい段階に入り,血流にのって全身に分配される空気の重要成分は何かが問題になった。16世紀の錬金術的化学者・医者パラケルススは,〈硫黄精〉と〈硝石精〉によって燃焼は起こり,かつ呼吸と燃焼は同じ現象であると考えていた。この解釈は,17世紀に呼吸について実験したR.ボイル,メーヨーJohn Mayow(1640‐79)などに影響を与えた。…

【産業衛生】より

…16世紀のG.アグリコラの著書《デ・レ・メタリカ》には,すでに鉱山における科学的な研究の体系が記されているが,そのなかには坑内の排水,換気などの環境整備のための衛生工学の実際,坑内の環境や労働の非衛生的な状態による災害や病気の生々しい記録が詳細に記され,鉱山を維持するための工学,衛生学,社会経済学の総合の必要性が述べられており,産業衛生の基本的認識がすでにできあがっていることがうかがえる。同じころパラケルススの《鉱夫病とその他の鉱山病》(1533‐34),ついでシュトックハウゼンの《一酸化鉛の有害煙気による病気と鉱夫肺労》(1656)が著され,やがてイタリアのラマッツィーニBernardino Ramazzini(1633‐1714)の《働く人々の病気De morbis artificum diatriba》(1700)が現れ,ヒッポクラテス以来の職業と健康に関する知識が集大成された。ほぼ同時代の日本には,佐渡の金山で,坑内の換気のために通気坑を3年がかりで掘ったという記録(1663)や,珪肺(よろけ)の記録(1756)があるが,産業の規模は小さく,産業衛生活動はヨーロッパとは比べられないほど遅れていた。…

【四大】より

…これがさらには,三位一体のキリスト教的発想も手伝い,塩という中性要素を加えた硫黄―塩―水銀の三原素説が四元素に優先する考えになった。特にこれは,パラケルススによりほぼはっきり体系化されるに至った。ただしパラケルススの場合,錬金術は金属変成の術というよりも医薬をつくる術と考えられ,ここに医化学時代を迎えることになる。…

【生薬】より

…これは17世紀まで各国で版を重ねたが,植物性生薬246品目,417処方が記載されている。パラケルススは,生薬から有効成分を抽出して医薬に供することが化学の使命であると考える医療化学者jatrochemistの始祖である。彼の実証主義は,薬を従来の複雑な処方から,単一の有効物質の追究へと方向転換させた。…

【職業病】より


︿︿19(1567) 1700Bernardino Ramazzini(16331714)

【占星術】より


()()

【ドイツ神秘主義】より

…若きルターはこの書に深い感銘を受け,2度にわたってみずから序言をつけて刊行している。 宗教改革と並んで,近世を画する大きなできごとは,それ自身の統一をもつ独立の〈自然界〉の発見であったが,この突出してきた新しい自然をふまえたパラケルススの自然哲学と霊的神秘主義との融合が,V.ワイゲルを経て17世紀初めベーメの〈根源的意志の無底の深みUngrund〉の立場において成立した。自然の内奥に入る道と魂の内奥に入る道とがベーメによって綯(な)い合わされた。…

【毒】より


16

【汎知学】より


︿

【ヘルモント】より


︿gas︿archeus︿

【宝石】より

…宝石が天体と感応して,星の影響を受けるということも,バビロニアの昔から信じられてきたことで,いま述べた凝集力と大いに関係のあることであった。たとえば16世紀の錬金術師パラケルススは,〈ガマエ〉という特殊な石が,あたかも貯蔵瓶のように,そのなかに天体の力や効能を吸い込んで,保存しておくことができると主張している。この〈ガマエ〉のなかに貯えられた力を患者に注げば,医師は患者を治療することができるわけである。…

【ホムンクルス】より

…解剖実験用の人体模型を指すほか,とりわけ魔術師が人工的に造り出すと考えられた人造人間に対して使われる。その方法に関するもっとも有名な記述は,パラケルスス著とされる《物の本性について》に見られる。人間の精液を蒸留瓶に密閉し腐敗させた後,馬の胎内と同温度にして人間の血でこれを養うと,一定期間を経て五体完全な小人が誕生するというのである。…

【錬金術】より


14B.Johannes1415

 1213︿1516

※「パラゴムノキ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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