ミード(英語表記)Meade, James Edward

デジタル大辞泉 「ミード」の意味・読み・例文・類語

ミード(Margaret Mead)

 
19011978調  

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精選版 日本国語大辞典 「ミード」の意味・読み・例文・類語

ミード

 

(一)[  ] ( George Herbert Mead = ) 
(二)[  ] ( Margaret Mead  ) 調
 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ミード」の意味・わかりやすい解説

ミード
Meade, James Edward

 
[]1907.6.23. 
[]1995.12.22. 
1930371938402194019461947571960741957681964661972197577調196219661977G.An Introduction to Economic Analysis and Policy1936Planning and the Price Mechanism1948"The Theory of International Economic Policy"2195155  
 


Mead George Herbert

 
[]1863.2.27. 
[]1931.4.26. 
W. J.J.B. The Philosophy of the Present (1932)  MindSelfand Society (34)  The Philosophy of the Act (38)   
 


Mead Margaret

 
[]1901.12.16. 
[]1978.11.15. 
 1929F.R. 1926調54606971 ( )  Male and Female (1949)   
 


The Mead Corp.

 
 193086949650 770052 30001 6300 (1997)   

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改訂新版 世界大百科事典 「ミード」の意味・わかりやすい解説

ミード
George Herbert Mead
生没年:1863-1931


318878891J.941905稿4MindSelf and Society1934meI1960H.G.︿


ミード
Margaret Mead
生没年:1901-78

アメリカの文化人類学者。フィラデルフィアに生まれる。バーナード大学在学中F.ボアズの講義を聞き,R.ベネディクトの指導をうけた。最初の調査は人間の発育と成長の研究をテーマに南太平洋のサモアでおこない,その報告《サモアで成人すること》(1928,邦訳《サモアの思春期》)は高く評価された。ミードの研究生活の前半はニューギニア,サモア,マヌスの小社会に注目し,後半は文明社会とくにアメリカに関心を移している。彼女の関心は非常に多様であったが,学習された行動としての文化に焦点をしぼり,世代をへて伝えられる文化の伝達様式を研究するという点では一貫していた。ミードの基本的立場は文化の相対主義であり,それぞれの文化はその言語をとおしてはじめて理解できるユニークなものであると主張する。1924年アメリカ自然史博物館の助手,64年同館主事,69年名誉主事となった。自伝《ブラックベリー・ウィンター》(1972,邦訳《女として人類学者として》)がある。
執筆者:


ミード
James Edward Meade
生没年:1907-95

イギリスの経済学者。ケンブリッジ,オックスフォードの両大学に学び,第2次大戦時に国際連盟経済部,次いでイギリス政府経済部に勤務した後,1947-57年ロンドン・スクール・オブ・エコノミックス教授,57-69年ケンブリッジ大学教授。77年にスウェーデンのB.G.オリーンとともに,〈国際貿易および国際資本移動の理論における先駆的貢献〉によりノーベル経済学賞を分け合った。彼の主要な関心は経済理論を経済政策に応用することにあり,そのためにミクロ,マクロ両経済学にわたり,精緻(せいち)な政策論を展開した。その貢献は,とくに国際経済学の分野において著しい。主著《国際経済政策の理論》(1951-55)は2巻からなり,第1巻で国際収支,第2巻で貿易政策の基礎理論を集大成している。〈すべてそこにある〉といわれるように,この書は後世の研究を先取りする古典的名著として広く参照されている。
執筆者:

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百科事典マイペディア 「ミード」の意味・わかりやすい解説

ミード

イギリスの経済学者。ドーセット州生れ。オックスフォード大学・ケンブリッジ大学で学び,イギリス政府の内閣官房に入る。支出増加によって有効需要の拡大を図るケインズ理論の推進者で,第2次世界大戦中はジョン・メイナード・ケインズとともに政府の経済顧問を務めた。のちケンブリッジ大学教授などを歴任。1977年には国際貿易および国際資本移動の理論における先駆的貢献により,ベルティル・オリーンとともにノーベル経済学賞を受賞した。主著として《国際経済政策の理論》《経済成長の理論》などがある。→ノーベル賞
 

 
R.調綿
 
 

 
1934
 

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飲み物がわかる辞典 「ミード」の解説

ミード【mead】

 

12  

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栄養・生化学辞典 「ミード」の解説

ミード

 蜂蜜酒ともいう.蜂蜜を薄めて酵母を加えて発酵させて作る.

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世界大百科事典(旧版)内のミードの言及

【蜂蜜酒】より


80mead

【社会心理学】より

… 20世紀のアメリカでは,経験的方法の土台の上で心理学的傾向の強い研究が隆盛をみる。その先駆としては,コミュニケーションや相互作用を重視して自我の形成を論じたC.H.クーリーやG.H.ミード,ポーランドからの移民の実証研究にもとづいて価値,態度(ことに状況規定)と社会行動とのかかわりに照明をあてたトマスW.I.ThomasとF.ズナニエツキらがあげられる。また本能論衰退後に盛んになる行動主義の説は,実験的研究を促進するほか,行動に及ぼされる後天的な習慣や環境要因の重要性に注意を喚起した。…

【役割】より

…役割研究の系譜は大きく二つに分けることができる。一つは,G.H.ミードに始まる社会心理学もしくはシンボリック相互作用論の系譜であり,もう一つはR.リントンに始まる構造主義的な系譜である。前者は,基本的特質の(1)と(2)にとくに注目し,行為者のパーソナリティと役割との関連に分析の焦点をおく。…

【家族】より

…しかしこれらは,世界各地におけるさまざまな家族の諸形態の形成論にまではおよんでいない。この点に関しては,古くはM.ミードの論文《未開家族》(1931)とR.リントンの《人間の研究》(1936)における諸説が注目される。ミードは家族論を展開するにあたっては,〈生物学的家族〉と〈社会学的家族〉との区別に注目する必要があるという。…

※「ミード」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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