同伴者文学(読み)どうはんしゃぶんがく

改訂新版 世界大百科事典 「同伴者文学」の意味・わかりやすい解説

同伴者文学 (どうはんしゃぶんがく)


1920調1923︿poputchikiA.N.LEF︿Aleksandr Konstantinovich Voronskii1844-19431927RAPP193234

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「同伴者文学」の意味・わかりやすい解説

同伴者文学
どうはんしゃぶんがく


1920調1923()попутчикиpoputchiki()1934()()()()

 

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世界大百科事典(旧版)内の同伴者文学の言及

【プロレタリア文学】より

…しかし,その観念的ロマン主義にあきたりないD.A.フールマノフ,F.V.グラトコフ,ベズイメンスキーAleksandr I.Bezymenskii(1898‐1973)らの作家,詩人が,22年にプロレタリア文学グループ〈十月Oktyabl’〉に結集し,それがVAPP(ワツプ)(全ロシア・プロレタリア作家協会)に発展するあたりから,ソ連共産党の文芸政策と密接なかかわりをもつようになる。ロシア・プロレタリア文学は,Yu.N.リベジンスキーの《一週間》(1922),フールマノフの《チャパーエフ》(1923),A.S.セラフィモービチの《鉄の流れ》(1924),A.A.ファジェーエフの《壊滅》(1927),ベズイメンスキーの詩作など,しだいに実作面での成果をあげていくが,全体としては〈同伴者文学〉や,LEF(レフ)(正称は芸術左翼戦線Levyi front iskusstva)を中心にしたアバンギャルド文芸運動の創作水準に立ちおくれていた。24‐25年には,L.D.トロツキー,A.K.ボロンスキーらをまきこんで,党の文芸政策が大きな論争の的になり,25年の党中央委員会決議では,創作分野での〈自由競争〉の原則が打ち出された。…

※「同伴者文学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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