地借(読み)じかり

精選版 日本国語大辞典 「地借」の意味・読み・例文・類語

じ‐かりヂ‥【地借】

 

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(一)[] (1673)
 

ち‐がり【地借】

  1. 〘 名詞 〙じかり(地借)
 

 

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改訂新版 世界大百科事典 「地借」の意味・わかりやすい解説

地借 (じがり)


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日本大百科全書(ニッポニカ) 「地借」の意味・わかりやすい解説

地借
じがり


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山川 日本史小辞典 改訂新版 「地借」の解説

地借
じがり


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百科事典マイペディア 「地借」の意味・わかりやすい解説

地借【じがり】

日本近世の被支配身分のうち,地主から土地を賃借し,自己の家屋を建て居住する戸主。借家・店借と同様に村・町などの共同体で2次的構成員とされ,特権や義務の体系から外されていたが,借家・店借のような無産者ではなく,都市の表通りの地借には富裕な商人もいた。

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旺文社日本史事典 三訂版 「地借」の解説

地借
じがり

江戸時代,都市の借地人
借地に家を建てて住む町人で,店借 (たながり) と同じく人別帳に記載されるが一人前扱いされず,町政への発言権もなかった。

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世界大百科事典(旧版)内の地借の言及

【家持】より


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【裏店】より

…江戸町人地の場合,基本的な町割りは,京間で60間四方の街区のまん中に,会所地という20間四方の空地をとり,街路に面した奥行き20間の部分を間口5~6間の短冊形に割って屋敷地とするものである。個々の屋敷地内の,表通りに沿った,奥行き5間ほどの表部分には,地主が店舗を出すか,または,地借といって,比較的富裕な商人が地主から土地を借りて自己資金で店舗を建てた。これが表店で,それに対して,表店の間の路地を入った裏部分は商売に適さないため,会所地と同様に江戸時代初期には,さほど利用されていなかった。…

【家守】より


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※「地借」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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