垣内(読み)カキツ

デジタル大辞泉 「垣内」の意味・読み・例文・類語

かきつ【垣内】

 

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精選版 日本国語大辞典 「垣内」の意味・読み・例文・類語

かいと【垣内】

 

(一)   (  )
(二) 
(三) ()()1189
(四) 
(一)[](953)
 
 

 

(一)   
(一)[]()()(8)
 
 

 

(一)   
(一)[]︿(1244)
 

かいち【垣内】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「かきうち(垣内)」の変化した語 ) =かいと(垣内)日葡辞書(1603‐04)〕

かいとう【垣内】

  1. ( 「かいと」とも ) 姓氏の一つ。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「垣内」の意味・わかりやすい解説

垣内
かいと




1(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)()

27(1)()(2)(3)()()(4)(5)()()(6)(7)

3(1)(2)()(3)

 ()()()()()()



291964 12195860

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改訂新版 世界大百科事典 「垣内」の意味・わかりやすい解説

垣内 (かいと)







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百科事典マイペディア 「垣内」の意味・わかりやすい解説

垣内【かいと】

 
︿︿()()()
 

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「垣内」の意味・わかりやすい解説

垣内
かいと

一つの集落またはその区分けをいい,特に近畿地方で用いられている。海戸,皆戸,貝戸などとも書く。奈良県に分布する濠をめぐらした環濠集落を特に「垣内式集落」と小川琢治が命名した。本来,垣内は農場として囲い込んだ場所や屋敷を意味し,奈良時代から平安時代に盛んに設定された。その後,戸数が増加して集落が形成されてくると,その集落のことをいうようになった。

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山川 日本史小辞典 改訂新版 「垣内」の解説

垣内
かいと

古代~中世,周囲に垣をめぐらして私的占有地であることを示した小規模な開発地。本来は畠を中心としたものだったが,開発にともなって屋敷が設けられ,周囲の林や水田なども含むものになった。数個の垣内が複合して小集落を形成することもあり,この集落も垣内とよぶ。全国にあるカイト・カイチ・カイドなどの地名は,こうした耕地や集落の名に由来する。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「垣内」の解説

垣内

 
KAKIUCHI Co., Ltd.27(1952)62(1987)使LPG  

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旺文社日本史事典 三訂版 「垣内」の解説

垣内
かいと

垣で囲まれた区域の意味で,私有権の強い宅地・耕地・未開地を含んだ村落の一地区
「垣戸」「海道」「開土」とも書く。古代からみられ,豪族の屋敷を呼ぶこともある。中世には開墾地・分村をも意味し,数戸の家からなる小集落も垣内と呼ばれた。

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