外様大名(読み)トザマダイミョウ

デジタル大辞泉 「外様大名」の意味・読み・例文・類語

とざま‐だいみょう〔‐ダイミヤウ〕【外様大名】

江戸幕府で、親藩・譜代以外の大名。主に関ヶ原の戦いののち徳川氏に臣従した諸侯。→譜代大名

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「外様大名」の意味・読み・例文・類語

とざま‐だいみょう‥ダイミャウ【外様大名】

  1. 〘 名詞 〙
  2. とざま(外様)
    1. [初出の実例]「御供奉〈略〉外様大名四人 細川右京大夫頼元・畠山右兵衛佐基国・京極治部少輔高詮・六角備中守満高」(出典:日吉社室町殿御社参記(1394))
  3. とざま(外様)
    1. [初出の実例]「外様大名への手本にも成候様にと」(出典:徳川禁令考‐前集・第四・巻三八・享保六年(1721)九月二六日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「外様大名」の意味・わかりやすい解説

外様大名【とざまだいみょう】

 

 

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

改訂新版 世界大百科事典 「外様大名」の意味・わかりやすい解説

外様大名 (とざまだいみょう)


1027262

 西

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「外様大名」の意味・わかりやすい解説

外様大名
とざまだいみょう


()()102鹿72()62()()()()()()

 

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

山川 日本史小辞典 改訂新版 「外様大名」の解説

外様大名
とざまだいみょう


()

出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報

旺文社日本史事典 三訂版 「外様大名」の解説

外様大名
とざまだいみょう

江戸時代,大名の家格
親藩・譜代大名に対し,もと家康の同僚で関ケ原の戦いののち臣従した大名をいう。前田・島津・伊達・毛利など大藩ではあっても辺境地帯に封ぜられ,幕府の要職からはずされ,冷遇・警戒された。幕末の討幕運動は島津・毛利などの西南雄藩からおこった。

出典 旺文社日本史事典 三訂版旺文社日本史事典 三訂版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の外様大名の言及

【改易】より


1885936324194

【外様】より

…室町時代以後は大名の家格を示す呼称として用いられ,外様衆とは幕府と疎遠な関係にある大名の称号となった。江戸時代になると,親藩・譜代大名に対して外様大名があり,一般に関ヶ原の戦の後に徳川家に臣属した大名の呼称となった。【五味 克夫】。…

※「外様大名」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android