孝経(読み)コウキョウ

デジタル大辞泉 「孝経」の意味・読み・例文・類語

こうきょう〔カウキヤウ〕【孝経】

 
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精選版 日本国語大辞典 「孝経」の意味・読み・例文・類語

こうきょうカウキャウ【孝経】

 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「孝経」の意味・わかりやすい解説

孝経
こうきょう


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19761979

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改訂新版 世界大百科事典 「孝経」の意味・わかりやすい解説

孝経 (こうきょう)
Xiào jīng

孔子の弟子の曾子の作といい伝えられる儒家の古典のひとつ。《論語》とならんで五経につぐ地位があたえられた。孔子と曾子の対話の形式にかりて,天子から庶人にいたるまでの各階層それぞれの〈孝〉のありかたが説かれ,また〈孝〉の徳が〈天の経,地の義,民の行〉と天地人の三才をつらぬく原理として形而上化されている。〈孝〉は儒教倫理の中心であり,かつ《孝経》は短編でしかも《詩経》の引用を多くふくんでいて暗誦にたやすかったから,知識人家庭では《論語》とともに《孝経》を幼童の教育に用いた。歴代の王朝も《孝経》を重視した。漢代にはその読誦を天下に奨励し,唐の玄宗は今日ももっともひろく行われる注釈を書くとともに,744年(天宝3)には家ごとに一本を備えるよう命じた。同様の勅令は,日本でも757年(天平宝字1)に出されている。北魏時代には鮮卑語訳が,元代には蒙古語訳およびさまざまの口語訳,いわゆる〈孝経直解〉がつくられた。また六朝時代には,仏典の《観音経》になぞらえて,霊験あらたかな宗教経典として読誦されたことにも注目される。

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百科事典マイペディア 「孝経」の意味・わかりやすい解説

孝経【こうきょう】

 
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「孝経」の意味・わかりやすい解説

孝経
こうきょう
Xiao-jing

 
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旺文社世界史事典 三訂版 「孝経」の解説

孝経
こうきょう

 

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世界大百科事典(旧版)内の孝経の言及

【孝】より


︿︿︿︿調︿︿

【全真教】より


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※「孝経」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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