斑状組織(読み)ハンジョウソシキ(英語表記)porphyritic texture

デジタル大辞泉 「斑状組織」の意味・読み・例文・類語

はんじょう‐そしき〔ハンジヤウ‐〕【斑状組織】

急冷によってできた細粒結晶ガラス質からなる石基の中に斑晶が散在する火成岩組織火山岩に多い。

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精選版 日本国語大辞典 「斑状組織」の意味・読み・例文・類語

はんじょう‐そしきハンジャウ‥【斑状組織】

 

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改訂新版 世界大百科事典 「斑状組織」の意味・わかりやすい解説

斑状組織 (はんじょうそしき)
porphyritic texture


2aphyricequigranular

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「斑状組織」の意味・わかりやすい解説

斑状組織
はんじょうそしき





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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「斑状組織」の意味・わかりやすい解説

斑状組織
はんじょうそしき
porphyritic texture

 
 

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岩石学辞典 「斑状組織」の解説

斑状組織

火成岩の組織で,特に大きい結晶(斑晶)が存在し,周囲の細粒またはガラス質の石基の中に散らばっている組織[Macculloch : 1821].ローゼンブッシュは岩石の中で同じ鉱物種に二回の形成時期があったと考えた[Rosenbusch : 1887].同一鉱物種の間の形成時期の差の存在は,鉱物粒相互の形態,組成などによって判断され,鉱物粒の大きさの差は相対的である.大きな班晶は一般に自形である.ギリシャ語でporphyrosは英語のpurpleに相当する.purpleには病理学の紫斑病の意味がある.

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百科事典マイペディア 「斑状組織」の意味・わかりやすい解説

斑状組織【はんじょうそしき】

岩石の組織を表す語。大きい結晶が細粒結晶集合中またはガラス中に散在する組織。前者が斑晶で,徐冷中に成長したもの。後者が石基で,急冷時にできたもの。
→関連項目岩石組織

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