楽市楽座(読み)ラクイチラクザ

デジタル大辞泉 「楽市楽座」の意味・読み・例文・類語

らくいち‐らくざ【楽市楽座】

 
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「楽市楽座」の意味・わかりやすい解説

楽市・楽座
らくいちらくざ


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改訂新版 世界大百科事典 「楽市楽座」の意味・わかりやすい解説

楽市・楽座 (らくいちらくざ)


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「楽市楽座」の意味・わかりやすい解説

楽市・楽座
らくいち・らくざ

戦国時代末期~安土桃山時代,特権商人の市場独占を排除するために出された法令および政策。商品経済の発展に伴って,多くの市場はそれぞれ公家や寺社を本所として座を形成し,一定の貢納の代償として市場独占の特権を保証された。しかし座に属さない新興商工業者が市場での販売権を要求してくると,戦国大名は領国経済の統一的支配や城下町の育成のため座商人の特権を廃止し,市場税,商業税の免除を行い,座を廃止していく政策をとった。特に天正5 (1577) 年6月織田信長が近江安土城下に発布した楽市・楽座の法令は有名である。こうして商人は近世封建支配者の統制のもとに組込まれていった。

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世界大百科事典(旧版)内の楽市楽座の言及

【織田信長】より



※「楽市楽座」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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