氷魚(読み)ヒウオ

デジタル大辞泉 「氷魚」の意味・読み・例文・類語

ひ‐うお〔‐うを〕【氷魚】

 
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ひ‐お〔‐を〕【氷魚】

ひうお(氷魚)」に同じ。 冬》
[補説]書名別項。→氷魚

ひお【氷魚】[書名]

島木赤彦の第3歌集。大正9年(1920)刊。

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精選版 日本国語大辞典 「氷魚」の意味・読み・例文・類語

こまい【氷魚・氷下魚】

 

(一)     
(一)[]()(寿1937︿鹿)
 

ひ‐うお‥うを【氷魚】

  1. 〘 名詞 〙(あゆ)の、体に色素細胞がまだほとんど現われていないときの稚魚。長さ二~三センチメートル。ほとんど無色半透明で死ぬと白濁する。秋から冬にかけて琵琶湖でとれるものが有名。ひお。ひのいお。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「丸雪(あられ)せよ網代の氷魚煮て出さん」(出典:俳諧・蕉翁句集(1699‐1709頃))

ひおひを【氷魚】

  1. 〘 名詞 〙ひうお(氷魚)《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「先日佐官大夫仰遣氷魚、依不所取、不得買進上」(出典:正倉院文書‐天平宝字六年(762)一二月八日・下道主啓)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「氷魚」の解説

氷魚 (コマイ)

学名:Eleginus gracilis
動物。タラ科の海水魚

氷魚 (ヒオ)

動物。アユ科のアユの稚魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の氷魚の言及

【網代】より


︿883(7)91230西()

【アユ(鮎)】より



【網代】より


︿883(7)91230西()

※「氷魚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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