滝田樗陰(読み)タキタチョイン

デジタル大辞泉 「滝田樗陰」の意味・読み・例文・類語

たきた‐ちょいん【滝田樗陰】

 
18821925  

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精選版 日本国語大辞典 「滝田樗陰」の意味・読み・例文・類語

たきた‐ちょいん【滝田樗陰】

 

(一)退
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「滝田樗陰」の意味・わかりやすい解説

滝田樗陰
たきたちょいん
(1882―1925)


15628190437910退191219()()()()141027



1965

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百科事典マイペディア 「滝田樗陰」の意味・わかりやすい解説

滝田樗陰【たきたちょいん】

 
1904
 

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改訂新版 世界大百科事典 「滝田樗陰」の意味・わかりやすい解説

滝田樗陰 (たきたちょいん)
生没年:1882-1925(明治15-大正14)


190304退12-25101919425

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朝日日本歴史人物事典 「滝田樗陰」の解説

滝田樗陰

没年:大正14.10.27(1925)
生年:明治15.6.28(1882)
明治大正時代の雑誌編集者。本名は哲太郎。秋田市生まれ。父以久治,母よし。東京帝大在学中から『中央公論』で翻訳の仕事を始め,明治37(1904)年10月に正式に入社し,晩年まで編集を担当した。本願寺系の『反省雑誌』から改題(1899)したばかりの『中央公論』に文芸欄を設けて部数の拡大に成功した。新人発掘に尽力し,『中央公論』は新人作家の登竜門となった。また,吉野作造,大山郁夫らと親交を結び,吉野の「憲政の本義を説いて其有終の美を済すの途を論ず」(1916年1月号)などを掲載したので,『中央公論』は大正デモクラシーの拠点となった。<参考文献>木佐木勝『木佐木日記』,杉森久英『滝田樗陰』

(井川充雄)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「滝田樗陰」の意味・わかりやすい解説

滝田樗陰
たきたちょいん

 
[]1882.6.28. 
[]1925.10.27. 
19041012  

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「滝田樗陰」の解説

滝田樗陰 たきた-ちょいん

1882-1925 明治-大正時代の編集者。
明治15年6月28日生まれ。東京帝大在学中から雑誌「中央公論」の編集を手つだい,明治37年中退して社員となる。大正元年主幹。文芸欄に小説の掲載をはじめ,新人を登用して論説の充実をはかるなど,同誌を指導的総合誌にそだてあげた。大正14年10月27日死去。44歳。秋田県出身。本名は哲太郎。

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世界大百科事典(旧版)内の滝田樗陰の言及

【ジャーナリズム】より

…桂太郎内閣と元老山県有朋の軍備優先・民生無視の政策態度に対して,《時事新報》《朝日新聞》《万朝報》などの記者たちは,実業界代表とともに憲政擁護運動を展開し,桂内閣の退陣を実現して軍備拡張予算を一時的には食いとめた。この運動のさなかに雑誌《中央公論》は吉野作造の民本主義論を掲載し,編集長滝田樗陰はやがて新文学の旗手たちをもそだて,日本ファシズムに対する言論の最強力な対立者へと同誌が充実する素地をつくった。また,石橋湛山が《東洋経済新報》において反戦自由主義経済論をつらぬくにいたる契機も,この運動にあった。…

【中央公論】より

…この雑誌は92年《反省雑誌》となり,99年《中央公論》と改題され,発行所は反省社,1914年中央公論社となった。《中央公論》の地位を確立した功労者は滝田樗陰(ちよいん)(1882‐1925)である。樗陰はまず文芸欄を拡充し,明治末期から大正期にかけて谷崎潤一郎,志賀直哉,芥川竜之介ら新進作家を数多く登場させ,〈文壇の登竜門〉としての権威を築いた。…

【編集】より

… 編集という仕事が職業として独立するのは日本では歴史的には明治以降,近代的な出版が成立して以後のことである。なかでも《中央公論》の主幹を勤めた滝田樗陰(1882‐1925)などは独立した〈編集者の先駆者〉といえる。これに対して江戸時代では,著作家と編集者はまだあまり分離されておらず,滝沢馬琴などは,自分の著作の挿絵にどんなものが適切かをみずから画工に指示したりしている。…

※「滝田樗陰」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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