(読み)ネツ(英語表記)heat

翻訳|heat

デジタル大辞泉 「熱」の意味・読み・例文・類語

ねつ【熱】

 
1調
2 
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6 
[]12()()()()()()3()()4  
 

 
 
4
1 
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3 ()()
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精選版 日本国語大辞典 「熱」の意味・読み・例文・類語

ねつ【熱】

 

(一)  
(二) ()
(三) 
(一)[](1887︿)
(四) 
(五) 
(一)[](1718)
(二)[]西
(六) 
(一)[]()(1891︿)
(七) 
(一)[] netuo() (160408)
(二)(192425︿)
(八) 
(一)[]()(1684)
(二)[]
(九) 
(十) ()
(一)[](1939︿)
 
 

 

(一)   (  )
(二) 
(一)[]()()(720)
(三) 
(一)[](1688)
(四) 
(一)[]︿(1737)
(五) 
(一)[](1711)
 
 

 

(一)[1]    
(一)[](1275)
(二)[2]    ( [  ] )
(一) 
(二) 
(三) ()
(一)[](1776)
 
 

 

(一)   (  )
(二) 
(一)[](1739)
(三) 
(一)[](1735)
 
 

 

(一)   (  ) 
(一)[](183044)
 

ねち【熱】

  1. 〘 名詞 〙 熱病のこと。
    1. [初出の実例]「くすしどもに問ひ侍れば、『ねちなどにやおはすらん』となん」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲中)

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改訂新版 世界大百科事典 「熱」の意味・わかりやすい解説

熱 (ねつ)
heat




1817F.R.R.I.

 16使J.G.D.801760A.L.P.S.

 89calorique

 191822J.B.

 18B. 使調19H.J.P.

 181765J.S.

 1919R.H.R.W. 20J.C.L.J.W.
 



 


使14.51g15.511cal1000cal1kcal

1calJ

 1cal4.186J

ergWh使SIJ1l331t60km

CvCp使Cv0.7170J/gKCp1.006J/gKCv0.106J/gKCp0.110J/gK

79.7cal/g1100539.8cal/g

2S

 QSQ

 QTS

T

 




 2H2O22H2O1g34kcal

123

 2

 34

2


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日本大百科全書(ニッポニカ) 「熱」の意味・わかりやすい解説

熱(物体の温度変化)
ねつ
heat


401000601000502000cal使111K 14.515.51K

 19J


熱の仕事当量


m[kg]h[m]mgh[J]g
1cal4.18605J


 

 


熱に関する法則





熱とはなにか

熱力学では物質の巨視的性質だけに注目し、それが多数の原子、分子などから構成されているという微視的な立場はとらない。微視的観点からみた熱とはなんであろうか。熱とは、仕事として表せないエネルギー、つまり運動形態を把握できないエネルギーである。しかし、把握できるかどうかは恣意(しい)的なものであり、その運動がどのようなものであるかがわかった瞬間、それは熱でなくなる。気体の運動エネルギーが熱であるといわれるが、それは運動が見えないことを前提としている。ミクロな識別能力をもつ人にとって熱は存在せず、力学的運動がすべてである。そのため、ミクロな識別能力をもつものをマクスウェルの魔物と称し、それによって熱力学の法則を破ることができることが議論されている。ミクロな立場から熱現象を扱う統計力学においては、認識レベル(通常エネルギーが同じ状態は区別できないとする)を規定し、それによって区別できない状態の数をエントロピーとすることでこの問題を解決している。

[宮下精二]



熱(体温)
ねつ
fever


調11037

 3737.93838.939102()()()()()

 612crisis()lysis

 1

 ()


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百科事典マイペディア 「熱」の意味・わかりやすい解説

熱【ねつ】

 
218J.19  

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「熱」の意味・わかりやすい解説


ねつ
heat

 
21 180043 J.P.47 H.1 ()  ()   

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化学辞典 第2版 「熱」の解説


ネツ
heat


19[]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

栄養・生化学辞典 「熱」の解説

 (1) 温度の違う二つの物体が接触するときに温度の高い方から低い方へ移るエネルギー.(2) 体幹温度が上昇する現象で,発熱サイトカインが働いて急性期反応物質が生成し,免疫系が活性化されるという特徴がある.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のの言及

【発情】より


︿(heatrut)

【エネルギー】より

…上式は保存力のときは,位置エネルギーまで含めた力学的エネルギーが物体の運動の際,状態が変わっても変化しないという(力学的)エネルギー保存の法則(エネルギー保存則)である(実質的にはJ.L.ラグランジュによって1811年に与えられた)。
[熱とエネルギー]
 力学的エネルギーの保存則は現実には満たされない場合が多い。現実の運動にはかならず摩擦や粘性抵抗などが関係し,保存力以外の力(非保存力)を考えねばならないからである。…

※「熱」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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