改訂新版 世界大百科事典 「紫外線天文学」の意味・わかりやすい解説
紫外線天文学 (しがいせんてんもんがく)
ultraviolet ray astronomy
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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可視光よりも波長の短い紫外線(波長10ナノメートルから370ナノメートル程度までの光)で宇宙を観測する天文学。紫外線領域には原子や高階電離イオン(完全電離に近いイオン)のスペクトル線が多数あり、可視光より高温の天体を見るのに適している。だが、地球大気に吸収されてしまうため、人工衛星やロケットに望遠鏡を搭載して大気圏外から観測を行う必要がある。国際紫外線探査衛星(IUE)や1991年に打ち上げられたハッブル宇宙望遠鏡によってこの分野の研究が本格化し、恒星表面や活動銀河中心核の高温プラズマの研究や星間物質による吸収線解析などが行われた。紫外線よりさらに波長の短い電磁波はX線、γ(ガンマ)線とよばれ、より高エネルギーな天体現象を観測するのに用いられる。
[家 正則]
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