設立(読み)セツリツ

デジタル大辞泉 「設立」の意味・読み・例文・類語

せつ‐りつ【設立】

[名](スル)組織施設制度などを新しくつくること。「財団設立する」「設立者」
[類語]設置設営常設併設私設公設発足発会生まれる誕生出来る結成創業創設創始創立新設開設開業始業

せつ‐りゅう〔‐リフ〕【設立】

[名](スル)せつりつ(設立)」に同じ。
国会を―し給いしより」〈鉄腸雪中梅

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精選版 日本国語大辞典 「設立」の意味・読み・例文・類語

せつ‐りつ【設立】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「りつ」は「立」の慣用音 ) 新しくつくり設けること。多く、会社機関などの組織を新しくつくることをいう。せつりゅう。
    1. [初出の実例]「国中に五権を設立する憲律なり」(出典:明治月刊(1868)〈大阪府編〉五)
    2. 「或は社会を設立し或は工場を興造し」(出典:国会論(1888)〈中江兆民〉)

せつ‐りゅう‥リフ【設立】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「りゅう」は「立」の正音、「りつ」は慣用音 ) =せつりつ(設立)〔音訓新聞字引(1876)〕
    1. [初出の実例]「遂に明治廿三年の本月本日に、国会を設立(セツリフ)し給ひしより」(出典:雪中梅(1886)〈末広鉄腸〉上)

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