贈答(読み)ゾウトウ

デジタル大辞泉 「贈答」の意味・読み・例文・類語

ぞう‐とう〔‐タフ〕【贈答】

[名](スル)品物・詩歌などをおくったり、おくり返したりすること。「書状を贈答する」「贈答品」
[類語]贈与寄贈寄付恵贈寄進勧進奉納奉加喜捨献金献納献本募金カンパ与える遣る贈る

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精選版 日本国語大辞典 「贈答」の意味・読み・例文・類語

ぞう‐とう‥タフ【贈答】

  1. 〘 名詞 〙 詩歌・手紙または品物などを、おくったり、おくり返したりすること。
    1. [初出の実例]「右田村大嬢坂上大嬢〈略〉于時姉妹諮問以歌贈答」(出典万葉集(8C後)四・七五九・左注)
    2. 「又火火出見の命に至りては、豊玉姫と贈答の歌あり」(出典:国歌八論(1742)歌源)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「贈答」の意味・わかりやすい解説

贈答
ぞうとう




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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「贈答」の意味・わかりやすい解説

贈答
ぞうとう

 
 M.  

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改訂新版 世界大百科事典 「贈答」の意味・わかりやすい解説

贈答 (ぞうとう)

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普及版 字通 「贈答」の読み・字形・画数・意味

【贈答】ぞうとう

礼物のやりとり。

字通「贈」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の贈答の言及

【贈物】より

…現代においても一方では前近代の虚礼,農村の陋習(ろうしゆう)といわれながらもいまだ根強く,H.ベフの調査(京都,1969‐70)によれば一世帯当り月平均8.1回の贈物をしその費用は月収の7.5%にのぼるという。ことに中元と歳暮は戦後ますます盛んとなりデパートを中心にその売上げは急増し,世界に類をみない民族的大贈答運動が繰り広げられている。
[日本]
 日本には謝罪・感謝・依頼あるいは愛情のしるしとして一時的になされる贈物のほか,中元・歳暮をはじめ年始・彼岸・節供など毎年定期的に繰り返される贈答,出産・年祝・結婚・葬式といった通過儀礼の際や病気・火事・新築・引越し・旅行などの際の贈答,およびそのお返しやおすそ分けなど慣習化された贈答の機会がきわめて多い。…

【憑】より

…長野県伊那谷ではタノムサマという神を田の際に祭る。 こうした農耕行事はすでに鎌倉時代には武家社会にもひろがり,互いに贈答をかわし祝う風習が盛んとなり,弊害もあったのか,将軍家へのものを除いて禁止の命令が鎌倉幕府から出された。同じころ公家社会でも行われていたことが花園天皇の日記にみえる。…

【中元】より


 

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※「贈答」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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