関野貞(読み)セキノタダシ

デジタル大辞泉 「関野貞」の意味・読み・例文・類語

せきの‐ただし【関野貞】

 
18681935調調  

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精選版 日本国語大辞典 「関野貞」の意味・読み・例文・類語

せきの‐ただし【関野貞】

 

(一)調調
 

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20世紀日本人名事典 「関野貞」の解説

関野 貞
セキノ タダシ

 

  





31215(1868)



10(1935)729



()



()28



()41



3438()413539西793退4(15)


 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「関野貞」の意味・わかりやすい解説

関野貞
せきのただし
(1867―1935)

建築家、建築史家。越後(えちご)(新潟県)高田に生まれる。1895年(明治28)帝国大学工科大学造家学科卒業。翌年奈良県技師となり、古社寺建築の研究および保存修理にあたる。1901年(明治34)以来東京帝国大学で教鞭(きょうべん)をとり、08年「平城京及大内裏考」で工学博士。再三、中国、朝鮮に渡り、古建築、古美術、遺跡の調査研究をし、その先駆となる。古社寺保存会、史蹟(しせき)名勝天然紀念物調査会等の委員を歴任。文化財の保護にも多大の業績を残す。主要著作に『韓国建築調査報告』『楽浪(らくろう)郡時代の遺蹟』など。没後門下の編集による論文集『日本の建築と芸術』『朝鮮の建築と芸術』『支那(しな)の建築と芸術』が刊行された。喜田貞吉(きたさだきち)との法隆寺再建非再建論争は著名である。代表的な建築作品には奈良県物産陳列所(1902。現奈良国立博物館仏教資料センター)がある。

[天田起雄]

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改訂新版 世界大百科事典 「関野貞」の意味・わかりやすい解説

関野貞 (せきのただし)
生没年:1867-1935(慶応3-昭和10)


18951920

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百科事典マイペディア 「関野貞」の意味・わかりやすい解説

関野貞【せきのただし】

 
調調西()7
 

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「関野貞」の解説

関野貞 せきの-ただし

1868*-1935 明治-昭和時代前期の建築史家。
慶応3年12月15日生まれ。奈良県技師をへて明治34年東京帝大助教授,大正9年教授。古社寺建築の研究,保存につとめ,明治38年法隆寺非再建論を発表し,論争。平城京跡の発見,朝鮮楽浪郡治址の確定,中国天竜山石窟の紹介などの業績をのこした。昭和10年7月29日死去。69歳。越後(えちご)(新潟県)出身。帝国大学卒。著作に「朝鮮古蹟図譜」など。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「関野貞」の意味・わかりやすい解説

関野貞
せきのただし

 
[]3(1867).12.15. 
[]1935.7.29.
調調 (191635)  (40)   

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367日誕生日大事典 「関野貞」の解説

関野 貞 (せきの ただし)

生年月日:1868年12月15日
明治時代-昭和時代の建築・美術史家。東京大学教授
1935年没

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世界大百科事典(旧版)内の関野貞の言及

【雲岡石窟】より


07E.西調2(1926)使()3844調16(195156)

【大極殿】より


9×5︿(18671935)殿

【平城宮】より

…平城京については,自製の測量器械で現地測量し,平城京の道路の痕跡が水田のあぜや農道に残されていることを確認し,その結果を《平城京大内裏跡坪割図》(1852)としてまとめたので,平城宮の位置もほぼ明らかになった。明治時代には関野貞(ただし)(1867‐1935)による現地踏査が行われ,平城宮は方1kmの正方形と推定された。関野の踏査は日清戦争直後に行われ,小字名に〈大黒の芝〉という名を残す土壇を発見して平城宮の大極殿の跡であると推定した。…

【法隆寺再建非再建論争】より


191899(18291906)(18341910)9(670)4西(708715)1905(18671935)(18771911)(18711939)1西使

※「関野貞」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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