(読み)クツ

デジタル大辞泉 「靴」の意味・読み・例文・類語

くつ【靴/履/×沓/×鞋/×舃】

 
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[]  

か【靴】[漢字項目]

常用漢字] [音](クヮ)(呉)(漢) [訓]くつ
〈カ〉くつ。「軍靴製靴半靴ほうか隔靴掻痒かっかそうよう
〈くつ(ぐつ)〉「靴音靴下靴墨雨靴革靴・木靴・短靴長靴半靴

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精選版 日本国語大辞典 「靴」の意味・読み・例文・類語

クヮ【靴・&JISFBA8;】

  1. 〘 名詞 〙か(靴)の沓(くつ)〔字鏡集(1245)〕
    1. [初出の実例]「少納言〈略〉あさき沓をはくべきに、くゎをはきたれば人々みなわらふ」(出典:春のみやまぢ(1280)八月一六日)
    2. [その他の文献]〔隋書‐礼儀志・七〕

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「靴」の意味・わかりやすい解説


くつ


()()()西西

 ()()()()

 ()()()()


歴史


()moccasin

 西()

 2000

 

 kothornus

 1014151230.5()cracowpoulaineclog

 16chopinsabot161718

 19鹿()1919

 20使1960


種類


(1)4pumpsshoesshort bootslong bootsVVflat shoesA(2)(3)()calf6使使使綿


製靴法


B

 (1) (a)Goodyear welt process 19002(b)silhouwelt process (a)(c)stitch-down process (d)California process 使(e)Mckay process (2) cemented process(3)Vulcanizing process (4) injection moulded system


サイズ

日本では以前、靴のサイズを寛永通宝(かんえいつうほう)一文(いちもん)銭の直径、2.42センチメートルを一文とする文数で表していたが、1962年(昭和37)にJIS(ジス)(日本工業規格。現、日本産業規格)で制定された。現行JIS(1983年制定、1998年改正)では、つまさきからかかとまでの長さを足長とし、センチメートルで表し、親指の付け根と小指の付け根を取り巻く長さである足囲(そくい)と、親指から小指に至るおのおのの付け根に接する垂線間の水平距離である足幅(そくふく)を、男子用(原則として12歳以上の男子)はA~G、女子用(原則として12歳以上の女子)はA~F、子ども用(原則として11歳以下の男児および女児)はB~Gの文字で表し、足長と足囲、または足長と足幅をあわせて表示する。

[田中俊子]

履き心地


()()()992080西西


手入れ法


()


習慣、故事、ことわざ


()()()()No man knows where the shoe pinches, but he who wears it.

 西西婿1


靴産業

西洋中世社会で、靴はたいせつな服飾品であり、製造には高い技術を要したことから、手工業ギルドの代表的な部門であった。しかし、機械加工技術の発展とともに機械による量産化が進み、今日では手工業によるものは特別な高級品に限定されるようになった。日本の西洋靴の製造は、兵部(ひょうぶ)省の要請によって1870年(明治3)に工場生産が東京・築地(つきじ)入舟町で西村勝三により始められた。1890年ごろには全体をミシンで縫えるようになり、その後、日本人の体型、習慣、風土に適したものがつくられるようになる。民需による本格的な産業として発展したのは第二次世界大戦後であり、急速な発展をみた。産地は東京、大阪、名古屋、大和郡山(やまとこおりやま)(奈良県)、神戸などに偏在し、中小企業が圧倒的に多い。機械による大量生産方式の発達は、この業界の構造を変えつつある。

[田中俊子]

『菅野英二郎著『靴』(1981・北隆館)』『R. T. WilcoxThe Mode in Foot Wear (1945, Charles Scribner's Sons, N.Y.)』


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改訂新版 世界大百科事典 「靴」の意味・わかりやすい解説

靴 (くつ)







 1233cm使

 110

2.4cm1959JIS6265︿︿width12


3


20001moccasin使便

 kothornoschopine16

 1430cm1463147015cm1618181846


4:710:1010:4︿mulleus6婿婿婿




 18611F.J.1861-6818692西西7287

 1868西190235西2018871872


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百科事典マイペディア 「靴」の意味・わかりやすい解説

靴【くつ】

 
()1619 西  

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「靴」の意味・わかりやすい解説


くつ

 
 ()  ()   

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デジタル大辞泉プラス 「靴」の解説

 
1927西  

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世界大百科事典(旧版)内のの言及

【くつ(沓∥履)】より


() 

【束帯】より


殿

【毛皮】より



※「靴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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