饗宴(読み)キョウエン

デジタル大辞泉 「饗宴」の意味・読み・例文・類語

きょうえん【饗宴】[書名]

 
︿Symposion
︿Convivio1304130714  

きょう‐えん〔キヤウ‐〕【×饗宴/享宴】

客をもてなすための宴会。「―を催す」
[補説]書名別項。→饗宴
[類語]盛宴祝宴

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精選版 日本国語大辞典 「饗宴」の意味・読み・例文・類語

きょう‐えんキャウ‥【饗宴・享宴・供キョウ宴】

 

(一)[1]    
(一)[]殿(833)
(二)[]
(二)[2] (  ) ( [] Symposion ) 
 

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「饗宴」の意味・わかりやすい解説

饗宴
きょうえん
Symposion


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「饗宴」の意味・わかりやすい解説

饗宴
きょうえん
Convivio

イタリアの詩人ダンテの哲学的論文。 1304~07年頃執筆。全体を 14章に分け,自作の愛の詩に注解を加える意図であったが,序論と3編のカンツォーネを扱った4章までで中断した。『神曲』にさきがけイタリア俗語で書いた点に大きな意味がある。

饗宴
きょうえん
Symposion

前 383年あるいは 385年の作と推定されるプラトン壮年期の対話篇。若い悲劇詩人アガトンの祝勝宴における列席者のエロス賛美の演説という構成をとる。このなかでソクラテスは6番目に,巫女ディオティマから聞いた話としてエロスの本性について述べ,エロスこそが,認識活動の原動力であり,対象としての美のイデアを目指すものであるとしている。

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世界大百科事典(旧版)内の饗宴の言及

【宴会】より


9︿

【もてなし】より



※「饗宴」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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