黄金伝説(読み)オウゴンデンセツ(英語表記)Legenda aurea

デジタル大辞泉 「黄金伝説」の意味・読み・例文・類語

おうごんでんせつ〔ワウゴンデンセツ〕【黄金伝説】

 
︿Legenda Aurea13
2119463GHQ  

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精選版 日本国語大辞典 「黄金伝説」の意味・読み・例文・類語

おうごんでんせつワウゴン‥【黄金伝説】

  1. ( [ラテン語] Legenda Aurea の訳語 ) 中世ヨーロッパのキリスト教国で最も流布した聖人伝。ジェノバの大司教ヤコブス=ア=ボラジネの編著に成ると言われ、信心を広めるのに役だったところから「黄金」の名が与えられた。

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改訂新版 世界大百科事典 「黄金伝説」の意味・わかりやすい解説

黄金伝説 (おうごんでんせつ)
Legenda aurea


13Legenda sanctorum15︿︿︿Speculum historialeJean de MaillyGesta sanctorum2801544012671313481477


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日本大百科全書(ニッポニカ) 「黄金伝説」の意味・わかりやすい解説

黄金伝説
おうごんでんせつ
Legenda Aurea ラテン語


()Jacobus de Voragine123098125566

 ()()15()()79



4197987

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百科事典マイペディア 「黄金伝説」の意味・わかりやすい解説

黄金伝説【おうごんでんせつ】

 
Legenda aurea︿︿  

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「黄金伝説」の解説

おうごんでんせつ【黄金伝説】

 
2931(1898)  

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「黄金伝説」の意味・わかりやすい解説

黄金伝説
おうごんでんせつ

黄金聖人伝」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の黄金伝説の言及

【聖人】より

…聖人の伝記は本来信仰を鼓舞するために教会で朗読されたのでレゲンダlegenda(〈読むべきもの〉の意)と呼ばれたが,奇跡譚の強調を通じてしだいに物語性を強めレゲンダ(伝説)化の傾向をたどった。13世紀,ジェノバ大司教ヤコブス・デ・ウォラギネの編集した《黄金伝説(レゲンダ・アウレア)》は,その集大成である。聖人伝の諸場面は,絵画や彫刻に移されて教会を飾った。…

【聖人伝】より

…カロリング朝時代には修道士による創作的伝記も盛んとなった。中世の聖人伝は歴史としての伝記を求めたのではなく宗教小説ともいえるものであり,この大成を13世紀の聖人伝集《黄金伝説》に見ることができる。 聖人伝研究は,16世紀のプロテスタントからの批判の前に歴史的正確さを求める必要に迫られ,ここに聖人伝学hagiographiaが成立した。…

【ラテン文学】より

…10世紀のオットー帝国もイタリア文化を尊重してラテン語を公用語にしたが,12世紀から13世紀にかけて再びルネサンス運動が起こって,ボローニャ,パリ,オックスフォードなど各地に相ついで大学が創設され,アベラール,トマス・アクイナス,R.ベーコンなどの大学者が登場した。このころに《ケンブリッジ歌謡集》《カルミナ・ブラーナ》などの詩集と,《黄金伝説》《ゲスタ・ロマノルム》などの伝説集が成立している。 14世紀はダンテ,ペトラルカ,ボッカッチョの世紀,イタリア・ルネサンスの前夜である。…

※「黄金伝説」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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