「いずも (護衛艦)」の版間の差分
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|現況 =現在、軽空母化に向けての1次改修工事が終了。 |
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|母港 = [[横須賀基地 (海上自衛隊)|横須賀]] |
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|所属 = [[第1護衛隊群]]第1護衛隊 |
|所属 = [[第1護衛隊群]]第1護衛隊 |
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|兵装 = [[ファランクス (火器)|高性能20 mm機関砲]]([[CIWS]]) × 2基<br />[[RAM (ミサイル)|SeaRAM]] [[艦対空ミサイル#近接防空ミサイル|近SAM]]システム × 2基 |
|兵装 = [[ファランクス (火器)|高性能20 mm機関砲]]([[CIWS]]) × 2基<br />[[RAM (ミサイル)|SeaRAM]] [[艦対空ミサイル#近接防空ミサイル|近SAM]]システム × 2基 |
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|搭載機 = [[SH-60J (航空機)|SH-60J]]/[[SH-60K (航空機)|K]]哨戒ヘリコプター × 7機<br/>[[アグスタウェストランド AW101#日本|MCH-101]]輸送ヘリコプター × 2機<br/>最大14機<ref name="sekan816" /> |
|搭載機 = [[SH-60J (航空機)|SH-60J]]/[[SH-60K (航空機)|K]]哨戒ヘリコプター × 7機<br/>[[アグスタウェストランド AW101#日本|MCH-101]]輸送ヘリコプター × 2機<br/>最大14機<ref name="sekan816" /> |
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F35B戦闘機×10機 |
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|C4I = [[海上自衛隊のC4Iシステム|OYQ-12]] [[戦術情報処理装置]] |
|C4I = [[海上自衛隊のC4Iシステム|OYQ-12]] [[戦術情報処理装置]] |
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|レーダー = [[FCS-3|OPS-50]] 対空<br />[[OPS-28]] 対水上<br />[[OPS-20]] 航海用 |
|レーダー = [[FCS-3|OPS-50]] 対空<br />[[OPS-28]] 対水上<br />[[OPS-20]] 航海用 |
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|その他 = 作業艇 |
|その他 = 作業艇 |
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'''﹁いずも﹂{{lang|en|(JS ''Izumo'', DDH-183)}}'''は、[[海上自衛隊]]の[[護衛艦#DDH|ヘリコプター搭載護衛艦︵DDH︶]]。[[いずも型護衛艦]]の[[ネームシップ|1番艦]]。艦名は[[令制国]]の[[出雲国]]に由来し、同じ読みの[[日本]][[艦艇]]としては[[大日本帝国海軍|旧海軍]]の[[出雲型装甲巡洋艦]]﹁[[出雲 (装甲巡洋艦)|出雲]]﹂に続き二代目、海上自衛隊の[[護衛艦]]としては初代である。
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'''﹁いずも﹂{{lang|en|(JS ''Izumo'', DDH-183)}}'''は、[[海上自衛隊]]の[[護衛艦#DDH|ヘリコプター搭載護衛艦︵DDH︶]]。現在、軽航空母艦への改装中。[[いずも型護衛艦]]の[[ネームシップ|1番艦]]。艦名は[[令制国]]の[[出雲国]]に由来し、同じ読みの[[日本]][[艦艇]]としては[[大日本帝国海軍|旧海軍]]の[[出雲型装甲巡洋艦]]﹁[[出雲 (装甲巡洋艦)|出雲]]﹂に続き二代目、海上自衛隊の[[護衛艦]]としては初代である。
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全長248.0 [[メートル|m]]で、[[艦載機]]発着用に艦首から艦尾まで全通式の[[飛行甲板]]発着用を備え<ref>[https://www.nhk.or.jp/politics/kotoba/18399.html 護衛艦「いずも」「かが」とは] [[日本放送協会|NHK]](2023年5月19日閲覧)</ref>、満載[[排水量]]は26,000トン。同じく全通甲板を備えた旧海軍艦艇との比較では、中型[[航空母艦]]([[正規空母]])である「[[蒼龍 (空母)|蒼龍]]」(227.5 m、20,295トン)を上回り、2019年時点、いずも型護衛艦2番艦の「[[かが (護衛艦)|かが]]」と共に海上自衛隊史上最大の[[自衛艦]]である。建造費用は1139億[[円 (通貨)|円]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.mod.go.jp/j/approach/hyouka/kouritsuka/rev_suishin/h24/pdf/r-sheet/0036.pdf|title= 平成23年度 行政事業レビューシート 事業番号0036 護衛艦(DDH)|accessdate=2020-07-11|date=2012|author=防衛省|format=PDF}}</ref>。海外メディアでは[[ヘリ空母]]と呼称・分類されることが多い<ref>{{lang|en|Adrian David, ‘[https://www.nst.com.my/news/nation/2019/05/491595/japan-deploys-heli-carrier-js-izumo-safeguard-indian-pacific-oceans Japan deploys heli carrier JS Izumo to safeguard Indian, Pacific Oceans]’, <cite>[[ニュー・ストレーツ・タイムズ|New Straits Times Online]]</cite>}}(2019年5月26日)2019年6月21日閲覧</ref>。 |
全長248.0 [[メートル|m]]で、[[艦載機]]発着用に艦首から艦尾まで全通式の[[飛行甲板]]発着用を備え<ref>[https://www.nhk.or.jp/politics/kotoba/18399.html 護衛艦「いずも」「かが」とは] [[日本放送協会|NHK]](2023年5月19日閲覧)</ref>、満載[[排水量]]は26,000トン。同じく全通甲板を備えた旧海軍艦艇との比較では、中型[[航空母艦]]([[正規空母]])である「[[蒼龍 (空母)|蒼龍]]」(227.5 m、20,295トン)を上回り、2019年時点、いずも型護衛艦2番艦の「[[かが (護衛艦)|かが]]」と共に海上自衛隊史上最大の[[自衛艦]]である。建造費用は1139億[[円 (通貨)|円]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.mod.go.jp/j/approach/hyouka/kouritsuka/rev_suishin/h24/pdf/r-sheet/0036.pdf|title= 平成23年度 行政事業レビューシート 事業番号0036 護衛艦(DDH)|accessdate=2020-07-11|date=2012|author=防衛省|format=PDF}}</ref>。海外メディアでは[[ヘリ空母]]と呼称・分類されることが多い<ref>{{lang|en|Adrian David, ‘[https://www.nst.com.my/news/nation/2019/05/491595/japan-deploys-heli-carrier-js-izumo-safeguard-indian-pacific-oceans Japan deploys heli carrier JS Izumo to safeguard Indian, Pacific Oceans]’, <cite>[[ニュー・ストレーツ・タイムズ|New Straits Times Online]]</cite>}}(2019年5月26日)2019年6月21日閲覧</ref>。 |
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[[2023年]]5月18日、横須賀に停泊中に[[第49回先進国首脳会議|G7広島サミット]]出席のため来日した[[リシ・スナク]]英国首相が[[井野俊郎]][[防衛副大臣]]とともに来艦し、甲板上で[[儀仗隊]]による[[栄誉礼]]で迎えた<ref>[https://www.sankei.com/article/20230518-U7XP2LATFNMO5DHFDY7AYZKDWI/ 英首相、護衛艦「いずも」視察]『産経新聞』朝刊2023年5月19日5面(同日閲覧)</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.mod.go.jp/j/approach/exchange/area/2023/20230518_gbr-j.html|title=リシ・スナク英国首相による護衛艦「いずも」視察について|date=2023-05-18|publisher=防衛省|accessdate=2023-05-31}}</ref>。 |
[[2023年]]5月18日、横須賀に停泊中に[[第49回先進国首脳会議|G7広島サミット]]出席のため来日した[[リシ・スナク]]英国首相が[[井野俊郎]][[防衛副大臣]]とともに来艦し、甲板上で[[儀仗隊]]による[[栄誉礼]]で迎えた<ref>[https://www.sankei.com/article/20230518-U7XP2LATFNMO5DHFDY7AYZKDWI/ 英首相、護衛艦「いずも」視察]『産経新聞』朝刊2023年5月19日5面(同日閲覧)</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.mod.go.jp/j/approach/exchange/area/2023/20230518_gbr-j.html|title=リシ・スナク英国首相による護衛艦「いずも」視察について|date=2023-05-18|publisher=防衛省|accessdate=2023-05-31}}</ref>。 |
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同年5月31日、令和5年度インド太平洋方面派遣︵IPD23︶に参加するため横須賀を出港した<ref>{{Cite tweet|user=JMSDF_PAO|number=1663845444068478982|title= 令和5度インド太平洋方面派遣︵IPD23︶護衛艦 いずも が横須賀を出港しました。|date=2023-05-31 |accessdate=2023-05-31|author=防衛省 海上自衛隊}}</ref>。第1水上部隊として護衛艦﹁[[さみだれ (護衛艦)|さみだれ]]﹂﹁[[しらぬい (護衛艦)|しらぬい]]﹂及び搭載航空機4機とともに﹁自由で開かれたインド太平洋﹂の実現に資するべく、インド太平洋地域の各国海軍等との共同訓練等を実施する予定<ref>[https://www.mod.go.jp/msdf/release/202304/20230418.pdf 令和5年度インド太平洋方面派遣︵IPD23︶について 海上幕僚監部︵2023年4月18日︶]</ref>。同年6月8日から10日にかけて、﹁さみだれ﹂とともに米海軍﹁[[ロナルド・レーガン (空母)|ロナルド・レーガン]]﹂及び﹁[[ニミッツ (空母)|ニミッツ]]﹂空母打撃群、[[B-52 (航空機)|B-52戦略爆撃機]]、フランス海軍フリゲート﹁[[アキテーヌ級駆逐艦|ロレーヌ]]﹂と沖縄東方海域において日米仏共同訓練を実施した<ref>{{Cite tweet|user=JMSDF_SDF|number=1668163184900050944|title= 6月8日~10日、護衛艦﹁いずも﹂及び﹁さみだれ﹂は、﹁RONALD REAGAN﹂﹁NIMITZ﹂空母打撃群、﹁B-52戦略爆撃機﹂及び ﹁FS LORRAINE﹂とともに、沖縄東方海域において日米仏共同訓練を実施しました。|date=2023-06-12|accessdate=2023-06-15|author=海上自衛隊 自衛艦隊︵公式︶}}</ref>。引き続き6月10日から14日には﹁ロナルド・レーガン﹂空母打撃群、カナダ海軍フリゲート﹁[[モントリオール (フリゲート・2代)|モントリオール]]﹂、フランス海軍フリゲート﹁ロレーヌ﹂と沖縄南方海域から南シナ海に至る海空域において、日米加仏共同訓練を実施した<ref>{{Cite tweet|user=JMSDF_SDF|number=1669254618885537792|title= 6月10日~14日、護衛艦﹁いずも﹂及び﹁さみだれ﹂は、﹁RONALD REAGAN﹂空母打撃群、﹁MONTREAL﹂及び﹁LORRAINE﹂とともに、沖縄南方海域から南シナ海に至る海空域において、日米加仏共同訓練を実施しました。|date=2023-06-15|accessdate=2023-06-15|author=海上自衛隊 自衛艦隊︵公式︶}}</ref>。6月14日から6月19日にかけて、南シナ海において米海軍駆逐艦﹁[[ラファエル・ペラルタ (ミサイル駆逐艦)|ラファエル・ペラルタ]]﹂、カナダ海軍フリゲート﹁モントリオール﹂と日米加共同訓練︵ノーブル・レイブン23︶を実施した<ref>[https://www.mod.go.jp/msdf/release/202306/20230620_01.pdf 日米加共同訓練︵ノーブル・レイブン23︶について] 海上幕僚監部︵2023年6月20日︶</ref>。20日には[[ベトナム]]の[[カムラン湾]]国際港に﹁さみだれ﹂とともに寄港し、同国政府関係者や日本のマスメディアを招いて艦内見学や記者会見を、第1護衛隊群司令の西山高広海将補が行なった<ref>﹁[https://www.tokyo-np.co.jp/article/257845 海自最大護衛艦 ベトナムに寄港 中国けん制か]﹂﹃東京新聞﹄朝刊2023年6月21日国際面掲載の[[共同通信]]記事︵同日閲覧︶</ref>。23日に出港後、[[ベトナム人民海軍]]フリゲート﹁[[ゲパルト型フリゲート|リータイトー]]﹂と日越親善訓練を実施した<ref>{{Cite web|和書|title= IPD23第1水上部隊︵護衛艦﹁いずも﹂・﹁さみだれ﹂︶のベトナム社会主義共和国カムランへの寄港について|publisher=海上自衛隊 自衛艦隊 オフィシャルサイト |date=2023-06-26|url=https://www.mod.go.jp/msdf/sf/news/2023/06/0626_1.html|accessdate=2023-06-26}}</ref>。6月24日・25日、南シナ海において、オーストラリア海軍フリゲート﹁[[アンザック (フリゲート)|アンザック]]﹂及びオーストラリア空軍P-8Aと対水上戦、対空戦、LINKEX等の日豪共同訓練︵トライデント23︶を実施した<ref>[https://www.mod.go.jp/msdf/release/202306/20230627_02.pdf 日豪共同訓練︵トライデント23︶について] 海上幕僚監部︵2023年6月27日︶</ref>。同年7月20日から8月4日にかけて、IPD23第2水上部隊の﹁[[しもきた (輸送艦・2代)|しもきた]]﹂・[[LCAC]]2隻とともに、[[オーストラリア連邦]][[クイーンズランド州]]ミッジポイント及びスタネージ並びに同周辺海空域において実施される米豪主催多国間共同訓練︵タリスマン・セイバー23︶に参加した。参加部隊は他に、[[陸上自衛隊]][[水陸機動団]]・[[第1ヘリコプター団]]、[[米海軍]][[強襲揚陸艦]]﹁[[アメリカ (強襲揚陸艦)|アメリカ]]﹂、[[ドック型輸送揚陸艦]]﹁[[グリーン・ベイ (ドック型輸送揚陸艦)|グリーンベイ]]﹂・﹁ニューオーリンズ﹂、[[米海兵隊]][[第31海兵遠征部隊|第31海兵機動展開部隊]]等が参加し、水陸両用作戦訓練を実施した<ref>[https://www.mod.go.jp/msdf/release/202307/20230703.pdf 米豪主催多国間共同訓練︵タリスマン・セイバー23︶への参加について 海上幕僚監部︵2023年7月3日︶]</ref>。同年8月24日、﹁さみだれ﹂とともに[[マニラ]]周辺訓練海空域において実施された日米豪比共同訓練に参加した。他に米海軍[[沿海域戦闘艦]]﹁[[インディペンデンス級沿海域戦闘艦|モービル]]﹂、オーストラリア海軍[[強襲揚陸艦]]﹁[[キャンベラ級強襲揚陸艦|キャンベラ]]﹂、フリゲート﹁アンザック﹂、[[オーストラリア空軍]][[F-35 (戦闘機)|F-35A]]、[[フィリピン海軍]]揚陸艦﹁{{仮リンク|ダバオ・デル・スール|en|BRP Davao del Sur (LD-602)}}﹂が参加し、洋上補給、PHOTOEXを実施した<ref>[https://www.mod.go.jp/msdf/release/202308/20230825_02.pdf 日米豪比共同訓練について 海上幕僚監部︵2023年8月25日︶]</ref>。
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同年5月31日、令和5年度インド太平洋方面派遣︵IPD23︶に参加するため横須賀を出港した<ref>{{Cite tweet|user=JMSDF_PAO|number=1663845444068478982|title= 令和5度インド太平洋方面派遣︵IPD23︶護衛艦 いずも が横須賀を出港しました。|date=2023-05-31 |accessdate=2023-05-31|author=防衛省 海上自衛隊}}</ref>。第1水上部隊として護衛艦﹁[[さみだれ (護衛艦)|さみだれ]]﹂﹁[[しらぬい (護衛艦)|しらぬい]]﹂及び搭載航空機4機とともに﹁自由で開かれたインド太平洋﹂の実現に資するべく、インド太平洋地域の各国海軍等との共同訓練等を実施する予定<ref>[https://www.mod.go.jp/msdf/release/202304/20230418.pdf 令和5年度インド太平洋方面派遣︵IPD23︶について 海上幕僚監部︵2023年4月18日︶]</ref>。同年6月8日から10日にかけて、﹁さみだれ﹂とともに米海軍﹁[[ロナルド・レーガン (空母)|ロナルド・レーガン]]﹂及び﹁[[ニミッツ (空母)|ニミッツ]]﹂空母打撃群、[[B-52 (航空機)|B-52戦略爆撃機]]、フランス海軍フリゲート﹁[[アキテーヌ級駆逐艦|ロレーヌ]]﹂と沖縄東方海域において日米仏共同訓練を実施した<ref>{{Cite tweet|user=JMSDF_SDF|number=1668163184900050944|title= 6月8日~10日、護衛艦﹁いずも﹂及び﹁さみだれ﹂は、﹁RONALD REAGAN﹂﹁NIMITZ﹂空母打撃群、﹁B-52戦略爆撃機﹂及び ﹁FS LORRAINE﹂とともに、沖縄東方海域において日米仏共同訓練を実施しました。|date=2023-06-12|accessdate=2023-06-15|author=海上自衛隊 自衛艦隊︵公式︶}}</ref>。引き続き6月10日から14日には﹁ロナルド・レーガン﹂空母打撃群、カナダ海軍フリゲート﹁[[モントリオール (フリゲート・2代)|モントリオール]]﹂、フランス海軍フリゲート﹁ロレーヌ﹂と沖縄南方海域から南シナ海に至る海空域において、日米加仏共同訓練を実施した<ref>{{Cite tweet|user=JMSDF_SDF|number=1669254618885537792|title= 6月10日~14日、護衛艦﹁いずも﹂及び﹁さみだれ﹂は、﹁RONALD REAGAN﹂空母打撃群、﹁MONTREAL﹂及び﹁LORRAINE﹂とともに、沖縄南方海域から南シナ海に至る海空域において、日米加仏共同訓練を実施しました。|date=2023-06-15|accessdate=2023-06-15|author=海上自衛隊 自衛艦隊︵公式︶}}</ref>。6月14日から6月19日にかけて、南シナ海において米海軍駆逐艦﹁[[ラファエル・ペラルタ (ミサイル駆逐艦)|ラファエル・ペラルタ]]﹂、カナダ海軍フリゲート﹁モントリオール﹂と日米加共同訓練︵ノーブル・レイブン23︶を実施した<ref>[https://www.mod.go.jp/msdf/release/202306/20230620_01.pdf 日米加共同訓練︵ノーブル・レイブン23︶について] 海上幕僚監部︵2023年6月20日︶</ref>。20日には[[ベトナム]]の[[カムラン湾]]国際港に﹁さみだれ﹂とともに寄港し、同国政府関係者や日本のマスメディアを招いて艦内見学や記者会見を、第1護衛隊群司令の西山高広海将補が行なった<ref>﹁[https://www.tokyo-np.co.jp/article/257845 海自最大護衛艦 ベトナムに寄港 中国けん制か]﹂﹃東京新聞﹄朝刊2023年6月21日国際面掲載の[[共同通信]]記事︵同日閲覧︶</ref>。23日に出港後、[[ベトナム人民海軍]]フリゲート﹁[[ゲパルト型フリゲート|リータイトー]]﹂と日越親善訓練を実施した<ref>{{Cite web|和書|title= IPD23第1水上部隊︵護衛艦﹁いずも﹂・﹁さみだれ﹂︶のベトナム社会主義共和国カムランへの寄港について|publisher=海上自衛隊 自衛艦隊 オフィシャルサイト |date=2023-06-26|url=https://www.mod.go.jp/msdf/sf/news/2023/06/0626_1.html|accessdate=2023-06-26}}</ref>。6月24日・25日、南シナ海において、オーストラリア海軍フリゲート﹁[[アンザック (フリゲート)|アンザック]]﹂及びオーストラリア空軍P-8Aと対水上戦、対空戦、LINKEX等の日豪共同訓練︵トライデント23︶を実施した<ref>[https://www.mod.go.jp/msdf/release/202306/20230627_02.pdf 日豪共同訓練︵トライデント23︶について] 海上幕僚監部︵2023年6月27日︶</ref>。同年7月20日から8月4日にかけて、IPD23第2水上部隊の﹁[[しもきた (輸送艦・2代)|しもきた]]﹂・[[LCAC]]2隻とともに、[[オーストラリア連邦]][[クイーンズランド州]]ミッジポイント及びスタネージ並びに同周辺海空域において実施される米豪主催多国間共同訓練︵タリスマン・セイバー23︶に参加した。参加部隊は他に、[[陸上自衛隊]][[水陸機動団]]・[[第1ヘリコプター団]]、[[米海軍]][[強襲揚陸艦]]﹁[[アメリカ (強襲揚陸艦)|アメリカ]]﹂、[[ドック型輸送揚陸艦]]﹁[[グリーン・ベイ (ドック型輸送揚陸艦)|グリーンベイ]]﹂・﹁ニューオーリンズ﹂、[[米海兵隊]][[第31海兵遠征部隊|第31海兵機動展開部隊]]等が参加し、水陸両用作戦訓練を実施した<ref>{{PDFlink|[https://www.mod.go.jp/msdf/release/202307/20230703.pdf 米豪主催多国間共同訓練︵タリスマン・セイバー23︶への参加について 海上幕僚監部︵2023年7月3日︶]}}</ref>。同年8月24日、﹁さみだれ﹂とともに[[マニラ]]周辺訓練海空域において実施された日米豪比共同訓練に参加した。他に米海軍[[沿海域戦闘艦]]﹁[[インディペンデンス級沿海域戦闘艦|モービル]]﹂、オーストラリア海軍[[強襲揚陸艦]]﹁[[キャンベラ級強襲揚陸艦|キャンベラ]]﹂、フリゲート﹁アンザック﹂、[[オーストラリア空軍]][[F-35 (戦闘機)|F-35A]]、[[フィリピン海軍]]揚陸艦﹁{{仮リンク|ダバオ・デル・スール|en|BRP Davao del Sur (LD-602)}}﹂が参加し、洋上補給、PHOTOEXを実施した<ref>{{PDFlink|[https://www.mod.go.jp/msdf/release/202308/20230825_02.pdf 日米豪比共同訓練について 海上幕僚監部︵2023年8月25日︶]}}</ref>。
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同年9月5日・6日、沖縄南方訓練空海域において﹁さみだれ﹂、潜水艦︵IPD23潜水艦部隊︶とともに日米加共同訓練︵ノーブル・スティングレイ︶に参加した。米海軍駆逐艦﹁[[ラルフ・ジョンソン (ミサイル駆逐艦)|ラルフ・ジョンソン]]﹂、カナダ海軍フリゲート﹁オタワ﹂が参加し、各種戦術訓練︵対潜戦等︶、PHOTOEXを実施した<ref>[https://www.mod.go.jp/msdf/release/202309/20230908.pdf 日米加共同訓練︵ノーブル・スティングレイ︶について 海上幕僚監部︵2023年9月8日︶]</ref>。同年9月12日、横須賀基地に帰国した<ref>{{Cite tweet|user=JMSDF_SDF|number=1701851962868994465|title= 9月12日、令和5年度インド太平洋方面派遣(IPD23) 第1水上部隊の護衛艦﹁いずも﹂は横須賀基地に帰国しました。|date=2023-09-13|accessdate=2023-09-22|author=海上自衛隊 自衛艦隊︵公式︶}}</ref>。
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同年9月5日・6日、沖縄南方訓練空海域において﹁さみだれ﹂、潜水艦︵IPD23潜水艦部隊︶とともに日米加共同訓練︵ノーブル・スティングレイ︶に参加した。米海軍駆逐艦﹁[[ラルフ・ジョンソン (ミサイル駆逐艦)|ラルフ・ジョンソン]]﹂、カナダ海軍フリゲート﹁オタワ﹂が参加し、各種戦術訓練︵対潜戦等︶、PHOTOEXを実施した<ref>{{PDFlink|[https://www.mod.go.jp/msdf/release/202309/20230908.pdf 日米加共同訓練︵ノーブル・スティングレイ︶について 海上幕僚監部︵2023年9月8日︶]}}</ref>。同年9月12日、横須賀基地に帰国した<ref>{{Cite tweet|user=JMSDF_SDF|number=1701851962868994465|title= 9月12日、令和5年度インド太平洋方面派遣(IPD23) 第1水上部隊の護衛艦﹁いずも﹂は横須賀基地に帰国しました。|date=2023-09-13|accessdate=2023-09-22|author=海上自衛隊 自衛艦隊︵公式︶}}</ref>。
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[[2024年]][[6月3日]]、インド太平洋方面派遣第2水上部隊として横須賀を出港した<ref>{{Cite tweet|user=JMSDF_PAO|number=1797482641165635690|title= 6月3日、インド太平洋方面派遣 IPD24 第2水上部隊 護衛艦 いずも 及び護衛艦 はぐろ が横須賀を出港しました。|date=2024-06-03|accessdate=2024-06-03|author= 防衛省 海上自衛隊 }}</ref>。同年6月16日、[[パラオ]]沖において[[海上保安庁]][[練習船]]﹁[[こじま (巡視船・3代)|こじま]]﹂と共同訓練を実施した。訓練項目は通信訓練およびPHOTOEX<ref>{{PDFlink|[https://www.mod.go.jp/msdf/release/202406/20240617_02.pdf 海上保安庁との共同訓練について 海上幕僚監部︵2024年6月17日︶]}}</ref>。同年6月21日、グアム沖の訓練海空域において米海軍駆逐艦﹁ラファエル・ペラルタ﹂と日米共同訓練︵ノーブル・レイヴン24‐2︶を実施した。訓練項目は各種戦術訓練︵LINKEX︶、人員交流及びPHOTOEX<ref>{{PDFlink|[https://www.mod.go.jp/msdf/release/202406/20240624_02.pdf 日米共同訓練︵ノーブル・レイヴン24-2︶について 海上幕僚監部︵2024年6月24日︶]}}</ref>。。
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⚫ | 横須賀停泊中の「いずも」上空を後方から前方へ航過した小型[[無人航空機]](ドローン)で撮影したと称する約20秒の動画が2024年3月26日に中国の[[動画共有サービス|動画投稿サイト]]で公開され、防衛省が捏造の可能性を含めて調査した結果、同年5月9日に実際に撮影された可能性が高いとの分析結果を発表した<ref name=産経202405091>[https://www.sankei.com/article/20240509-XUHCKCH4ARPKPBHYO5TXK65CJM/ ドローン接近 護衛艦撮影/防衛省分析「極めて深刻」警備強化]『[[産経新聞]]』朝刊2024年5月10日1面</ref>。横須賀基地上空は[[重要施設の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止に関する法律|小型無人機等飛行禁止法]]により無許可でドローンを飛ばすことができない<ref name=産経202405091/>。海自は平時から電波 |
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== 歴代艦長 == |
== 歴代艦長 == |
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数字は西暦の年月日 |
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{|class="wikitable" |
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|+歴代艦長(特記ない限り[[大佐#自衛隊|1等海佐]]) |
|+歴代艦長(特記ない限り[[大佐#自衛隊|1等海佐]]) |
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!colspan="7"|[[艤装]]員長 |
!colspan="7"|[[艤装]]員長 |
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|style="text-align:center"|-||吉野 敦||2013.8.6 - 2015.3.24 ||[[広島修道大学|広修大]]・<br />36期[[海上自衛隊幹部候補生学校|幹候]]<ref>[[防衛大学校|防大]]29期相当</ref>|| |
|style="text-align:center"|-||吉野 敦||2013.8.6 - 2015.3.24 ||[[広島修道大学|広修大]]・<br />36期[[海上自衛隊幹部候補生学校|幹候]]<ref>[[防衛大学校|防大]]29期相当</ref>||[[おおなみ (護衛艦・2代)|おおなみ]]艦長<br />→2013.3.22 護衛艦隊司令部付 ||いずも艦長 || |
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!colspan="7"| 艦長 |
!colspan="7"| 艦長 |
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|{{0}}1||吉野 敦||2015.3.25 - 2016.3.27 ||広修大・<br />36期幹候|| |
|{{0}}1||吉野 敦||2015.3.25 - 2016.3.27 ||広修大・<br />36期幹候||いずも艤装員長||[[護衛艦隊]]司令部勤務|| |
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|{{0}}2||甲斐義博||2016.3.28 - 2018.4.1||防大31期||[[統合幕僚学校]]教育課<br />第1教官室学校教官||佐世保海上訓練指導隊司令|| |
|{{0}}2||甲斐義博||2016.3.28 - 2018.4.1||防大31期||[[統合幕僚学校]]教育課<br />第1教官室学校教官||佐世保海上訓練指導隊司令|| |
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|{{0}}4||川内健治||2020.8.28 - 2022.1.11||防大34期||[[海上訓練指導隊群]]司令部首席幕僚||護衛艦隊司令部勤務<br />→2022.2.2 水上戦術開発指導隊司令|| |
|{{0}}4||川内健治||2020.8.28 - 2022.1.11||防大34期||[[海上訓練指導隊群]]司令部首席幕僚||護衛艦隊司令部勤務<br />→2022.2.2 水上戦術開発指導隊司令|| |
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|{{0}}5||小城尚徳||2022.1.12 - 2023.3.30||防大38期|| |
|{{0}}5||小城尚徳||2022.1.12 - 2023.3.30||防大38期||[[かしま (練習艦)|かしま]]艦長<br />→2021.11.29 護衛艦隊司令部勤務||水上戦術開発指導隊司令|| |
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|{{0}}6||城 武昌||2023.3.31 - ||防大37期||第1海上訓練支援隊司令<br />→2023.3.27 護衛艦隊司令部勤務|| || |
|{{0}}6||城 武昌||2023.3.31 - 2024.5.12||防大37期||第1海上訓練支援隊司令<br />→2023.3.27 護衛艦隊司令部勤務||護衛艦隊司令部勤務<br />→2024.6.20 第2護衛隊司令 || |
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|{{0}}7||石寺隆彦||2024.5.13 - ||防大39期||[[きりしま (護衛艦)|きりしま]]艦長|| || |
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海上自衛隊としては初となる衛生士が配属された︵[[衛生兵|衛生員]]は以前より存在していた︶<ref name="mamor201601">﹃[[MAMOR]]﹄VOL.107 2016年1月号︵[[扶桑社]]︶10-20頁</ref>。初配置された衛生士は女性であり<ref name="mamor201601"/>、[[准看護師]]と[[臨床検査技師]]の資格を持ち、部下として[[看護師]]、[[診療放射線技師]]、[[救急救命士]]の資格を持つ衛生員が乗艦した<ref name="mamor201601"/>。
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海上自衛隊としては初となる衛生士が配属された︵[[衛生兵|衛生員]]は以前より存在していた︶<ref name="mamor201601">﹃[[MAMOR]]﹄VOL.107 2016年1月号︵[[扶桑社]]︶10-20頁</ref>。初配置された衛生士は女性であり<ref name="mamor201601"/>、[[准看護師]]と[[臨床検査技師]]の資格を持ち、部下として[[看護師]]、[[診療放射線技師]]、[[救急救命士]]の資格を持つ衛生員が乗艦した<ref name="mamor201601"/>。
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⚫ | 横須賀停泊中の「いずも」上空を後方から前方へ航過した小型[[無人航空機]](ドローン)で撮影したと称する約20秒の動画が2024年3月26日に中国の[[動画共有サービス|動画投稿サイト]]で公開され、防衛省が捏造の可能性を含めて調査した結果、同年5月9日に実際に撮影された可能性が高いとの分析結果を発表した<ref name=産経202405091>[https://www.sankei.com/article/20240509-XUHCKCH4ARPKPBHYO5TXK65CJM/ ドローン接近 護衛艦撮影/防衛省分析「極めて深刻」警備強化]『[[産経新聞]]』朝刊2024年5月10日1面</ref>。横須賀基地上空は[[重要施設の周辺地域の上空における小型無人機等の飛行の禁止に関する法律|小型無人機等飛行禁止法]]により無許可でドローンを飛ばすことができない<ref name=産経202405091/>。海自は平時から電波を検知するなどして監視・警戒していたが、ドローン侵入を防ぐことはできなかった<ref>「[https://www.sankei.com/article/20240509-OXJKPA36NVIP7BDW4I4UBZPQME/ 護衛艦ドローン撮影/海自 監視の不備露呈]」『産経新聞』朝刊2024年5月10日2面</ref>。 |
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== 空母化構想 == |
== 空母化構想 == |
2024年7月6日 (土) 00:31時点における最新版
いずも | |
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![]() 護衛艦「いずも」(2021年10月3日) | |
基本情報 | |
建造所 | ジャパンマリンユナイテッド横浜事業所磯子工場 |
運用者 |
![]() |
艦種 | ヘリコプター搭載護衛艦(DDH) |
級名 | いずも型護衛艦 |
建造費 | 1208億円(初度費込) |
母港 | 横須賀 |
所属 | 第1護衛隊群第1護衛隊 |
艦歴 | |
計画 | 平成22年度計画 |
発注 | 2010年 |
起工 | 2012年1月27日 |
進水 | 2013年8月6日 |
竣工 | 2014年9月22日(公試) |
就役 | 2015年3月25日 |
現況 | 現在、軽空母化に向けての1次改修工事が終了。 |
要目 | |
基準排水量 | 19,500トン |
満載排水量 | 26,000トン |
全長 | 248.0 m |
最大幅 | 38.0 m |
深さ | 23.5 m |
吃水 | 7.1 m[1] |
機関 | COGAG方式 |
主機 | IHILM2500IEC型ガスタービン × 4基 |
出力 | 112,000仏馬力 (82 MW) |
推進器 | スクリュープロペラ × 2軸 |
最大速力 | 30ノット |
乗員 | 520名(うち司令部要員50名)+長期宿泊可能者450名[1] |
搭載能力 |
貨油 3300 kL 3 1/2tトラック × 50台 |
兵装 |
高性能20 mm機関砲(CIWS) × 2基 SeaRAM 近SAMシステム × 2基 |
搭載機 | F35B戦闘機×10機 |
C4ISTAR | OYQ-12 戦術情報処理装置 |
レーダー |
OPS-50 対空 OPS-28 対水上 OPS-20 航海用 |
ソナー | OQQ-23 ソナーシステム |
電子戦・ 対抗手段 |
NOLQ-3D-1 電波探知妨害装置 Mk.137 デコイ発射機 × 6基 OLQ-1 魚雷防御装置 × 1式 |
その他 | 作業艇 |
艦歴[編集]
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/29/DDH-183_%E3%81%84%E3%81%9A%E3%82%82%281%29.jpg/250px-DDH-183_%E3%81%84%E3%81%9A%E3%82%82%281%29.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/13/Izumo_vertrekt_uit_Yokohama_voor_deelname_aan_de_vlootschouw_2015%2C_-18_oktober_2015_a.jpg/250px-Izumo_vertrekt_uit_Yokohama_voor_deelname_aan_de_vlootschouw_2015%2C_-18_oktober_2015_a.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/9d/DDH-181_Izumo%EF%BC%86DD-101_Murasame%EF%BC%86DD-108_Akebono.jpg/250px-DDH-181_Izumo%EF%BC%86DD-101_Murasame%EF%BC%86DD-108_Akebono.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/97/JS_Ise%EF%BC%88DDH-182%EF%BC%89%EF%BC%86JS_Izumo%EF%BC%88DDH-183%EF%BC%89conducted_joint_exercises_with_the_HMS_Queen_Elizabeth_strike_group.jpg/250px-JS_Ise%EF%BC%88DDH-182%EF%BC%89%EF%BC%86JS_Izumo%EF%BC%88DDH-183%EF%BC%89conducted_joint_exercises_with_the_HMS_Queen_Elizabeth_strike_group.jpg)
歴代艦長[編集]
代 | 氏名 | 在任期間 | 出身校・期 | 前職 | 後職 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
艤装員長 | ||||||
- | 吉野 敦 | 2013.8.6 - 2015.3.24 | 広修大・ 36期幹候[79] |
おおなみ艦長 →2013.3.22 護衛艦隊司令部付 |
いずも艦長 | |
艦長 | ||||||
1 | 吉野 敦 | 2015.3.25 - 2016.3.27 | 広修大・ 36期幹候 |
いずも艤装員長 | 護衛艦隊司令部勤務 | |
2 | 甲斐義博 | 2016.3.28 - 2018.4.1 | 防大31期 | 統合幕僚学校教育課 第1教官室学校教官 |
佐世保海上訓練指導隊司令 | |
3 | 本山勝善 | 2018.4.2 - 2020.8.27 | 防大34期 | 海上幕僚監部総務部総務課渉外班長 | 護衛艦隊司令部勤務 →2020.12.1 水上戦術開発指導隊司令 |
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4 | 川内健治 | 2020.8.28 - 2022.1.11 | 防大34期 | 海上訓練指導隊群司令部首席幕僚 | 護衛艦隊司令部勤務 →2022.2.2 水上戦術開発指導隊司令 |
|
5 | 小城尚徳 | 2022.1.12 - 2023.3.30 | 防大38期 | かしま艦長 →2021.11.29 護衛艦隊司令部勤務 |
水上戦術開発指導隊司令 | |
6 | 城 武昌 | 2023.3.31 - 2024.5.12 | 防大37期 | 第1海上訓練支援隊司令 →2023.3.27 護衛艦隊司令部勤務 |
護衛艦隊司令部勤務 →2024.6.20 第2護衛隊司令 |
|
7 | 石寺隆彦 | 2024.5.13 - | 防大39期 | きりしま艦長 |
艦名[編集]
その他[編集]
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/0/08/Izumo_logo.png/220px-Izumo_logo.png)
横須賀停泊中のドローン接近・撮影[編集]
横須賀停泊中の﹁いずも﹂上空を後方から前方へ航過した小型無人航空機︵ドローン︶で撮影したと称する約20秒の動画が2024年3月26日に中国の動画投稿サイトで公開され、防衛省が捏造の可能性を含めて調査した結果、同年5月9日に実際に撮影された可能性が高いとの分析結果を発表した[86]。横須賀基地上空は小型無人機等飛行禁止法により無許可でドローンを飛ばすことができない[86]。海自は平時から電波を検知するなどして監視・警戒していたが、ドローン侵入を防ぐことはできなかった[87]。空母化構想[編集]
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/11/F-35B_of_the_U.S._Marine_Corps%2C_which_departs_and_arrives_at_JS_Izumo_10-03-2021.jpg/250px-F-35B_of_the_U.S._Marine_Corps%2C_which_departs_and_arrives_at_JS_Izumo_10-03-2021.jpg)
脚注[編集]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 船舶の情報と現在位置 - MarineTraffic.com
- 【ロング版】護衛艦「いずも」での発着艦検証作業 防衛省 海上自衛隊 公式チャンネル