大相撲
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大相撲︵おおずもう︶
(一)日本相撲協会が主催するプロの相撲興行のこと。︵後述︶
(二)がっぷりと四つに組んだ力士同士の力が拮抗して、なかなか決着がつかない相撲の取組のこと。
大相撲
プロスポーツとしての大相撲では、公式対戦である本場所は年間6回行われる。本場所のない時期には、地方巡業を行う。海外に巡業を行うこともある。 大相撲では、成績などを考慮して大きく三つのクラス分けがされ、このクラス内で対戦をするのが基本である。クラス内の地位は﹁番付﹂と呼ばれる。階級・本場所の流れ
最上位リーグである﹁幕内﹂︵幕の内︶は、番付上位から横綱・大関・関脇・小結・前頭となる。﹁三役﹂とは、小結以上を指し、前頭は﹁平幕﹂と呼ぶことが多い。中入り︵幕内力士の土俵入り︶の後、日本時間で16:15頃から最初の取り組みが行われ、千秋楽を除いては大体18:00前後に全取り組みが終わる。1日の最後の取り組みを﹁結び(の一番)﹂と呼ぶ。又、全取り組み終了後に﹁弓取り式﹂が行われ、これが終わった時点でその日の日程は終了︵このことを﹁打ち出し﹂と呼ぶ︶となる。 ﹁幕内﹂に続く中位リーグが﹁十両︵十枚目とも呼ぶ︶﹂で、いわゆる関取とは幕内と十両の力士を指す。15:00頃から16:00頃(日本時間)に行われる。 下位リーグが﹁幕下﹂、﹁三段目﹂、﹁序二段﹂、﹁序ノ口﹂となっており、新規入門力士が多く所属している。上位クラスを目指そうと、10:00頃から始まり、15:00頃まで(日本時間)取り組みが行われている。 幕内と十両では1場所で1人15番、幕下以下は1人7番の取り組みを行い勝利数で優勝者を決める。リーグは総当たりではなく、本割りで同じ部屋の力士または兄弟同士の取り組みは組まれない、場所中の取り組みで白星︵勝利︶を多く重ねてくると、対戦相手に上位の力士を割り当てられる、などの決まりがある。伝統とそれによる問題点
大相撲は、力士が髷︵まげ︶を結って和装をしたり、また土俵上への女性の立ち入りを認めない︵大阪府の太田房江知事による知事賞の直接授与が認められない︶など、良くも悪くも日本の伝統文化が色濃く残っている。本場所一覧
●1月: 一月場所︵初場所︶ - 両国国技館 ●3月: 三月場所︵春場所、大阪場所︶ - 大阪府立体育館 ●5月: 五月場所︵夏場所︶ - 両国国技館 ●7月: 七月場所︵名古屋場所︶ - 愛知県体育館 ●9月: 九月場所︵秋場所︶ - 両国国技館 ●11月: 十一月場所︵九州場所、福岡場所︶ - 福岡国際センター ︵2004年現在︶関連項目
●相撲用語一覧 ●大相撲の決まり手一覧 ●横綱一覧 ●大相撲力士一覧 ●相撲界 ●横綱審議委員会 ●両国国技館 ●蔵前国技館外部へのリンク
- 大相撲ホームページ(日本相撲協会による公式サイト)
- 大相撲 記録の玉手箱