JR北海道は14日、登別駅のバリアフリー化整備に着手すると発表した。 同社はバリアフリー化整備にあわせ、新駅舎を建設する。コンセプトは、「歴史に佇み、現在を刻み、未来へと流れる駅」「道内有数の温泉地の玄関口として温泉街の風情を感じる駅」。新駅舎は登別市観光交流センター「ヌプル」と現駅舎の間に設置し、同センターとの連携により利便性の向上を図る。現駅舎は内外装をリニューアルし、待合スペースとして活用する。また、環境への取り組みとして、新駅舎、現駅舎とも屋根南面に太陽光パネルを設置。駅で使用する電気の一部を賄う。 新駅舎のイメージ 登別駅リニューアルの計画図 駅構内には、乗り換え用のこ線橋と、エレベーター(2基)を新設。現在使用中のこ線橋は撤去する。 登別駅の現駅舎は、1935年から使用。待合室の広さが十分でないために混雑が発生していること、駅構内にエレベーターがないことなどが課題となっていた。
4月23日の函館市長選挙で初当選した大泉潤市長が4月27日、市長就任後初の記者会見を市役所で行った。公約に掲げていた北海道新幹線の函館駅への乗り入れ構想の調査について、6月の予算に盛り込みたいとの考えを示した。 大泉市長は6月の補正予算に盛り込む公約について「何を取り込んで、何を取り込まないか、きょう踏み込んで話せる段階ではない」とした。その一方、新幹線の函館駅乗り入れ構想は「6月の政策予算に調査費用を盛り込みたいとイメージしている。担当部局(企画部)と話し合いもしていないから確定的なことはいえないが、そういうイメージで進めていかなければ間に合わないと考えている」とし、調査費の早期計上に強い意欲を示した。調査費の額は規模感も含め明言しなかった。 大泉市長は1995年、函館市役所に入庁。総務部秘書課長や観光部長、保健福祉部長などを務めた。今年2023年4月の市長選に出馬。第2子以降の保育料無
2021年7月、湘南モノレール(大船駅―湘南江の島駅間6.6km)は全線開通50周年を迎えた。これとは別に、かつて大船駅を起点とするもう1つのモノレールがあったことをご存知だろうか。大船駅とドリームランド駅(横浜市戸塚区俣野町)間5.3kmを結んだドリームランドモノレールである。 同モノレールは、1964年8月に開園した遊園地「横浜ドリームランド」の来場者輸送を目的として1966年5月に開通したが、そのわずか1年半後の1967年9月に運行休止し、その後、何度も運行再開の構想があったものの実現することなく廃止に至った路線だった。 昨今、メーカーの品質不正問題が取り沙汰されているが、車両の設計ミスや検査不備が主な原因といわれたドリームランドモノレール運行休止の経緯を、あらためて当時の記録などを基に検証する。 なぜモノレール計画が? そもそもなぜ、この地にモノレールが敷設されたのかといえば、横浜
図面にある山陽網干(旧電鉄網干)駅周辺。延伸により、駅(左奥)のそばに新しい駅を設けることが考えられていたことが分かる=姫路市余部区下余部 兵庫県姫路市飾磨区の飾磨駅を起点に、南部の工業地帯を走り山陽網干駅(同市網干区)まで結ぶ山陽電鉄の網干線。全長約8・5キロの短い支線には半世紀以上前、相生や赤穂、そして岡山まで延ばす壮大な計画があった-。当時のものとみられる古い図面が、山陽網干駅の北西、姫路市余部区にある下余部公民館に保管されているという。謎の図面と幻に終わった山電相生・赤穂延伸計画との関連はいかに-。(山本 晃) 図面は10年以上前、下余部在住の山田正典さん(77)が、公民館内の整理中に見つけた。 「この赤いのが線路やわ」。山田さんが全長約2メートルもある長い図面を広げ、余部一帯の地図に記された赤い帯を指さす。これが延伸する線路の位置を示しているという。 目を凝らしてみると、揖保川に
新潟・福島豪雨の影響で不通となっているJR只見線会津川口―只見間(27・6キロ)の再開通が10月1日に決まった。秋の行楽シーズンを前に、11年ぶりに全線での運転が始まる。県とJR東が18日、発表した。 JR東によると、2011(平成23)年7月の豪雨によって流出した第5、第6、第7只見川橋りょうは、橋脚、桁の架設、軌道工事が全て完了した。7月下旬からの訓練運転開始に向けて、詰めの復旧工事が進められているという。 全線再開後は、今回再開通する会津川口―只見間を含む会津若松―小出間(135・2キロ)で1日3往復の運行を予定している。具体的なダイヤは未定。 会津川口―只見間の復旧を巡っては、県とJR東は17年に、県が線路や駅舎など鉄道施設を保有し、JR東が列車の運行を担当する「上下分離方式」を導入することで、鉄道として復旧して存続させることで合意していた。
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