「まあたぶん、駄目だろうな」と思っていた案件で朗報があり、それも私自身がどうとか提案内容がなんだという絶対的なものよりも、巡り合わせだとか、文脈といったものでこちらの意向が通ったということを知りました。 種を撒かずに収穫はない、寝て果報を待つにも寝る前に人事を尽くしておかねばならないとは良く言われるが、いざ物事が進んでみると、可能な限りの事柄を粛々と手がけておく、いつ何が起きても大丈夫なように用意、準備を怠らないことの大事さを改めて認識しました。 30代を通じて、ずいぶん自分の中の「面倒くさがり病」と付き合ってきたけれども、基本である「いまできることはいま全部やる」ということのむつかしさといったらないわけで… 仕事であれ投資であれ語学であれ体力づくりであれ思い悩んでいるヒマがあったらとっとと自分で自分の背中を押してモチベーションをコントロールせえよ、と理性では分かるんだけど、なかなか身体が
Paul Graham / 青木靖 訳 2012年3月 Y Combinatorをやってきて気づいた驚くことの1つに、最も野心的なスタートアップのアイデアの多くがいかに怖いものかということがある。このエッセイではこの現象をいくつかの例で示そうと思う。そのいずれも創業者を億万長者にしうるものだ。そう言うと魅力的に聞こえるが、それが何か書いて見せたなら、きっと思わず尻込みすることだろう。 だからといって心配することはない。それは弱さのしるしではなく、たぶん正気さのしるしなのだ。最も大きなスタートアップのアイデアは怖いものだ。多くの労力を要するからばかりではない。最も大きなアイデアというのは、自分の存在を脅かすように感じられるのだ。果たして自分にはそれをやり通せるだけの野心があるのだろうか? 『マルコヴィッチの穴』に、ダサい主人公がすごく魅力的で洗練された女性に出会う場面がある。彼女は主人公にこ
イギリスのチェスタートンという批評家の名言に好きな言葉がある。 「なぜフェンスが建てられたのかわかるまで、決してフェンスをとりはずしてはならない 」 高級なクラブなどに行くと気づくのは、そこにある灰皿が極端に小さいことだ。小さく造形された灰皿はそれだけで独特な美しさを持っているが、ここには原作者の粋なアイデアが詰まっている。小さな灰皿は、一本でもたばこを吸えばいっぱいになってしまう。そうすると、スタッフが灰皿を新しいものに替える。そうするとことで、客への細やかなサービスを演出できるし、スタッフに自然と客へ細かく注目させることを可能にしている。 もちろん、これを違うやり方で実現することもできる。たとえばマネージャーが、スタッフに「客を細かく見ろ。灰皿は、客が一本たばこを吸ったら必ず変えろ」と言えばいい。そういうマニュアルを作ってもいいし、バックルームに貼り紙をしてもいい。なんらかの指示や号令
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