地上と静止軌道をカーボンナノチューブ製のテザー(ケーブル)で結び、昇降機で安定的に人や物資を運ぶ宇宙輸送システム、宇宙エレベーター。実現すれば宇宙への輸送コストが大きく下がると言われている。また、NASAや米プラネタリー・リソーシズなどが目指す小惑星での資源採掘が実現した場合、採掘したトン単位の資源を安定的に輸送できる宇宙エレベーターのようなシステムが不可欠だ。 現状では、テザーの素材となる強度と長さを備えたカーボンナノチューブテザーがないため、すぐに宇宙エレベーターを建設することは困難だが、宇宙エレベーターを構築するとすれば、何を検討しなくてはならないのかを考える取り組みが、地上で行なわれている。静岡県富士宮市、大沢扇状地で8月7日~8月10日に開催された、日本宇宙エレベーター協会の昇降機実証大会の様子をレポートしよう。 ↑富士山の西側、広大な遊砂地が広がっている。人工物のない安全な競技
'12年8月1日から5日まで、第4回宇宙エレベーター技術競技会“JSETEC2012(4th Japan Space Elevator Technical & Engineering Competition)”が静岡県富士宮市富士裾野で開催された。 宇宙エレベーターは、建造物としての“宇宙エレベーター本体”(カーボンナノチューブを用いた“テザー”と呼ばれるケーブル&地上や静止軌道上のステーション)と、その上を移動する“昇降機”(クライマー)の2つで構成される。 JSETECは地上でクライマーの“ひな型”を制作し、空中につりさげたケーブルを移動する性能をテストする、競技会形式の実証実験だ。ループ状のケーブルを巻きとることで、人や荷物を運ぶ“ケージ”を移動させる既存のエレベーターとは考え方が異なり、宇宙エレベーターではクライマーが自力でテザー上を昇り降りする。 地上に近い対流圏では、大気の影響
ソニーモバイルが7月21日発売予定のBluetoothヘッドセット『スマートワイヤレスステレオヘッドセット MW1』。ヒットモデル『MW600』の後継ということで、気になっている人は多いはず。 そこで早速、AndroidだけでなくiPhoneとBlackBerryでもテスト使用してみました! ■まずはAndroidで機能と操作性をチェック MW1のウリは、Bluetooth接続したAndroidスマホ内の音楽を再生したり電話を受話したりできるだけでなく、SMSやメールの受信、Twitterの投稿などもわかること。Androidスマホに専用アプリをインストールすると、この機能が利用できるようになります。 ただし、この専用アプリの導入はちょっとめんどう。Google Playから『LiveWareマネージャ』をインストールした後、SMSの受信通知を可能にするアプリ、メールの受信通知を可能にする
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