イーロン・マスク氏が2016年に創業した米Neuralinkは5月25日(現地時間)、神経記録・データ送信デバイス「Link」を人間に埋め込む臨床試験の認証を米FDA(食品医薬品局)から取得したとツイートで発表した。 マスク氏は昨年11月に開催したイベントで、半年以内にデバイスを人間の脳に埋め込めるようになると語った。このデバイスは、脳の活動でコンピュータなどを直接制御できるようにするためのものだ。
脳波を使って動かす車いすを、金沢工業大学が「2017国際ロボット展」(11月29日~12月2日、東京ビッグサイト)に出展している。PCと接続した専用ヘッドセットを頭に装着し、利用者が「止まれ」と念ずると2秒ほどで車いすが止まる仕組みだ。 14チャンネル(14個の電極を当てて脳波の周波数を測定)に対応する米EMOTIVのワイヤレスヘッドセット「EPOC+」(エポックプラス)を車いすと連携。あらかじめ車いす上部の測域センサーで走行環境の地図を作成しておく。設定された番号(例えば1番を自室、2番をトイレなどに設定)を脳内で「1番」などとイメージすると、その場所に自動走行できる。 足元のセンサーで障害物を回避し、途中で人と話したいときや、外の風景を見たいときなどは「止まれ」と念ずると止まる仕組みだ。ユカイ工学の「necomimi」などは1チャンネルの脳波しか計測できないので個人差が出るが、14チャ
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