ブックマーク / media.rakuten-sec.net (2)
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無茶な授業依頼 筆者は友人のある大学の先生に頼まれた。 ﹁ヤマチャン、うちの学生に一コマだけお金の授業をして欲しい。一生役に立つようなマネーリテラシーにつながる話がありがたい。難しい話はダメだよ。分かりやすい話で頼むよ﹂。 大学の一コマは、昨今90分ないし100分だ。典型的な講演の時間に近い。この時間内にマネーリテラシーの基本になる話が一通り出来るか。 ﹁出来る﹂と、一応筆者は答えるが、率直に言って話は難しくなる。典型的には以下のような構成だ。 これまでのマネーリテラシー研修構成案 1.お金とは 2.人生とお金の関わり︵稼ぐ、貯める、増やす、使う︶ 3.﹁稼ぎ方﹂。人材価値とキャリアプランニングの考え方 4.﹁貯める﹂。必要貯蓄額の求め方と柔軟なライフプランニング︵人生設計の基本公式︶ 5.投資の意味︵お金を働かせる︶ 6.リスクとリスクプレミアム︵リスクプレミアムはどこで生じるか。経済成
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●相続税対策の定番といえば… ●とにかくトラブルが起こりやすい、不動産相続 ●不動産より金融資産を勧める理由 相続税対策の定番といえば… 皆さんは、﹁相続税対策﹂といえばどんなことが思い浮かびますか? 多くの方がイメージするのが、不動産を使った対策なのでは、と思います。 キャッシュ︵現金︶を不動産に換えることで、キャッシュのまま保有するより相続税評価額が下がるため、相続税の節税につながります。 その不動産を賃貸に回せば、さらに評価額を下げることができます。 都心部か郊外か、地方都市かなど、エリアによって大きく差はあるものの、都心部であれば、キャッシュを賃貸用の不動産に換えるだけで相続税評価額は半分以下に圧縮できるケースが多いと思われます。 キャッシュ2億円は、そのまま相続税評価額2億円ですが、そのキャッシュで2億円の不動産を購入すると、相続税評価額は1億円に圧縮できるということです。 ︵な
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