理化学研究所は21日、蚊が『腹八分目』になると、停止シグナルを利用し、血を吸い終わるという新事実を発表しました。 人間や犬、牛など様々な「生きもの」の血を吸う蚊。 ■マラリアやデング熱の感染源 命奪う『蚊』 吸うたびに唾液や病原体が血管に送り込まれるため、多くの人が命を奪われているマラリアやデング熱の感染源にもなっています。 理化学研究所が発表したのはそんな蚊による被害を減少させるかもしれない新事実です。 ■蚊は『腹八分目』がわかる可能性 腹八分目で「FPA」と呼ばれる成分が急増『停止シグナル』に 蚊は血を吸うときに停止シグナルを利用し、『腹八分目』で吸い終わることが発見されました。 その停止シグナルとなるのは、フィブリノペプチドA=FPAと呼ばれる成分で、血管が傷つくことで生成されます。 蚊の体内のFPAの量は腹八分目になると急増し、それを停止シグナルとして利用しているのです。 このFP
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