中国はウイグル人の抗議活動を徹底的に抑え込む構え︵写真は13年7月、新彊ウイグル自治区のウルムチ市︶REUTERS <中国政府によるウイグル人弾圧の実態を示す内部文書が明らかになった。100万人を強制収容して思想改造を行っても各国政府からの反応はなし。世界で民族浄化が横行するわけだ> 11月16日付の米ニューヨーク・タイムズ電子版は、中国の新疆ウイグル自治区で大勢のイスラム教徒︵主にウイグル人︶が中国共産党の﹁再教育﹂キャンプに強制収容されている問題について、弾圧の実態が記された共産党の内部文書を入手したと報じた。それによれば、習近平国家主席はイスラム過激主義について、﹁ウイルス﹂と同じようなもので﹁痛みを伴う積極的な治療﹂でしか治せないと考えているということだ。 問題の内部文書は、新疆ウイグル自治区に帰省した人々に、当局が家族の身柄を拘束していることについてどう説明するかを指示している。
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