◆小沢一郎元代表が新人議員たちに﹁来年通常国会冒頭解散・2月総選挙﹂︵海部俊樹政権が1990年2月18日断行の総選挙を思い出す︶の可能性を示唆したという。衆院議員にとって﹁常在戦場﹂は、基本的な心構えの1つで、政界は﹁一寸先は闇﹂といのも、常識である。民主党が衆院で﹁306議席﹂︵定数480︶と絶対多数を確保しているとはいえ、菅直人首相と仙谷由人官房長官の2人が、﹁脱小沢﹂を頑迷固陋に墨守しているので、衆院では﹁菅・仙谷主流派176議席、小沢支持派130議席﹂といのが、実態だ。全体からみれば、少数与党である。小沢支持派が、菅内閣不信任案賛成に回れば、菅政権は、一瞬のうちに吹っ飛んでしまう。
◆国民新党の亀井静香代表が11月20日午前11時からのテレビ東京の番組、21日正午からの番組﹁スクランブル﹂に出演して、﹁菅政権は、身内をそっちのけにして、自民党など野党に擦り寄っている。変な政権だ﹂と皮肉っていた。同じ仲間を阻害しておいて、野党に抱きつこうとする菅直人首相と仙谷由人官房長官の政治手法が理解できないという意味である。
菅政権が、内政外交ともにうまく行かない最大の元凶が、党内分裂にあることは、だれの目にも明らかだ。挙党一致を図る努力をするどころか、菅直人首相と仙谷由人官房長官は、小沢支持派を分裂させる策謀ばかりに専念してきた。そのために官房機密費を湯水の如く費やしてきたとも言われている。﹁小沢剥がし﹂という言葉さえ、永田町に飛び交っている。小沢支持派の議員を小沢一郎元代表から引き離そうという策謀である。だが、人間の心を引き裂くのは、簡単ではない。小沢元代表と小沢支持派は、﹁人情とカネと選挙運動﹂で結びつていることを忘れてはならない。﹁ポストとカネ﹂をチラつかせて、一度は、離反させたと思っても、﹁ポストとカネ﹂を継続的に補給することはできない。こんなことで、精力を費やしていたのでは、失政が続くのは、当たり前だ。
◆こういうときには、長老議員の出番なのだが、残念ながら、いまの民主党には、かつての自民党の椎名悦三郎、保利茂といったようにだれもが敬意を表して顔を立てて意見を聞くような人格者はいない。
小沢一郎元代表と同期生で41年もの友人である渡部恒三元衆院副議長は、私利私欲に生き、権力欲の亡者と化して、いまは反小沢派の急先鋒だ。政権交代を期に衆院議長にしてもらえなかった恨みを小沢元代表に向けているからである。
羽田孜元首相は、認知症気味であり、物の役には立たない。民主党の最大の不幸は、ここにある。だから事ここに至っては、菅直人首相と仙谷由人官房長官が、小沢元代表に頭を下げて協力を求めるのは、もはや不可能であろう。
◆渡部恒三元衆院副議長は11日21日午前6時からのTBS番組﹁時事放談﹂で、﹁解散・総選挙になれば、小沢君のところの新人議員のほとんどが落選する﹂と発言して、小沢元代表が、菅首相を解散に追い込む行動にでないようクギをさし、牽制していた。だが、小沢元代表が、党内で衆参合わせて﹁200人︵衆院130、参院70︶﹂の大勢力を抱えて、いつまでも党内野党に甘んじているはずはない。
それもさることながら、自民党の落選議員たちが、いつまでも浪人生活に耐えているわけがなく、一日も早い﹁解散・総選挙﹂を待ち望んでいる。政治資金も選挙資金も、そう長くは、持たないからである。
否、そんな衆院議員、落選者のことよりも、いまの日本は、内憂外患に苛まれ、国民生活は、疲弊のドン底にある。﹁一日も長く総理大臣の座にいたい﹂という私利私欲で政権をしている菅直人首相と仙谷由人官房長官の都合だけで政権維持を図ろうとすると、日本は確実に滅亡に向かう。自民党の支持率は、すでに30%を超えており、民主党支持率は、20%台を割り込みつつある。この際、思い切って、政界再編による政権交代を断行すべきである。
本日の﹁板垣英憲︵いたがきえいけん︶情報局﹂
イスラエルとイランの核戦争など﹁第三次世界大戦﹂に向けて、NATO︵北大西洋条約機構、加盟28か国︶が、戦争準備を着々と進めている
◆︹特別情報①︺イスラエルとイランの核戦争、パキスタンとインドの核戦争、インドと中国の核戦争によって構成される﹁第三次世界大戦﹂に向けて、NATO︵北大西洋条約機構、加盟28か国︶が、戦争準備を着々と進めている。
NATO首脳会議が11月19日採択した﹁新戦略概念﹂が、その顕著な表れである。表向きは、﹁テロ、核拡散など21世紀の脅威に対処するための今後10年の行動計画﹂とされている。
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