概要
|
1話あたりの長さ |
話数 |
計
|
ちゅらさん(1作目)
|
14分 |
156 |
39時間(1週分は15分×6話で90分)
|
ちゅらさん2(2作目)
|
43分 |
6 |
4時間18分(朝ドラ換算で約3週分)
|
ちゅらさん3(3作目)
|
43分 |
5 |
3時間35分(朝ドラ換算で約2.5週分)
|
ちゅらさん4(4作目)
|
58分 |
2 |
1時間56分(朝ドラ換算で約1.3週分)
|
「ちゅらさん」という言葉の意味
タイトルである「ちゅらさん」は美しいさま、立派なさまを意味する沖縄方言の形容詞の終止形。「清(きよ)ら」の方言読みである「ちゆら」に琉球語特有の語尾である「さん」が付加されたもので、直訳すれば「清浄さ」というニュアンスとなる。
あらすじ
沖縄、八重山諸島の小浜島。古波蔵恵里は沖縄が本土復帰した日に誕生した少女。1983年11月、11歳の恵里は両親が始めた民宿﹁こはぐら荘﹂に宿泊に来た上村和也・文也兄弟と仲良くなるが、難病の和也は病死する。数日後、島を去る文也に恵里はみんさー織りのお守りを、文也はスーパーボールを渡し、将来結婚すると約束して別れる。それから7年後の1990年7月、恵里は那覇の那覇北高校野球部のマネージャーになっていたが、文也との約束は忘れていなかった。
突然長兄の恵尚が帰宅し自作のキャラクター商品﹁ゴーヤーマン﹂人形を作って売ることを提案。古波蔵家は必死に人形を売り込むが身内にしか売れず、恵尚は再び失踪。そんな中、恵里は東京の大学に進学することを決め受験勉強に励む。沖縄で知り合った池端容子を頼って上京した恵里は、受験当日に文也の住所を訪ねるが引っ越したあとだった。同じころ小浜島に墓参りに来ていたおばぁのハナは文也と再会。恵里に会えないまま文也は帰京する。その夜恵里は雑踏で文也とすれ違ったと確信する。沖縄に戻った恵里はおばぁから文也の話を聞き上機嫌になるが、受験は不合格。それでも恵里は東京に行きたいと訴える。家族は反対するが、恵里の気持ちを理解し黙って見守る。早朝、恵里は一人で上京。アパート﹁一風館﹂の住人となる。
キャスト
※名字表記は、基本的に現姓とし、括弧内は劇中で姓が変わる前の旧姓とする。また、︹︺内の数字は出演したシリーズを記す︵1は連続テレビ小説版、回想・写真のみの場合は除外する︶。
古波蔵家
古波蔵恵里︵こはぐら えり︶ → 上村恵里︵うえむらえり︶︹1 - 4︺
演 - 国仲涼子[7]︵少女時代‥浦野未来︶
本作の主人公。愛称は﹁えりぃ﹂。1972年︵昭和47年︶5月15日生まれ。人懐っこく、大抵のことは明るさで乗り越える。
小学5年生の時に東京から小浜島の実家﹁こはぐら荘﹂にやって来た上村家の和也・文也兄弟と仲良くなるも、和也が病死。島を離れる文也と結婚の約束をする。
高校時代は与那原誠から惚れられて何度も告白されるが、文也との結婚の約束を理由に断り続ける。野球部のマネージャーとして活動し、︵たまたまとはいえ︶甲子園予選も経験。部活動に明け暮れ、﹁ゴーヤーマン﹂のゴタゴタもあったために進路を決めておらず、高校3年時の部活動引退後から猛勉強を開始するも、東京での大学受験︵恵里が実際受けたのはこの大学一校のみ︶には失敗。高校卒業後、当初反対していた家族が温かく見守る中、ゼロからスタートするべく﹁出︵ん︶じれー旅﹂として、一人、上京する。
上京後は容子を頼って﹁一風館﹂に部屋を借り、﹁ゆがふ﹂でアルバイトを始める。
様々な経験を経て成長し、職業は看護婦を選択。
朝起きるのが苦手なため、目覚まし時計をたくさん使っている。
子供の頃に文也からもらったスーパーボールを宝物にしていた。
古波蔵 ハナ︵こはぐら はな︶︹1 - 4︺
演 - 平良とみ︵ナレーション兼任︶︵少女時代‥浦野未来︶
恵里・恵達の祖母、恵文の母で勝子の姑。本編開始時は80歳。旧姓は松原︵第76話︻おばぁの秘密︼初恋相手・サトウススムさんからの手紙の宛名から︶。恵文の父で恵里・恵達の祖父である夫は他界しており、物語スタート時点ですでに未亡人である。愛称は﹁おばぁ﹂︵本来﹁おばぁ﹂は自分の祖母に対しての呼称だが、ハナは家族以外からも呼ばれている︶。知り合いや顔見知りが非常に多い。
古波蔵家で最も元気かつ精神的にタフ︵恵文曰く﹁殺しても死なない﹂︶。家族からも頼りにされている。息子である恵文に説教するのが定番だが、逆に説教されると開き直る。
和也が亡くなったあとには﹁恵里と文也に神様が﹃命どぅ宝﹄を教えるために和也を連れて行った﹂と慰める。
キジムナーの存在を信じているほか、恵里から電話がかかるのを予知する能力も持っている︵おばぁになると備わる能力なのか、恵里妊娠後は勝子も予知できるようになった︶。さらに﹁ゴーヤーマン﹂販売時には催眠術を使えるような描写がある。
﹁ゼロからスタートするために東京に行きたい﹂と宣言する恵里の姿をみて、自分の若かりし頃に海の向こうの世界に憧れてサバニで何度も島を出ようとして連れ戻されたことを家族に告白する。上京する恵里のために勝子と作ったサーターアンダギーを近所に配るようにと気を利かせて荷物に忍ばせる。
第4週では﹁おじぃのところへいきます﹂の置き手紙によって古波蔵家にちょっとした騒動が起きた。
パート2の終盤にて再婚するが、相手の男性は本編に全く登場せず、パート3以降も古波蔵姓のまま。
古波蔵 恵文︵こはぐら けいぶん︶︹1 - 4︺
演 - 堺正章
勝子の夫、恵里・恵達の父で恵尚の継父。愛妻&恐妻家。三線と沖縄民謡が得意。
1972年5月15日に沖縄返還された時のラジオを聞いて﹁これは大和から一杯人が来るかもしれないね﹂という思い付きから、小浜島で民宿﹁こはぐら荘﹂を開業したがまったく振るわなかった。
家族で那覇に引っ越すと、タクシー会社にドライバーとして勤務するも、勤務実績は良くない。
暢気な性格のため、頼りないが、時々含蓄のある台詞を口にしては恵里を暖かく励ます。なお、大学進学時には娘への愛ゆえ、あえて反対の立場を取る。
恵里のことが心配でおばぁの予知通りに電話がかかってくると真っ先に受話器を取ろうとするが、いつも他の人に取られてしまう。そして、自分に代わってもらった時には既に電話が切れている。
浮気性で美人︵静子や容子︶にめっぽう弱いが、いつもすぐにバレ、勝子とハナから手厳しく叱られてばかりいる。なお、普段は勝子から﹁文ちゃん﹂と呼ばれているが、彼女を怒らせると﹁恵文さん﹂になる。
高校卒業後、﹁浪人受験せずに自分を探すために東京に行きたい﹂という恵里の考えには勝子とともに反対したが、ハナの話を聞いて考えを改める。そして、上京する恵里のために自分の琉球三味線演奏を録音したカセットテープ入りのポータブルデッキを荷物に忍ばせた。
自称﹁小浜のジミヘン﹂。
古波蔵 勝子︵こはぐら かつこ︶︹1 - 4︺
演 - 田中好子
旧姓は比嘉。恵文の妻で、恵尚・恵里・恵達の母。口癖は﹁で、あるね!﹂。
本を読むのが好き。成績も悪くなかったらしいが、和也には﹁うちの子は本は読まないからね﹂と話していた。学生時代にはロックにハマっていたらしい。
働き者でしっかり者。家族の中ではツッコミ役になることが多い。
那覇市に引っ越してからは農連市場で働き始める。
恵文が彼女にプロポーズした際、別れた恋人の子︵恵尚︶を身籠っていたために断ったが、恵文からその子を自分の子として育てると言われて結婚を承知した。
恵尚が考案・製作した﹁ゴーヤーマン﹂がさっぱり売れないため、実家に赴いて支援購入を嘆願。比嘉家長老が﹁一人一個買え﹂と指示した結果、一日で200個売れたことから、比嘉家の一族は200名近くいるらしい。
恵里の東京受験に当初は猛反対していたが、﹁外に出てみたい﹂との決意を聞いて承諾。高校卒業後に﹁東京へ行きたい﹂と言い出すと大反対するも、ハナの昔話に触発され、自分も中学生時代に教育実習生に恋をして神戸へ家出しようとした過去を家族に打ち明ける。最終的に賛成する形になり、ハナとサーターアンダギーを手作りして持たせて娘を送り出した。
孫が出来てからは電話がかかって来るのを予知する能力も発現した。
古波蔵 恵尚︵こはぐら けいしょう︶︹1 - 4︺
演 - ゴリ︵少年時代‥宮谷恵多︶
恵里・恵達の異父兄。1967年︵昭和42年︶5月22日生まれ。
高校時代は石垣島で寮生活を送った。勉強は苦手。
日本各地を旅している風来坊。今度こそはとマスコット人形﹁ゴーヤーマン﹂を製作して大儲けしようとするも大失敗。在庫の山が残ってしまったため、﹁ゴーヤーマン﹂を完売するために各地を渡り歩いている。
彼の名付け親はハナで、結婚の経緯を知った上で恵文から一字取って名づけている。血が繋がっていないにもかかわらず、性格は恵文に一番よく似ている。
﹁一風館﹂で柴田と容子が結婚して一緒に住むことになり、空室となった部屋に妻の奈々子と移り住む。
古波蔵 恵達︵こはぐら けいたつ︶︹1 - 3︺
演 - 山田孝之[8]︵少年時代‥村上雄太︶
恵里の弟。古波蔵家の中では珍しく、冷静で現実的な性格をしている。
小学校低学年の頃は頻繁に恵里から﹁低学年﹂とイジられていた。放送委員に所属していたため、帰宅が遅かった。
高1の時、同級の金城ゆかりに恋をする。彼女を尾行して入ったライブハウスでゆかりがロックファンであることを知り、彼女の気を引きたい一心で同ハウスの経営者・ジョージ我那覇に師事し、ロッカーを目指す。
高校中退を選択し、やがて上京すると、﹁一風館﹂で恵里と一緒に暮らす。
恵里にはよく憎まれ口をたたくが、大の姉思い。絶好調と絶不調が姉と同時期になる。
一度はCDデビューしたが、甥の和也のために作った曲は売れなかった。
恵里の親友で自分の昔からのファンだった祥子と結婚し、パート3にて一児の父となった。パート4ではニューオーリンズに修行の旅に出ており、写真と回想のみの登場。
パート1では﹁一風館﹂では恵里と同室で暮らし、恵里が文也と結婚すると柴田と同部屋︵同じ下宿人の島田が引っ越した時に、彼に所持品とともに部屋を譲った︶、祥子と結婚すると2人で暮らす。
上村家
上村 文也︵うえむら ふみや︶︹1 - 4︺
演 - 小橋賢児︵少年時代‥山内秀一︶
恵里の初恋相手。
小学6年生の時に和也の療養で小浜島を訪れ、地元の小学校に編入する。東京の通っていた小学校では、6年生は1クラスが40人ぐらいで5組あり、小浜島では5・6年生が一緒のクラスだと知って驚く。和也の死後は東京へ戻ることが決まり、そのときに恵里にスーパーボールを渡し、結婚の約束もする。
恵里が大学受験で受験で上京した際、偶然にも交差点ですれ違っていた。
和也の死をきっかけに医者の道を志し、内科医となる。幼い頃に交わした恵里との約束は﹁子供の頃の思い出﹂と捉えていたが、一途に思い続けていた恵里の心に打たれて結婚する。
パート2以降は小浜島で診療所を開く。
上村 和也︵うえむら かずや︶︹1 - 4︺
演 - 遠藤雄弥
文也の兄。不治の病に罹り、療養に訪れた小浜島で短い生涯を閉じた。
東京の入院していた病院の屋上にいた時に偶然、風に乗って飛んできた﹁こはぐら荘﹂のポスターを見つけ、小浜島に行きたいと言った。
読書が好きで、小浜島での療養時に東京から持ち込んだ﹃ライ麦畑でつかまえて﹄を読んでいた。
恵里が通う小学校の先生の父が森で体験したキジムナーに遭った話を聞いてから存在を信じていた。
恵里と文也に﹁結婚しろ﹂と持ち掛けるが、体調が悪化し、第1週にて他界。
死後もしばしば二人の夢枕に現れる。
上村 伸生︵うえむら のぶお︶︹1︺
演 - 勝野洋
和也と文也の父。貿易会社を経営。仕事の合間を縫って小浜島に息子の顔を見に来ていた。
和也の死から3年後、交通事故のために他界。
上村 静子︵うえむら しずこ︶︹1 - 4︺
演 - 真野響子[9]
和也と文也の母。和也の希望を叶えれば生きる力になると思い、文也と3人で島に逗留する。小浜島に行く船上では﹁お母さん、嫌だな。こんな島にずっといるの﹂と息子たちに言っていた。
伸生の死後、社長に就任して事業を継続。
姑の立場になっても恵里とは友達感覚で接する。実は本来の性格は明るいらしいが、それをあまり表に出さない。
文也の結婚を契機に度々古波蔵家を訪れる。
上村 和也︵うえむら かずや︶︹1 - 4︺
演 - 鈴木翔吾 ︵嬰児期は不明︶
恵里と文也の息子︵両親の意向で、亡伯父と同じ名前を付けられた︶。
4歳の時、路上で財布を見つけ、拾って交番に届けに行く途上に落とし主とその同僚から泥棒扱いされたために精神疾患を発症して話せなくなってしまう。が、小浜島に来た際、病に倒れた恵里を助けるために勇気を出して奮闘して克服した。
一風館
桐野 みづえ︵きりの みづえ︶→ 島田 みづえ︵しまだ みづえ︶︹1 - 4︺
演 - 丹阿弥谷津子
管理人。大のコーヒー好きのため、部屋名は豆の種類になっている。世界各国の料理が得意。日中は管理人室でうたた寝している。
裕福な家の出で末っ子。太平洋戦争で夫を失って未亡人となっていた。なお、元々﹁一風館﹂は自身の父の持ち物だったとのこと。
紆余曲折あって、島田と老いらくの恋を実らせて結婚。
池端 容子︵いけはた ようこ︶ → 柴田 容子︵しばた ようこ︶︹1 - 4︺
演 - 余貴美子[10]
旅行会社代理店で働くOL。長野県出身。
﹁こはぐら荘﹂のパンフレットを入手して那覇までやって来たが、連絡が取れずに途方に暮れる。バスの時刻表を見ていた際に偶然恵里と出会い、その場で﹁友達﹂になる。
容子を頼って上京してきた恵里には姉のように接し、何かと面倒を見ることになる。
サバサバしていて細かいことは余り気にしない性格。他人への包容力があり、ぶっきらぼうな真理亜の心も開かせられるほどの気さくで豪快な人柄。よく転び、本人も自覚している︵大学受験時にも転倒したらしい︶。怪しげな占い師の予言により柴田と結婚した。
自分の行きつけの店へ恵里らを連れていくと携帯電話に連絡が来てしまい、途中で出ていくのが恒例となっている。その時は﹁この店はツケがきくから安心して食べて﹂と言う。
極度の近眼で、コンタクトレンズがないと顔と顔をキスするくらいまで近付けないと相手の顔を判別できない。
最初に沖縄にやってきた際、恵文と懇意になり、古波蔵家で一騒動起きた。
柴田 幸造︵しばた こうぞう︶︹1 - 4︺
演 - 村田雄浩
製薬会社のサラリーマン。役職は係長代理。北海道出身。好物はヨーグルト。
﹁一風館﹂からの引っ越し作業の最中、新たに入居して来た恵里と遭遇。彼女に一目惚れし、急遽転居をとりやめた。恵理への恋は淡い片思いに終わったが、怪しい街頭占い師の予言に基づき、容子と電撃結婚。
温厚で優しい典型的な﹁いい人﹂だが、ヴィジュアル性が低いため、存在感がイマイチ希薄気味。周囲との懇談時に自分に話が振られずに終わってしまうなど、ぞんざいに扱われることが多い。容子からは昔から﹁シバタ君﹂︵目下扱い︶と呼ばれていた。ちなみに和也は両親が何度注意しても彼を﹁シバタ﹂と呼び捨てにする。
住人らとの懇談中に過去の体験を思い出すと、﹁似ている…!﹂と叫び︵その際彼にスポットライトが当たる︶、その当時のことを舞台役者調で熱弁する癖がある︵結婚後は容子に制止されている。また、パート3では島田と遙にも同様のシーンが見られる︶。
パート4では容子と共に小浜島に移住。
乳製品を多く所持しており、パート1では恵達、文也、島田、和也などと男ゆんたくをしていた。
島田 大心︵しまだ だいしん︶︹1 - 4︺
演 - 北村和夫
元外科医。北栄総合病院に勤めていたが、本編登場時は清掃員として働いていた。
妻が罹患︵病名不明︶した際に執刀し、失敗して死なせたショックで医師を辞職。そして部屋に引き篭もってオペラのレコードを聞き、他の住人と全く交流しない孤独な頑固者となっていた。
第7週にて、うっかり落とした恵里のスーパーボールを早朝の散歩に出かけた際に偶然見つけ、夜通しで容子たちと探し続けていた恵里に手渡した︵真理亜は﹁話すところを初めて聞いた﹂らしい︶。
第9週にて病気になり、恵里に助けられ、彼女が看護婦になるきっかけを作ると同時に他人にも心を開くようになった。
一時は息子︵次男︶の元へ帰って﹁一風館﹂を離れていたが、5年後に戻り、みづえと再婚した。
パート3では柴田の﹁似ている…!﹂が伝染している。
城ノ内 真理亜︵じょうのうち まりあ︶︹1 - 4︺
演 - 菅野美穂[11]
メルヘン小説家。東京出身。毒舌で皮肉屋だが、いつも恵里や容子に振り回されて自分のペースを狂わされてしまう。しかも、いつの間か部屋が恵里と容子のたまり場のようになり、そのことに辟易している様子を見せる。本当は面倒見が良く、恵里のことを嫌っている様に見え、実は誰よりも心配していて興味があるのだが、それを素直に表せない所謂ツンデレタイプ。子供好きで和也には素直に接することができる。
恵里がいないと、かえってスランプに陥る体質。口癖は﹁あんた、バカぁ?﹂。恵里には率直な意見を言う。心の中では容子と恵里を姉妹同然に思っている。
美食家。食べ物を食べる前にクンクン匂いを嗅ぐ癖があったが、パート3と4では直した模様。
本名は﹁田中久子︵たなか ひさこ︶﹂だが、本名で呼ばれることを激しく嫌っている︵これはある悲しい過去が原因で、いつも黒服を着ているのも同様に理由がある︶。また、﹁一風館﹂には最初から住んでいるメンバー中で唯一の独身だが、こちらも、とある過去の出来事が起因している。
第一部・18週で盲腸炎にかかり、運悪く見舞い人が沢山来ている時にガスを出してしまった︵周囲は歓喜の嵐だったが、本人は﹁最悪﹂とつぶやいていた︶。
北栄総合病院
下柳 聡子︵しもやなぎ さとこ︶︹1 - 4︺
演 - 戸田恵子
婦長︵作中で看護部長に昇進︶。看護婦姿の印象が強いため、私服だと患者からは全く気付かれない。
島田の入院時に担当となった縁で恵里と知り合い、島田が治っても頻繁にやってくる恵里に﹁いっそのこと看護婦になっちゃえば﹂と冗談を言ったことがきっかけで、彼女が看護婦を目指すことになった。
恵里が現われてからは、なぜか肩こりに悩まされている。
古波蔵︵佐々木︶ 奈々子︵こはぐら︵ささき︶ ななこ︶︹1 - 4︺
演 - 佐藤藍子
恵里の先輩看護婦。恵里の指導を担当するも、彼女のドジぶりに頭を悩ませ、聡子同様、肩こりに悩まされるようになった。
パート1の最終回にて突如、恵理の兄・恵尚と結婚。パート2以降は恵尚が売れ残りの﹁ゴーヤーマン﹂を完売するために各地を回っているため、﹁一風館﹂に在住。
柴田に対しての扱いはぞんざいである。
古波蔵︵中町︶ 祥子︵こはぐら︵なかまち︶ しょうこ︶︹1 - 4︺
演 - 山口あゆみ
恵里の1歳年下の同期看護婦。恵里とは違い、優秀で成績はオール4︵曰く﹁失敗を恐れるために悪い成績は取らないが、冒険して失敗することを恐れたため5を取ることができない﹂︶。ドジな恵里に興味を抱き、友達になって欲しいと頼む。
デビュー前から恵達の大ファンだったため、結婚後も夫の最大の理解者となる。
口が軽い面がある。
西宮 遙︵にしのみや はるか︶︹1 - 3︺
演 - 小西真奈美
女医。文也の同僚かつ恋人。恵里の出現後、激しいライバル意識を持っていた。
パート2で﹁一風館﹂の住人となるが、パート4で離れた模様︵未登場︶。
パート3では柴田と同様、﹁似ている…!﹂のシーンが見られた。
神田 秀美︵かんだ ひでみ︶︹1 - 4︺
演 - 清水ミチコ
聡子の後任婦長。息子が3人もいる大家族。いつも大きな弁当箱を持参している。
赴任当初は意地悪だったが、実際は気さくなお笑い好きで、それがバレてからは寛大な婦長に転身した。
劇中では自身の出番が少ないことを少なからず気にしており、恵里とは漫才コンビのような関係である。
太田 春子︵おおた はるこ︶︹1︺
演 - 谷川みゆき
篠原 美保︵しのはら みほ︶︹1︺
演 - 高橋美佳子
村山 麻衣子︵むらやま まいこ︶︹1︺
演 - 菊地百合子
第22週に登場。恵里が初めて指導した看護婦。
引っ込み思案のところがあり、明るく振る舞う恵里を見て自信をなくし、一度辞めてしまう。﹁自分よりもあなたの方が看護婦に向いているから﹂と、自分が辞める趣旨の恵里の言葉を聞いて思い直して復帰した。
金沢出身。
倉田 りほ︵くらた - ︶︹1︺
演 - 橋爪しのぶ
祥子が初めて指導した看護婦。
土井︵どい︶︹1︺
演 - 大定純子
野口︵のぐち︶︹1︺
演 - 佐藤匡美
恵里の同僚看護婦。
恵里の高校およびその関係者
与那原 誠︵よなばる まこと︶︹1 - 3︺
演 - 宮良忍︵当時DA PUMP︶
恵里の高校の同級生。野球部のエースかつキャプテン。事あるごとに恵里に言い寄るが、まったく相手にされていない。
卒業後は社会人野球のチームに入るため、大阪の会社に就職したが、程なく右肘を故障したため、東京支社へ転勤して営業に配属されるも、成績はまったく振るわない。
偶然立ち寄った﹁ゆがふ﹂で恵理と再会した際、﹁東京も東京の人も嫌いだ﹂と愚痴をこぼし、客として来ていた真理亜から﹁嫌なら沖縄に帰れ、他人のせいにするな﹂と厳しく叱責。その言葉に押され、退職・帰郷を決意。その報告で﹁一風館﹂に恵理を訪ねた際に﹁自分と一緒に島に戻ろう﹂と誘うも断られ、その後、琉美子と結婚。
妄想癖があり、内容は恵里と過ごしているものばかり。悪い癖は結婚後も治らず、恵里と文也が別れて自分が恵里と結婚する不謹慎な妄想を抱いては、よく琉美子に叱られている。
与那原︵前原︶琉美子︵よなばる︵まえはら︶ るみこ︶︹1 - 4︺
演 - 前原絵理
恵里の高校の同級生。親友でもある。恵里同様、野球部のマネージャー。
高校時代から誠のことが好きだったが、同時に誠が恵里に片思いしていることも気付いている。高校卒業後、念願叶って誠の妻となる。
彼女が東京の大学を受験したことが恵里が上京を決意するきっかけにはなったが、恵里とは対照的に第二志望の県内の大学へと進学。結果的に沖縄に残る道を選んだ。
与那原 彩乃︵よなばる あやの︶︹1 - 4︺
演 - 佐藤琴未
誠・琉美子の娘。和也︵恵里の子︶と仲が良い。
石嶺 高︵いしみね たかし︶︹1︺
演 - 具志堅用高
那覇北高等学校の同窓会長。
県大会を勝ち抜いて甲子園出場が見えてきた野球部の祝勝会に呼ばれて鼓舞激励するが、高校の歴史を延々と話し始め、話が長かった。
内間校長︹1︺
演 - 南雲勇助
教頭︹1︺
演 - 村松利史
宮里先生︹1︺
演 - 新納敏正
那覇北高等学校野球部顧問。﹁テーゲー︵適当︶で﹂と部員を応援し、いまいち士気が上がらない。
野球部員︹1︺
演 - 中野雅文、西村豪起、高橋さとる、池山孝明、上地慶、松山邦久
那覇北高等学校の野球部員。
恵尚と出会う人々
島袋 正一︵しまぶくろ しょういち︶︹1 - 4︺
演 - 川田広樹︵ガレッジセール︶
﹁島袋製作所﹂の若社長。恵尚の幼馴染。ほぼ毎日、古波蔵家を訪ねて来ては勝手に上がり込み、共に食事をしたりしている。しかし、非常に間が悪く、大事な場面に限ってやって来ては場を白けさせてしまう。古波蔵家の人々に無視されたり、言いたい放題言われたり、散々な扱いを受けることが多い。
﹁ゴーヤーマン﹂製作に携わっているため、古波蔵家が抱えている借金の債権者でもあるのだが、人が良すぎるので特に督促はしていない。
工員︹1︺
演 - 九太朗
島袋製作所の従業員。﹁ゴーヤーマン﹂の製品化を提案するために島袋製作所を訪れた恵尚から島袋の居場所を尋ねられる。
恵達と出会う人々
ジョージ 我那覇︵じょーじ がなは︶︹1 - 3︺
演 - 鮎川誠
恵達のロックの師匠。猛の兄。那覇在住。他に姉妹︵猛の姉︶がいるらしい。
我那覇 猛︵がなは たけし︶︹1 - 3︺
演 - 川平慈英
恵達のバンドのプロデューサー。ジョージの弟。東京在住。
姉がいるらしいが、甥︵姉の息子︶が出生のときにいなかったことから未だに﹁あのときにいなかった叔父ちゃんだよ﹂と言われている。
金城 ゆかり︵きんじょう ゆかり︶︹1︺
演 - ベッキー
恵達が思いを寄せた同級生。父がアメリカ人。恵里が結婚した頃にアメリカに帰ることになり、ジョージに別れの挨拶に来ていたところ、偶然、恵達がやってきて再会。恵達が好意を抱いていたことは知っていたようで、恵達の頬にキスをし、﹁全米デビューを目指して頑張れ﹂と言って別れた。
ロックボーカリスト︹1︺
演 - 正木泉
恵達がゆかりに着いて行って訪れたライブハウス﹁クロスロード﹂で歌っていたボーカリスト。
ロックバンド︹1︺
演 - バッカス
恵達がゆかりに着いて行って訪れたライブハウス﹁クロスロード﹂で演奏していたバンド。
ギタリスト︹1︺
演 - 高山一也
ライブハウス店員︹1︺
演 - 猪口卓治
恵達がゆかりに着いて行って訪れたライブハウス﹁クロスロード﹂の店員。
小浜島の人々
先生︹1︺
演 - つちだきくお
小浜小学校教師︵複式学級︶。国語の授業中、文也の音読を近くで聞いていた恵里から﹁いや~、先生のと違うね﹂と言われて﹁そうさ。どうせ、先生のは八重山標準語さぁ﹂と答えている。
キジムナーのことを﹁いたずらが好きだけど本当はいい子﹂と児童に話していた。また、自身の父が過去に森の中で迷って何時間も彷徨い続け、キジムナーが出てきて付いて行ったところ森の出口に無事に到着し、後ろを見たら誰もいなかった、というエピソードを語っている。
宮良のおばあ︹1︺
演 - 玉城文子
さとうきび畑で働く。文也から東京の小学校の人数を聞いて驚いた恵里が﹁1200人も、人見たことある?﹂と声をかけられて﹁見てないね﹂と答えている。
帽子を脱いで頭を下げて挨拶をした文也に﹁おや、とても礼儀正しいねェ﹂の意味である小浜島の方言で話しかけていた。
医師︹1︺
演 - 東條進
和也が倒れた時に古波蔵家に駆けつける。
那覇の人々
中学生︹1︺
演 - 長尾陽香、松田明矢子
A&Wでジュースを飲んでいたが、ハナとその友人たちが相席しようとすると立ち去ってしまう。
おじさん︹1︺
演 - 玉城満
古波蔵家から聞こえてくる三線の音にあわせて踊る酔っ払った近所の男。
店員︹1︺
演 - 安次富真樹
みやげもの屋の店員。﹁ゴーヤーマン﹂のマスコット人形を売ろうとアピールする恵里や恵尚、恵文を迷惑がる。
店員︹1︺
演 - 知花小百合
おみやげ屋の店員。店内で﹁ゴーヤーマン﹂のマスコット人形の営業を始めようとするハナを迷惑がる。
家長︹1︺
演 - 平良進
勝子の実家である比嘉家の長老。﹁ゴーヤーマン﹂のマスコット人形を親戚一同で購入するよう勝子から頼まれ、了承する。
比嘉家のおばぁ︹1︺
演 - 金城フミ、宮里常子、宮城タケ
勝子の実家である比嘉家のおばぁ。家長と共にみやげ物店を訪れ、﹁ゴーヤーマン﹂のマスコット人形を買う。
店員︹1︺
演 - 高宮城実人
みやげ物店の店員。﹁ゴーヤーマン﹂のマスコット人形の売れ行きを恵里から尋ねられ、﹁ゴーヤーマン﹂を﹁変な奴﹂と言った挙句、全く売れていないと話して彼女をがっかりさせる。
店員︹1︺
演 - 天端あえ
比嘉家の家長とおばぁたちが﹁ゴーヤーマン﹂のマスコット人形を買ったみやげ物店の店員。
東京の人々
兼城 昌秀︵かねしろ まさひで︶︹1 - 4︺
演 - 藤木勇人︵沖縄ことば指導を兼任︶
沖縄料理屋﹁ゆがふ﹂店長。容子の行きつけの店。本編開始より10年前に上京。
上京した恵里の歓迎会を行なった縁から恵里の最初のアルバイト先になり、﹁一風館﹂住人らのたまり場となっていく。
容子に好意を持っていたが、彼女はその思いに気づくことはなかった。
当初は柴田の扱いが雑だったが、次第に仲を深めていった。
黒島︵くろしま︶︹1 - 3︺
演 - 比嘉栄昇︵BEGIN︶
東京での貧しい生活を送っていた。店長の指示で恵理が自転車で﹁ゆがふ﹂の売上金を銀行へ入金に行く途中スーパーボールを落とし、慌てて探そうとバッグを放置したまま離れた間にたまたまその場を通り掛かり、生活苦からつい魔が差し盗んでしまう。後日﹁ゆがふ﹂へ謝罪に訪れてから常連客となる。後に仲間︵演‥上地等、島袋優︵共にBEGIN︶︶と常に三人セットで登場するが、﹁2﹂では仲間に彼女︵演 : 玉城千春、金城綾乃︵共にKiroro︶︶ができたのに対して、黒島だけ独り身になってしまった。
仲間︵なかま︶︹1︺
演 - 肥後克広︵ダチョウ倶楽部︶
﹁ゆがふ﹂の常連客。
北栄総合病院の入院患者
- 田所 幸子(たどころ さちこ)〔1〕
- 演 - 宮村優子
- 恵里が初めて単独で看護した患者。ヒステリーを起こして恵里を困らせる。
- 岡部〔1〕
- 演 - 田山涼成
- 藤田〔1〕
- 演 - 横山あきお
- 森田〔1〕
- 演 - 築出静夫
- 安藤〔1〕
- 演 - 中村まこと
- 三輪〔1〕
- 演 - 花井京乃助
- 村松〔1〕
- 演 - 加藤満
- 山浦〔1〕
- 演 - 井川哲也
- 患者〔1〕
- 演 - 下村彰宏
その他の人々
スタッフ
- 作詞・作曲 - 玉城千春、編曲 - 重実徹、歌 - Kiroro(ビクターエンタテインメント)
- ギター・バンジョー・ウクレレ演奏 - 千代正行
- サックス・フルート・クラリネット演奏 - 平原まこと
- ハープ演奏 - 朝川朋之
- 語り - 平良とみ(古波蔵ハナ役を兼任)
- 副音声解説 - 関根信昭
- 沖縄風俗考証 - 与那覇恵子
- 沖縄ことば指導 - 藤木勇人(兼城昌秀役を兼任)、今科子
- 三線指導 - 親盛隆司
- 沖縄料理指導 - 尚承
- 琉球舞踊指導 - 志田房子
- 看護指導 - 井部俊子
- 医事指導 - 中村毅志夫、増田豊
- 撮影協力 - 沖縄県、沖縄県那覇市、沖縄県竹富町
- 制作統括 - 菅康弘
- 制作 - 越智篤志
- 技術 - 鈴木秀夫、田中満
- 美術 - 山下恒彦、西之原豪
- 音響効果 - 平塚満、山田正幸、畑奈穂子
- 編集 - 久松伊織、井坂尚子
- 撮影 - 中村忍、熊木良次
- 照明 - 久慈和好、青井紀子
- 音声 - 奈良孝広
- 映像技術 - 水元祐二、田淵英明、米山博之
- 美術進行 - 江良勝紀
- 演出 - 榎戸崇泰、遠藤理史、大友啓史、渡辺一貴、藤井靖、高橋練、堀切園健太郎
- 制作・著作 - NHK
放送日程
放送週 |
回 |
放送日 |
サブタイトル |
演出
|
第01週
|
001 - 006 |
2001年4月02日 - 4月07日 |
美(ちゅ)ら海の約束 |
榎戸崇泰
|
第02週
|
007 - 012 |
2001年4月09日 - 4月14日 |
帰ってきた兄(に)ぃ兄(に)ぃ
|
第03週
|
013 - 018 |
2001年4月16日 - 4月21日 |
やまとの誘惑 |
遠藤理史
|
第04週
|
019 - 024 |
2001年4月23日 - 4月28日 |
ハイサイ!東京
|
第05週
|
025 - 030 |
2001年4月30日 - 5月05日 |
涙のアンダギー |
大友啓史
|
第06週
|
031 - 036 |
2001年5月07日 - 5月12日 |
哀愁のオキナワンボーイ
|
第07週
|
037 - 042 |
2001年5月14日 - 5月19日 |
迷子のマブイ(魂) |
榎戸崇泰
|
第08週
|
043 - 048 |
2001年5月21日 - 5月26日 |
東京ゆんたく |
遠藤理史
|
第09週
|
049 - 054 |
2001年5月28日 - 6月02日 |
暁(あかちち)のアリア |
大友啓史
|
第10週
|
055 - 060 |
2001年6月04日 - 6月09日 |
太陽(てぃだ)、見つけた! |
高橋練
|
第11週
|
061 - 066 |
2001年6月11日 - 6月16日 |
運命の交差点(あじまあ) |
藤井靖
|
第12週
|
067 - 072 |
2001年6月18日 - 6月23日 |
恋しくて肝(ちむ)どんどん |
遠藤理史
|
第13週
|
073 - 078 |
2001年6月25日 - 6月30日 |
おばぁの秘密 |
高橋練
|
第14週
|
079 - 084 |
2001年7月02日 - 7月07日 |
ガジュマルの樹の下で |
大友啓史
|
第15週
|
085 - 090 |
2001年7月09日 - 7月14日 |
古酒(くーす)で乾杯! |
渡辺一貴
|
第16週
|
091 - 096 |
2001年7月16日 - 7月21日 |
ちばりよー!一人前 |
堀切園健太郎
|
第17週
|
097 - 102 |
2001年7月23日 - 7月28日 |
花嫁美(ちゅ)らさよー |
榎戸崇泰
|
第18週
|
103 - 108 |
2001年7月30日 - 8月04日 |
家族の風(かじ) |
大友啓史
|
第19週
|
109 - 114 |
2001年8月06日 - 8月11日 |
かりゆしの出逢い |
渡辺一貴
|
第20週
|
115 - 120 |
2001年8月13日 - 8月18日 |
めんそーれ ベイビー! |
榎戸崇泰
|
第21週
|
121 - 126 |
2001年8月20日 - 8月25日 |
なんくる 子育て |
大友啓史
|
第22週
|
127 - 132 |
2001年8月27日 - 9月01日 |
お母さん(あんまー)は大忙し |
渡辺一貴
|
第23週
|
133 - 138 |
2001年9月03日 - 9月08日 |
近くにあるカフー(幸せ) |
榎戸崇泰
|
第24週
|
139 - 144 |
2001年9月10日 - 9月15日 |
和也の涙(ナダ) |
大友啓史
|
第25週
|
145 - 150 |
2001年9月17日 - 9月22日 |
美(ちゅ)ら海の願い
|
第26週
|
151 - 156 |
2001年9月24日 - 9月29日 |
命(ぬち)どぅ宝 |
榎戸崇泰
|
- 放送局:NHK総合・NHK衛星第二
- 放送枠:連続テレビ小説
- 放送日:2001年4月2日 - 9月29日
- 放送時間
- 毎週月曜日 - 土曜日 07:30 - 07:45(NHK衛星第二)
- 毎週月曜日 - 土曜日 08:15 - 08:30(NHK総合)
- 毎週月曜日 - 土曜日 12:45 - 13:00(NHK総合、再放送)
- 毎週土曜日 09:30 - 11:00(NHK衛星第二、1週間分一括再放送)
- 放送回数:全156回
- 視聴率:平均視聴率22.2%、初回視聴率21.3%、最高視聴率29.3%
- ※数字は視聴率(ビデオリサーチ社調べ・関東地区)
特別編・総集編
ちゅらさん 大百科
●放送局‥NHK沖縄放送局
●放送日‥2001年5月1日 - 5月2日
●放送回数‥全2回
ちゅらさん 海の日特集﹁美ら海の約束﹂
●放送局‥NHK総合
●放送日‥2001年7月20日︵海の日︶
●放送時間‥09:30~10:45
●朝ドラの放送中に、部分的な総集編が行われたのはこの作品が初めての例である。これは4月の少女時代編をベースに再構成したもの。
ちゅらさん 総集編
●放送局‥NHK衛星第二
●放送日‥2001年12月3日 - 12月5日
●放送時間‥毎日 19:35~20:50
●放送局‥NHK総合
●放送日‥2001年12月25日 - 12月27日
●放送時間‥毎日 19:30~20:45
※これ以降、NHK総合などで再放送が実施されている。︵詳細は後述︶
●タイトル
●第1回 ﹁美︵ちゅ︶ら島の出逢い﹂︵第1週 - 第4週︶
●第2回 ﹁ガジュマルの樹の下で﹂︵第5週 - 第14週︶
●最終回 ﹁命︵ぬち︶どぅ宝﹂︵第15週 - 最終週︶
※各話の区切りを考慮して各75分×3回の構成となっている。
ちゅらさん2
概要
キャスト
※連続テレビ小説からの出演者はパート1を参照
●新城 たけし︵しんじょう たけし︶ - 谷隼人
勝子の元恋人で、恵尚の実父。
●紺野 真知子︵こんの まちこ︶ - 香川京子
恵里の訪問看護先の患者。バニラアイスクリームが好物。
●紺野 渉︵こんの わたる︶ - 山本學
真知子の夫。恵里が往診看護すると真知子に言われて出かける。
●多恵子︵たえこ︶ - 沢詩奈々子︵MAX︶
﹁ゆがふ﹂の従業員。
●喜屋武︵きゃん︶ - 辺土名一茶︵DA PUMP︶
﹁ゆがふ﹂の客。
●玉城︵たましろ︶ - 奥本健︵DA PUMP︶
﹁ゆがふ﹂の客。
●平良︵たいら︶ - 玉城幸也︵DA PUMP︶
﹁ゆがふ﹂の客。
●大浜 豊︵おおはま ゆたか︶ - 山里勇吉
おばぁの恋人。三線︵三味線︶が上手で、恵文に好感を持たれた。
スタッフ
- 脚本 - 岡田惠和
- 音楽 - 丸山和範
- 演奏 - 新音楽協会
- 三線指導 - 親盛隆司
- 音響効果 - 山田正幸、畑奈穂子
- 制作統括 - 菅康弘
- 制作 - 越智篤志
- 美術 - 山下恒彦、西之原豪
- 演出 - 大友啓史、木本一博
- 制作・著作 - NHK
サブタイトル
放送回 |
放送日 |
サブタイトル
|
第1回
|
2003年3月31日 |
ハイタイ!恵里、元気です
|
第2回
|
2003年3月31日 |
対決!男(いきが)対女(いなぐ)
|
第3回
|
2003年4月07日 |
兄ぃ兄ぃの涙(なだ)
|
第4回
|
2003年4月14日 |
それぞれの出立(んじたち)
|
第5回
|
2003年4月21日 |
太陽(ていだ)のように
|
最終回
|
2003年4月28日 |
おばぁの祝宴(すーじ)
|
主題歌・挿入歌
- 作詞 - 木村武達、作曲 - ミヤギマモル、編曲 - Haya10、歌 - 国仲涼子(インディペンデントレーベル)※歌手デビュー曲
ちゅらさん3
概要
テーマは「親子の愛」。
- ※数字は視聴率(ビデオリサーチ社調べ・関東地区)
キャスト
※連続テレビ小説からの出演者はパート1を参照
- 恵里の訪問看護先の患者。
- 美帆子の娘。
スタッフ
- 脚本 - 岡田惠和
- 音楽 - 丸山和範
- 演奏 - 新音楽協会
- 三線指導 - 親盛隆司
- 制作統括 - 峰島総生
- 制作 - 六山浩一
- 美術 - 山下恒彦、清水謙輔
- 音響効果 - 畑奈穂子、山田正幸、吉田直矢
- 演出 - 大友啓史、高橋練、石塚嘉
- 制作・著作 - NHK
サブタイトル
放送回 |
放送日 |
サブタイトル
|
第1回
|
2004年09月13日 |
御(う)祝(ゆ)えーがいっぱい
|
第2回
|
2004年09月20日 |
親子(うやっくわ)の思(うむ)い
|
第3回
|
2004年09月27日 |
太陽(てぃだ)を心に
|
第4回
|
2004年10月04日 |
かりゆしの笑顔
|
最終回
|
2004年10月11日 |
美(ちゅ)ら海がくれた命
|
主題歌・挿入歌
- 作詞 - 渡辺なつみ、作曲 - 松本良喜、編曲 - 星野孝文、ストリングスアレンジ - 村山達哉
- 歌 - 国仲涼子、コーラス - 川村ゆみ(ポニーキャニオン)
ちゅらさん4
概要
キャスト
※連続テレビ小説との同キャストはパート1を参照
スタッフ
主題歌・挿入歌
サブタイトル
放送回 |
放送日 |
サブタイトル
|
前編
|
2007年1月13日 |
おばぁの涙(なだ)
|
後編
|
2007年1月20日 |
ゆんたく三姉妹
|
受賞歴
- ちゅらさん(2001年)
- 第30回ザテレビジョンドラマアカデミー賞
- 主演女優賞(国仲涼子)
- 助演女優賞(平良とみ)
- 新人俳優賞(ゴリ)
- 脚本賞(岡田惠和)
- ザテレビジョン特別賞(ゴーヤーマングッズ)
再放送
豆知識
この節には複数の問題があります。改善やノートページでの議論にご協力ください。
●出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。︵2023年9月︶
●独自研究が含まれているおそれがあります。︵2023年9月︶
|
・オープニングで登場する島は沖縄県渡名喜村の無人島﹁入砂島﹂である。本作品の舞台となっている小浜島ではなく、入砂島が採用された理由について、当時のディレクターだった遠藤理史︵現・NHKメディア総局第3制作センタードラマ統括副部長︶は﹁オープニング映像において、最初は生命の始まりからスタートする演出上、何もない島︵無人島︶である必要があったことに加え、当時のアナログテレビ画面︵4:3︶のサイズに収まるなどの条件[注釈6]に一致したため、入砂島が選定された﹂と語っている。なお、入砂島は島全体が在日米軍の射撃場︵出砂島射爆撃場︶となっているため、一般人は立ち入ることは出来ない[15]。
・オープニングとエンディングは浜辺をやどかりが画面を横切るように歩くシーンが使われているが、物語の展開上、ヒロインがずっこけるような終わり方をした回︵53話や59話など︶では、やどかりが波にさらわれてこけるシーンを見ることができる。
・小浜島には民宿﹁こはぐら荘﹂の撮影で使用された家が残されている。本来は民宿ではなく、普通の住宅。2006年に﹁大盛家住宅 主屋・ヒンプン・石垣・井戸﹂として国の登録有形文化財に登録されている。
・作中で度々使われる島の港は、通常定期船が入港する小浜港ではなく、島の最西端にある細崎港である。
・出演者が港へ向かう時や港から帰ってくる時に通称﹁シュガーロード﹂という一本道を行き来するシーンが数多く描かれているが、実際は集落から東南へ伸びる道であり、港のある西方面へは通じていない。
・シュガーロードの先には、﹁はいむるぶし﹂という当時島の面積の5分の1を占めた巨大リゾート施設があり、ロケ時には撮影隊のベースとなった。小浜島がロケ地に選ばれたのは、多くのスタッフ・出演者を受け入れることが出来るこの施設の存在が大きい。
・作中、古波蔵恵文が乗っていた黄色い車︵送迎用ワーゲン︶は﹁はいむるぶし﹂に長く展示されていたが、潮風のため老朽化が激しく2008年に廃棄処分となった。
・実際の小浜島には県立八重山病院小浜診療所に医師が常駐している。なお、重病人が出た時は海上保安庁のヘリコプターで石垣島へ搬送をしている。
・恵理と文也が結婚を誓い合うなど、作中で重要な舞台となった﹁和也の樹﹂︵ガジュマル︶だが、初代の樹は台風で倒れ、その後何度か別の樹に植え替えられたが植生が合わないためにその都度枯れてしまい、現存しない。また樹があった場所は私有地のため、立ち入り禁止となっている。この樹を望む場所に設置されたちゅらさん展望台は口蹄疫の侵入防止のため2012年2月1日をもって閉鎖され[16]、同展望台に設置されていた﹁ちゅらさんの碑﹂は、小浜島の西大岳展望台に移設されている。
・第1話では3人が漁船で来島しているが、観光客は通常高速船︵季節により違うが1日20便前後︶で訪れることが多い。フェリーは週3回4便が運航されている。
・恵里の弟、恵達を演じた山田孝之は、パート3の時は多忙なためスケジュールが合わず出番が少なく、パート4に至っては、回想シーンと写真のみの登場になってしまった。
・第14週第80回で恵達が作った曲﹁ロバにのっていこう﹂は、ドラマ放送開始前の2001年3月3日にNHK教育テレビで放送したむしまるQゴールドの楽曲である。
・妖精︵キジムナー︶の存在という一般的には非現実的とされることに肯定的な側面がある。いずれも、ユタの存在や土着の民話などの、沖縄で一般的な習俗をもとにしている筋書きといえる。
・2001年の﹃第52回NHK紅白歌合戦﹄にKiroroが紅組の出場歌手︵﹁Best Friend﹂を歌唱︶、平良とみが審査員、ゴーヤマンとガレッジセールが応援ゲストとしてそれぞれ出演。また、実現はしなかったものの、国仲涼子と堺正章が同紅白の司会の候補に挙がっているとの報道もされていた。
・沖縄に縁のある出演者が多いのも特徴。まず、ヒロインを演じた国仲涼子は、ドラマ同様に沖縄県出身である。恵達役の山田孝之は、祖母が沖縄県出身︵本人は鹿児島出身︶。おばぁ役の平良とみも、沖縄県出身。その他の主要人物では、恵尚役のゴリ&島袋社長役の川田のガレッジセール、﹁ゆがふ﹂店長役の藤木勇人、与那原誠役のSHINOBU、前原琉美子役の前原絵理、我那覇猛役の川平慈英等が沖縄県出身である。また、沖縄料理店﹁ゆがふ﹂のシーンでは、主題歌を歌う﹁Kiroro﹂や﹁BEGIN﹂、﹁ダチョウ倶楽部﹂の肥後克広といった沖縄出身者が客として多数出演している︵﹁ゆがふ﹂の売上金を盗む黒島猛役を演じたBEGINの比嘉栄昇は、謝罪の場面︵ちゅらさん第41回︶で普段は脱がない帽子を脱いだ︶。パート2ではDA PUMP、パート3では古謝美佐子、パート4ではMAXが﹁ゆがふ﹂の客として出演している。﹁その他大勢﹂役には、東京在住の沖縄県人会会員が参加した。
・出演者のほとんどが歌手または歌手としてCDデビューを果たしているのも特徴である。ヒロインの国仲涼子はパート2の主題歌﹁琉球ムーン﹂で、古波蔵恵尚役のゴリ&島袋社長役の川田のガレッジセールは挿入歌﹁天下無敵のゴーヤーマン﹂でそれぞれ歌手デビューを果たしているほか、上村文也役の小橋賢児はテレビ東京系アニメ﹁赤ちゃんと僕﹂の主題歌﹁B.B.B.﹂で、下柳聡子看護部長役の戸田恵子は16歳の時に﹁あゆ朱美﹂名義で、金城ゆかり役のベッキーは﹁ベッキー♪♯﹂名義で、西宮遙役の小西真奈美は後に小西自身が出演した映画﹃Sweet Rain 死神の精度﹄の主題歌﹁Sunny Day﹂で劇中の役名である藤木一恵名義で、柴田幸造役の村田雄浩は自身が出演していたTBS系ドラマ﹃渡る世間は鬼ばかり﹄のドラマ内のバンド﹁渡鬼おやじバンド﹂の一員としてそれぞれ歌手デビューを果たしている。また、古波蔵恵文役の堺正章は元スパイダース、古波蔵勝子役の田中好子は元キャンディーズ、城ノ内真理亜役の菅野美穂は元桜っ子クラブさくら組で、それぞれグループ解散後は歌手としてソロデビューを果たしている。さらにその他では主題歌を歌うKiroroやBEGIN、DA PUMP、MAX、古謝美佐子、﹁シーナ&ロケッツ﹂のリーダーである鮎川誠といった音楽家や音楽バンド・グループが出演、している。また、肥後克広もダチョウ倶楽部として歌手デビューを果たしているほか、田所幸子役の宮村優子も歌手デビューを果たしている。
・古い寮︵集合住宅︶が舞台、住民︵他登場人物︶同士による厳しくとも優しい心の交流、ヒロインが天然ボケの美女、いい場面で邪魔が入るなどの展開から、﹃めぞん一刻﹄をオマージュしているという声がある。脚本の岡田惠和は﹃めぞん一刻﹄のファンであり、後に﹃めぞん一刻﹄の実写ドラマ版を手掛けている。
・脚本家である岡田惠和の母方の姓が﹁古波蔵﹂であるので主人公一家の家名をそのように名付けた。また、堺正章と田中好子の役名は、その母方の祖父母の名前をそのまま使っている。
・パート4で市場のおばぁとして出演している吉田妙子と、西宮遥役の小西真奈美は同じく沖縄を舞台にした日本テレビ系ドラマ﹃瑠璃の島﹄にも出演している︵こちらは小浜島と同じ八重山列島にある鳩間島が舞台︶。
・ドラマの人気もあいまって、沖縄に住む高齢者女性のことを﹁オバア﹂と親しく呼ぶ風習が本土に広がったが、実際には親族が祖母に対し呼びかける言葉であるため、他人の祖母に対して﹁オバア﹂と呼びかけるのは大変失礼なことである。
・2009年5月NHKオンデマンドで﹃ちゅらさん﹄第1話から第6話を無料配信したところ、パソコン新規登録会員数が過去最大を記録したことが、当時NHK会長の福地茂雄の記者会見により明らかにされた。
・番組をきっかけに、小浜島では毎年6月中旬の土日、地元を全国にアピールするイベント﹁ちゅらさん祭り﹂が催されている。出演した俳優のトークショー、伝統芸能の披露、ミュージシャンなどによるコンサートなどが行われる。前日祭の﹁小浜節大会﹂では島の方言で歌われる﹁小浜節﹂の歌唱力が競われる。
・古波蔵勝子役を演じた田中好子は2011年4月21日に乳癌で亡くなる。同月24日の通夜には﹃ちゅらさん﹄で共演した国仲涼子、堺正章、 ゴリ、山田孝之も参列した。国仲は、﹁いろんなものをもらってばかりで、私からは何もしてあげられなかった﹂﹁いつもかわいい声で﹃恵里﹄って呼んでくれた姿が印象的でした﹂と涙ながらに報道陣の前で語った。堺は、﹁朝から夜遅くまで笑顔を絶やさないのが、印象に残っています。役者を長くやっていても、彼女は何色にも染まらず、透明感を持ち続けてました﹂﹁もっと生きて欲しかったけど、少しは楽になったのなら良かったのかな﹂と語り[17][18]、 ゴリは、﹁﹃ちゃんとご飯は食べてる? お腹が空いたら、すぐオカァに電話するんだよ﹄と、本当の息子のように心配してくれました﹂﹁優しい人だから、周りに心配かけまいと、苦しい闘病生活も隠していたんですね。ご冥福を祈ります。ゴリより、そしてアナタの息子ケイショウより﹂とコメントした[19]。平良とみは参列しなかったが、﹁家族に接するような気持ちで仕事をさせていただきました。今も家族と同じような気持ちでいたので、訃報に接し、驚いています。ドラマへの取り組みが熱心で、真面目な人でした﹂とマスコミ向けにコメントを出した[20]。のちに平良も2015年に亡くなった。
・2024年度に行われている再放送において、直後に放送される﹃虎に翼﹄の再放送と合わせて﹃NHKニュース﹄を挟んで生放送される﹃列島ニュース﹄の冒頭でキャスター陣が感想を述べることがある[21]。
劇中キャラクター
ゴーヤーマン
この番組で、古波蔵恵尚︵ゴリ︶が考え出した﹁ゴーヤーマン﹂という沖縄特産野菜・ゴーヤーをモチーフにしたキャラクターが登場した。劇中では恵尚がそれを売り出そうとしたところほとんど売れず、家族に莫大な借金を残す結果となったが、現実世界ではその後NHKの関連会社・NHKソフトウェア︵現在はNHKエンタープライズに合併︶からゴーヤーマンのグッズが発売され人気を集めた[22][23]。2010年現在も沖縄県の土産物店ではNHKエンタープライズのゴーヤーマン関連商品が売られている。なお、このキャラクターは、﹁劇中当時︵1991年︶では受けないが、2001年現在では人気を集めるようなキャラクター﹂というコンセプトで考え出されたという。
また夏休み中の期間に限り、各話のエンディング5秒の﹁明日もお楽しみに﹂の映像がゴーヤーマンの映像に変わった。︵例:茶碗の中に湯が入っていて、風呂のように浸かっている。ゴーヤーと共に吊るされているなど︶また、2001年10月から11月にかけて﹃天下無敵のゴーヤーマン☆︵歌・ガレッジセール︶﹄がNHKみんなのうたの曲で放送された。当時沖縄以外の人々にはあまり知られていなかったゴーヤーの知名度を格段に上げた立役者でもある。
﹃ちゅらさん﹄以外では、2022年度前期の連続テレビ小説﹃ちむどんどん﹄にゴーヤーマンが登場している。恵尚役のゴリがタクシー運転手役で最終回に登場し、彼が運転するタクシーのミラーにゴーヤーマンがぶら下がっている[注釈7]。
城ノ内真理亜
撮影地
「ちゅらさん2」撮影を記念した植樹(小浜小中学校、写真の樹木はヒロイン・恵里役の国仲が植樹したもの)
関連商品
書籍
●NHK連続テレビ小説﹁ちゅらさん﹂ノベライズ本 全3巻︵双葉社︶
●NHK月曜ドラマシリーズ﹁ちゅらさん2﹂ノベライズ本︵双葉社︶
●NHK月曜ドラマシリーズ﹁ちゅらさん3﹂ノベライズ本︵双葉社︶
●NHK土曜ドラマ﹁ちゅらさん4﹂ノベライズ本︵双葉社︶
●ちゅらさん 新風舎文庫 全7巻︵新風舎︶
●ちゅらさん ジュールコミックス 全2巻︵双葉社︶
●ちゅらさん NHKドラマガイド︵日本放送出版協会︶
●ちゅらさんファンブック︵双葉社︶
●ちゅらさんファンブック 新装版︵双葉社︶
●ガジュマルの樹の下で︵ポプラ社︶
●NHK連続テレビ小説ちゅらさんの沖縄家庭料理︵双葉社︶
●ちゅらさん オリジナルサウンドトラック ピアノソロ曲集︵全音楽譜出版社︶
●連続テレビ小説読本︵洋泉社︶ ISBN 978-4800304940
●NHK、連続テレビ小説の特集本。
●第一章の﹁朝ドラを変えた21世紀の重要作﹂としてピックアップした5作品の内で﹁ちゅらさん﹂を紹介し、国仲涼子のインタビューを収録。
●朝ドラの55年 ― 全93作品完全保存版︵NHK出版︶ ISBN 978-4144072130
●NHKドラマ番組部監修で1961年から2015年までの連続テレビ小説93作品を紹介。
●﹁ちゅらさん﹂からは作品紹介の他、国仲涼子のインタビュー、沖縄県竹富町のロケ地などを掲載。
CD
- NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」オリジナル・サウンドトラック(ビクターエンタテインメント)
- NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」~島田さんのクラシック(ユニバーサル・クラシックス)
- 「天下無敵のゴーヤーマン☆」歌:ガレッジセール(アール・アンド・シー)
DVD・ビデオ
その他
脚注
注釈
(一)^ 前作﹃オードリー﹄の初回放送日は、2000年10月2日。
(二)^ 岡田惠和が影響を受けた、高橋留美子の漫画﹃めぞん一刻﹄に出てくる﹁一刻館﹂からの、命名だという[3]。
(三)^ 山田孝之の母が沖縄出身である。
(四)^ 同アンケート結果の第1位は樫山文枝︵﹃おはなはん﹄︶、第2位は田中裕子︵﹃おしん﹄︶であった。
(五)^ 本作より連続テレビ小説アンコールは月-金曜12:30-12:45に放送予定︵その直後に、総合では朝8時から放送される新作の当日放送分の再放送がある︿2024年度上半期は﹃虎に翼﹄﹀︶[12]。
(六)^ 小浜島では島が大きすぎて、ヘリコプターによる撮影では高度が必要だったことから選ばれなかった。
(七)^ ゴリ演じるタクシー運転手は最終回で、ヒロイン・比嘉暢子︵演 - 黒島結菜︶の兄・賢秀︵演 - 竜星涼︶を客として乗せている。その後すぐ、ある目的のために暢子、賢秀と2人の姉妹︵暢子の姉で賢秀の妹︶である良子︵演 - 川口春奈︶の3人を亡き父・賢三︵演 - 大森南朋︶の墓がある浜へと連れて行く。
出典
関連項目
外部リンク
NHK 連続テレビ小説 |
前番組 |
番組名 |
次番組 |
オードリー (2000年度下半期)
|
ちゅらさん (2001年度上半期)
|
ほんまもん (2001年度下半期)
|
NHK 月曜ドラマシリーズ |
風子のラーメン (2003年2月10日 - 3月10日)
|
ちゅらさん2 (2003年3月31日 - 4月28日)
|
麻婆豆腐の女房 (2003年5月12日 - 6月9日)
|
ジイジ〜孫といた夏 (2004年8月16日 - 9月6日)
|
ちゅらさん3 (2004年9月13日 - 10月11日)
|
ねばる女 (2004年10月18日 - 11月15日)
|
NHK 土曜ドラマ |
ウォーカーズ〜迷子の大人たち (2006年11月11日 - 12月2日)
|
ちゅらさん4 (2007年1月13日 - 1月20日)
|
スロースタート (2007年1月27日 - 2月3日)
|
NHK BSプレミアム 月曜 - 土曜 23時 - 23時15分 連続テレビ小説・アンコール(夜の部) |
てっぱん (2013年度上半期)
|
ちゅらさん (2013年度下半期)
|
- (夜の部の枠廃止)
|
NHK総合 連続テレビ小説アンコール |
さくら (2023年9月4日 - 2024年2月28日) ※同作品までは平日14時台に放送
|
ちゅらさん (2024年度上半期) ※本作品より平日12:30 - 12:45に放送
|
-
|
NHK総合 平日12:30 - 12:45 |
月 - うまいッ! 火 - いいいじゅー! ! 水 - にっぽん百低山 木 - サラメシ(再) 金 - きょうの料理 ※全て12:20 - 12:43(祝日除き)
|
ちゅらさん (2024年4月1日 - )
|
-
|
BS12 トゥエルビ 月曜 19:00 - 20:50 |
- (枠設置前)
|
ちゅらさん (2020年度下半期)
|
ふたりっ子 (2021年度上半期)
|