ダービーシリーズは、日本地方競馬における企画であり、2023年まで地方競馬の8主催者の「ダービー」にあたる競走を短期集中開催されていたものである[1]

2016年まではダービーWeek(ダービーウィーク)という名称だった。

概要

編集

2006NARJ-MILK4[2]

657JpnI8271[2][1]

Week2005[]

20176駿2

2006200720086[3]week

Week使2006[4]2010[5]

駿使JRA使[6]

2022JRANAR20243[7][8][9]JpnI322023JpnI3[10]

対象競走

編集
  • 施行条件等は2023年のものによる。
  • 順序は2023年の施行日による(施行日そのものは施行日節を参照)。
  • コースはすべてダート
競走名 競馬場 格付け 距離 1着賞金 備考
九州ダービー栄城賞 佐賀 重賞 2,000m 2,000万円 かつては九州・四国交流競走だった。
2017年まではS1に格付けされていた。
2024年度より栄城賞と改称。
東海ダービー 名古屋 SPI 2,100m 1,000万円 かつては東海・北陸・中国交流競走だった。
2021年までは1,900m、2022年は2,000mで施行。
2004年までは名古屋優駿としてダートグレード競走で施行されていた。格付は(統一)GII。
2024年度より東海優駿と改称。
東京ダービー 大井 SI 2,000m 5,000万円 2024年度よりダートグレード競走(JpnI)に昇格。地方競馬で唯一「ダービー」という名が使われる[11]
東北優駿(岩手ダービー) 水沢 M1 2,000m 1,000万円 2006年から2018年までは「岩手ダービーダイヤモンドカップ」が対象競走であった。
2020年は盛岡競馬場2,000mで施行。
兵庫ダービー 園田 重賞I 1,870m 2,000万円 2009年は姫路競馬場1,800mで施行。
2010年は姫路競馬場2,000mで施行。
2024年度より兵庫優駿と改称。
北海優駿(ダービー) 門別 H1 2,000m 1,000万円 地方競馬全国交流競走(2010年より)。
2006年のみ「札幌ダービー北斗盃」が対象競走であった(札幌競馬場1,700mで施行、同年の格付けはH1)。
2007年から2008年は旭川競馬場1,600mで施行。
高知優駿 高知 重賞 1,900m 1,600万円 地方競馬全国交流競走。
石川ダービー 金沢 重賞 2,000m 700万円 2004年まで実施された北日本ダービーを復活させる形で2017年より新設。
2024年度より石川優駿と改称。

施行日

編集
ダービーWeek
対象年 九州 岩手 北海 東京 兵庫 東海 期間中施行のない日
2006年 6月4日 6月11日 6月6日 6月7日 6月8日 6月9日 6月5日、10日
2007年 6月3日 6月10日 6月5日 6月6日 6月7日 6月8日 6月4日、9日
2008年 6月1日 6月2日 6月3日 6月4日 6月5日 6月6日 なし
2009年 5月31日 6月1日 6月2日 6月3日 6月4日 6月5日
2010年 5月30日 5月31日 6月1日 6月2日 6月3日 6月4日
2011年 6月6日 6月13日 6月7日 6月8日 6月9日 6月10日 6月11日、12日
2012年 6月1日 6月4日 6月5日 6月6日 6月7日 6月8日 6月2日、3日
2013年 5月31日 6月3日 6月4日 6月5日 6月6日 6月7日 6月1日、2日
2014年 6月1日 6月2日 6月3日 6月4日 6月5日 6月6日 なし
2015年 5月31日 6月1日 6月2日 6月3日 6月4日 6月5日
2016年 5月29日 6月6日 5月31日 6月8日 6月16日 6月7日 5月30日、6月1〜5日、9〜15日
ダービーシリーズ
対象年 九州 岩手 北海 東京 兵庫 東海 高知 石川
2017年 5月28日 6月11日 6月1日 6月7日 6月15日 6月6日 6月18日 6月20日
2018年 5月27日 6月10日 6月20日 6月6日 6月7日 6月5日 6月17日 5月29日
2019年 5月26日 6月9日 6月19日 6月5日 6月6日 6月11日 6月16日 6月4日
2020年 5月31日 6月7日 6月18日 6月3日 6月11日 6月9日 6月14日 6月2日
2021年 5月30日 6月13日 6月17日 6月9日 6月10日 6月15日 6月20日 5月25日
2022年 5月29日 6月14日 6月16日 6月8日 6月9日 6月7日 6月12日 6月21日
2023年 5月28日 6月11日 6月15日 6月7日 6月14日 5月31日 6月18日 6月27日

スタリオン賞

編集

2007年より(東京ダービーは2011年より)社団法人JBC協会の協力のもと、副賞として指定された種牡馬の翌年の種付け権利が優勝馬の馬主に与えられる。2007年は急場で決まったため統一性が図られなかったが、2008年は前もっての計画であったので全て日本ダービーの優勝馬の種付け権利となっている。[要出典]

ダービーWeek
対象年 九州ダービー
栄城賞
岩手ダービー
ダイヤモンドカップ
北海優駿
(ダービー)
東京ダービー 兵庫ダービー 東海ダービー
2007年 マヤノトップガン アドマイヤドン バブルガムフェロー ゴールドアリュール フサイチコンコルド
2008年 タニノギムレット ジャングルポケット フサイチコンコルド スペシャルウィーク ネオユニヴァース
2009年 デュランダル キングヘイロー グラスワンダー メイショウサムソン タイキシャトル
2010年 ディープスカイ
2011年 マツリダゴッホ ハービンジャー キングヘイロー
2012年 ネオユニヴァース
2013年 メイショウサムソン ディープブリランテ ダノンシャンティ
2014年 キンシャサノキセキ ディープスカイ エイシンフラッシュ
2015年 ナカヤマフェスタ
2016年 ダノンシャンティ ネオユニヴァース ヴィクトワールピサ ゼンノロブロイ シンボリクリスエス
ダービーシリーズ
対象年 九州ダービー
栄城賞
岩手ダービー
ダイヤモンドカップ

東北優駿
(岩手ダービー)
北海優駿
(ダービー)
東京ダービー 兵庫ダービー 東海ダービー 高知優駿 石川ダービー
2017年 ディープブリランテ ネオユニヴァース エイシンフラッシュ ハービンジャー ゼンノロブロイ ジャングルポケット ダノンシャンティ スピルバーグ
2018年 コパノリッキー イスラボニータ エイシンフラッシュ サトノアラジン エスポワールシチー
2019年 ブラックタイド リアルスティール
2020年 アジアエクスプレス ニューイヤーズデイ ホッコータルマエ ロジャーバローズ
2021年 ルヴァンスレーヴ
2022年 スワーヴリチャード クリソベリル ダノンキングリー ジャスタウェイ
2023年 グレーターロンドン サリオス

結果

編集

出典

編集

脚注

編集


(一)^ ab&. . . 2010123201561

(二)^ abTOPICS-2006. .  (200659). 201561

(三)^ ?. 2008. . 2015526201561

(四)^ Week.  (2006523). 201561

(五)^ .  (2010430). 201561

(六)^ JRAJRA使

(七)^ 323 - 2023610

(八)^ 323

(九)^ JRA2001

(十)^ 3西2024西3駿

(11)^ 

関連項目

編集

外部リンク

編集