身の回りにあるものをデザインの視点から見つめ直すことで、﹁デザインの面白さ﹂を伝えつつ、子供達の﹁デザイン的な視点と感性﹂を育むことを番組の目的としている[3]。
番組スタッフの中心となるのは、全体の構成を担当する佐藤卓︵グラフィックデザイナー︶、音楽を担当するコーネリアス︵小山田圭吾︶︵ミュージシャン︶、映像監修を担当する中村勇吾︵インターフェースデザイナー︶の3名。子供向け番組であるものの、デザインとそれにまつわる創造的な視点を、モーショングラフィクスとサウンドデザインを駆使して高い完成度で表現し、デザインというテーマを子供向けの番組として組み立てた点が革新的であると高い評価を受けている[4]。番組タイトルにある﹁あ﹂は50音の最初の文字であり、﹁デザインの面白さを学ぶ最初の入口﹂という番組コンセプトが込められている。
子供向け番組でもあり、数分間の短いコーナーをつなぎ合わせた構成となっている。基本的に一回の放送中にコーナーが重複することはないが、時おりひとつのコーナーを連続して流すスペシャル回︵#76﹁デザイン問答﹂スペシャル、#72﹁ない世界﹂スペシャル、#68﹁うごきのトレース﹂スペシャル、など︶を放送することがある。
テーマ曲の﹃﹁あ﹂のテーマ﹄︵歌‥Chocolat︶は、﹁あ﹂の声だけで構成された楽曲で、公式サイト内に閲覧者の描いた﹁あ﹂の文字が変化する様子に会わせてテーマ画像が流れる特設サイトが用意されている。
2020年度まで使用されていたエンドカードは、黒背景に白文字の﹁おわり﹂︵一段目︶と白抜きのNHKロゴ︵二段目︶が画面中央に、番組公式サイトのURLが画面下部にそれぞれフェードインで表示されるという形式が取られている。﹁5分版﹂では、一時期公式サイトのURLと合わせて通常版の放送時間告知テロップが添えられていた。
2021年2月27日放送分で放送回数200回を達成。同日にはこれを記念して﹁200回スペシャル﹂と題し、小山田ら番組の音楽制作に携わるメンバーのライブ映像を放送[5]。﹃﹁あ﹂のテーマ﹄、﹃森羅万象﹄、﹃解散!﹄、﹃思ってたんとちがう﹄、﹃てざわりうた﹄などのライブバージョンが披露された。15分バージョンとしてはこれが最終回となる。
2021年度より、﹁ピタゴラスイッチ﹂と同様、15分版の放送時間を10分へ短縮。また、上記のエンドカードが廃止された。エンディングテーマや放送したコーナーのダイジェスト、タイトルロゴの映像は当初使用されていなかったが、2021年6月12日放送分︵第201回︶からエンディングテーマ曲を新しい物に変更して復活した。
2021年7月1日より、各コーナーをつないで1時間27分の長さに構成し、Netflixでのストリーミング配信を開始した[6]。
2021年7月に入り、音楽担当の小山田の過去の雑誌上でのいじめに関するインタビュー記事が物議を醸す中、NHKは﹁︵小山田が︶過去の雑誌記事の内容を認めていることや、一連の経緯などを踏まえ総合的に判断した結果﹂との理由で7月20日分の放送を見合わせ、﹁ピタゴラスイッチ﹂に差し替え︵同じく小山田が参加するEテレの番組﹁JAPANGLE﹂も同日放送分を﹁すたあと﹂に差し替え︶[7]、公式サイトの小山田ら主要スタッフ3名のクレジットも同日中に削除された[8]。これにより新作放送は7月12日の第205回までとなり、再放送・再構成分については7月19日放送の﹁しんごう﹂までとなった。
翌7月21日に行われた定例記者会見の席で正籬聡放送総局長は、番組スタート時の2011年と2017年に小山田の起用について問い合わせがあったことを明かした上で、所属事務所から本人が反省している旨の説明を聞いて受け入れた上で起用したことを説明し、本人が過去のいじめの事実を認めていることに加え、︵小山田が音楽担当に一時起用された︶2020年東京オリンピック・パラリンピックを踏まえてNHKが﹁多様性を認めて共生社会を一歩進めることを体現できないかと目標にしている﹂ことを踏まえての判断であったことを説明した[9][10]。番組は当面の間放送を休止すると発表した[9][10]。
2021年度の秋の改編では、番組名は記載されていなかったが、引き続き休止の扱いで、今後については検討中だとしている[11]。2022年2月9日には同年4月の番組改編の内容が発表されたが、本番組は休止のままとなっていた[12]。
- 2022年度
- 2023年度[18][19]・2024年度前期[20] (2023年4月 - )
- NHK Eテレ 隔週月曜日 08:25 - 08:35
- NHK Eテレ 隔週金曜日 07:20 - 07:30 (再放送)
放送リスト(2022年度、不定期放送)[15][21]
話数
|
タイトル
|
初放送日 (JST)
|
出典
|
1
|
ふたのうら
|
2022年07月18日
|
[22]
|
2
|
しくみ
|
2022年07月19日
|
[23]
|
3
|
ながいかみ
|
2023年01月26日
|
[24]
|
4
|
ロボメカ男
|
2023年01月28日
|
[25]
|
5
|
ガチャ
|
[26]
|
6
|
るいとも
|
2023年01月29日
|
[27]
|
7
|
家をつくる
|
[28]
|
8
|
黒い点
|
2023年03月18日
|
[29]
|
9
|
入り口
|
2023年03月25日
|
[30]
|
放送リスト(2023年度)[15][21]
話数
|
タイトル
|
初放送日 (JST)
|
出典
|
10
|
まえうしろ
|
2023年04月03日
|
[31]
|
11
|
サンドイッチ
|
2023年04月10日
|
[32]
|
12
|
おしらせします
|
2023年04月17日
|
[33]
|
13
|
みみ
|
2023年05月01日
|
[34]
|
14
|
カエル
|
2023年07月03日
|
[35]
|
15
|
みよちゃん
|
2023年07月10日
|
[36]
|
16
|
すれすれ
|
2023年07月17日
|
[37]
|
17
|
ぐぐぐ
|
2023年07月24日
|
[38]
|
18
|
キラキラ
|
2023年09月04日
|
[39]
|
19
|
ネオ
|
2023年09月11日
|
[40]
|
20
|
きゅうすいとう
|
2023年09月25日
|
[41]
|
21
|
トリプル
|
2023年10月02日
|
[42]
|
22
|
ミキサー車
|
2023年10月09日
|
[43]
|
23
|
せんたくばさみ
|
2023年10月16日
|
[44]
|
24
|
アーキテクチュア
|
2023年10月23日
|
[45]
|
25
|
ふみきり
|
2023年11月06日
|
[46]
|
26
|
キウイ
|
2023年11月13日
|
[47]
|
27
|
トロッコ
|
2023年12月04日
|
[48]
|
28
|
おみやげ
|
2023年12月11日
|
[49]
|
29
|
えんそく
|
2023年12月18日
|
[50]
|
30
|
つくる
|
2024年01月08日
|
[51]
|
31
|
ユニフォーム
|
2024年01月15日
|
[52]
|
32
|
あけしめ
|
2024年01月22日
|
[53]
|
33
|
貝がら
|
2024年02月05日
|
[54]
|
34
|
ぽぽぽ
|
2024年02月12日
|
[55]
|
35
|
観察スペシャル
|
2024年02月19日
|
[56]
|
36
|
やね
|
2024年02月26日
|
[57]
|
37
|
パラメータースペシャル
|
2024年03月04日
|
[58]
|
38
|
もじグラフィースペシャル
|
2024年03月11日
|
[59]
|
39
|
あニメーション
|
2024年03月18日
|
[60]
|
放送リスト(2024年度)[15][21]
話数
|
タイトル
|
初放送日 (JST)
|
出典
|
40
|
あわ
|
2024年04月01日
|
[61]
|
41
|
バイク
|
2024年04月08日
|
[62]
|
42
|
かいてんたい
|
2024年04月15日
|
[63]
|
43
|
すやすや
|
2024年04月22日
|
[64]
|
44
|
うらがわ
|
2024年05月06日
|
[65]
|
45
|
図スペシャル
|
2024年05月13日
|
[66]
|
46
|
デッサン
|
2024年06月10日
|
[67]
|
47
|
だし
|
2024年06月17日
|
[68]
|
48
|
コントラバス
|
2024年07月01日 (予定)
|
[69]
|
2011年10月1日から放送されている、過去の放送を再構成したショートバージョン。開始から2021年3月26日まではNHK Eテレで放送されていたが、同年4月以降は放送チャンネルをNHK総合テレビジョンに切り替え、毎週日曜早朝・昼の時間帯に移行される。
冒頭で﹁今日は○○﹂︵画面表示はブラックバックに白抜き文字で﹁○○﹂︶と、その日のテーマとなる題材を紹介するナレーション︵声・國村隼︶が挿入される。稀に、﹁今日はなーんだ?﹂︵画面表示はブラックバックに白抜き文字で﹁なーんだ?﹂︶と、そのヒントとなる写真が4枚挿入され、後にその答えが画面に表示されることがあった。
なお、以下の主なコーナーのうち、﹁デザインの人﹂は出演者の肖像権の関係もあり放送されない。
2021年3月4日からNHK総合で不定期放送されているショートバージョン。放送時間は1分と非常に短いため、放送内容はクラッチと1分以内に収まるコーナーに限られる。番組終了時は「終 | 制作・著作 NHK」と右下に表示される。
- 2011年度~2020年度 - 土曜日 7:00 - 7:15
- 2021年度~ - 月~水曜日 8:35 - 8:45、土曜日 7:25 - 7:35
- 正式な放送回としてカウントされるのは土曜版のみであり、月~水曜版はかつて平日に放送された5分版を踏襲し、一つのテーマに因み過去のコーナー群を再編成したダイジェストに位置づけられる。
- 2019年度~2020年度 - 金曜日 22:45 - 23:00[注釈 2]
- 2021年度 - 金曜日 23:45 - 23:55
- 2017年度~2020年度 - 木曜日 11:15 - 11:30(NHK BSプレミアム)
- 2020年1月 - 不定期放送(NHK BS4K)
番組開始から2020年度までは2週にわたって新作2本を放送し、次の2週で再放送を行うというローテーションで放送されていた。2014年度までは、金曜日の15:45 - 16:00に再放送枠が設けられていたが、2015年度のEテレキッズにおける編成見直しに伴い、当該再放送枠は2018年度まで廃止されていた。
本放送開始から2020年度までの放送時間は15分だったが、2021年度よりEテレの番組改編に伴い放送時間が10分に短縮された。同時にNHK BSプレミアムでの再放送も終了した。
- ※2021年4月時点での放送時間
- 日曜日 04:15 - 04:20、13:45 - 13:50(NHK総合)
5分版の各年度ごとの時間変遷は下記の通りである。
期間 |
放送時間(日本時間)
|
朝 |
夕・夜 |
その他
|
月曜 |
火曜 |
水曜 |
木曜 |
金曜 |
土曜 |
日曜
|
2011.10.01 |
2012.03.31
|
(放送なし)
|
(放送なし)
|
18:20 - 18:25
|
(放送なし)
|
2012.04.03 |
2013.03.30
|
(放送なし)
|
15:35 - 15:40
|
(放送なし)
|
15:35 - 15:40
|
(放送なし)
|
2013.04.01 |
2014.03.28
|
08:55 - 09:00
|
16:15 - 16:20
|
16:15 - 16:20
|
(放送なし)
|
2014.03.31 |
2015.03.27
|
07:25 - 07:30
|
(放送なし)
|
2015.03.30 |
2016.04.01
|
(放送なし)
|
17:40 - 17:45
|
(放送なし)
|
2016.04.04 |
2017.03.31
|
15:55 - 16:00
|
(放送なし)
|
2017.04.03 |
2019.03.29
|
(放送なし)
|
2019.04.01 |
2021.03.26
|
22:55 - 23:00[注釈 3]
|
(放送なし)
|
2021.04.04 |
|
※ここから放送チャンネルがNHK EテレからNHK総合に移行
|
(放送なし)
|
04:15 - 04:20 13:45 - 13:50
|
5分版については、Eテレ時代は台風や地震など大規模な天災が発生した際には、予告なしに﹁手話ニュース﹂に差し替えられ、休止となる場合があった。
総合テレビに移行して以降はスポーツ中継放送時は休止する場合がある。
デザインの観察
#1で初登場。身の回りに日常的にあるもの︵醤油差し、風呂敷、寿司など︶をテーマに、デザインの視点から観察してみる映像表現。観察対象となる﹁もの﹂はひとつではなく、ボールなら野球やテニス、ラグビーボールといった具合に同じグループをまとめて扱う。また、観察は﹁もの﹂単体で完結するとは限らず、モデルによる実演︵傘であれば開いたり回転させる、弦楽器であれば調弦の様子など︶をまじえることもある。
﹁デザインあneo﹂ではナレーション︵声 - 青葉市子︶やスケッチでの図解による説明が加わる。
デザインの見学
#54で初登場。﹁デザインの観察﹂同様、日常で目にするものを観察するコーナーだが、日用品を扱う﹁観察﹂とは異なり、外にあるものを文字通り﹁見て学ぶ﹂コーナーとなっている。BGMは、デザインの観察で使用されたもののアレンジバージョンが使用される。
デザインの裏側
#181で初登場。パッケージの成分表示など、情報をわかりやすく機能的に配置・整理するデザイナーの作業風景にスポットを当てる。
つくる
#41で初登場。身の回りにあるもの︵硯、鉛筆など︶の製造工程を順に追い、完成するまでを見せる。
植物や鉱物などの天然資源を採掘・採集するシーンから始まることが多い。何が作られているかは明かされず、製造工程を映す間は作業音のみが流れ、最後に完成品と共に名前とBGMが流れる。ナレーションは一切挿入されない。映像製作は山中有。
デッサンあ
#1で初登場。性別や年齢の異なる12名があるものを放射状に等間隔に取り囲み、それをデッサンする過程を撮影したもの。同じものでも、見る人や角度によって見方や表現が異なることを楽しむ。阿部洋介の企画による[70]。
モチーフとなるものは﹁誰もが知っているもの﹂﹁じっくり見てみるとデザインや造形的な発見があるようなもの﹂をベースに﹁スタジオに持ち込めるもの﹂﹁小さすぎず、大きすぎないもの﹂﹁1時間くらい動かないもの﹂﹁回転体でないもの﹂から選ばれる。静物に限らず、ノージー︵﹃ノージーのひらめき工房﹄メインキャラクター︶、サンタクロース、ピエロ、消防士、ボディービルダー、獅子舞、ゴン太くん︵﹃できるかな﹄のキャラクター︶など、人やキャラクターをモチーフとすることもある[70]。デッサンの合間には参加者が静物のモチーフを触ったりモデルがパフォーマンス等を行う様子が挿入される。
まれに﹁脳内デッサンあ﹂と題し、参加者がモチーフを見ずにデッサンを行うパターンがある。デッサン中の間、モチーフは布で隠されており、終了後に答え合わせが行われる。
デッサンを行う12人の中には安齋肇、楳図かずお、蛭子能収、かせきさいだぁ≡、片桐仁︵ラーメンズ︶、加藤夏希、小島あやめ、さかなクン、坂本慎太郎︵ゆらゆら帝国︶、篠原ともえ、Shinya (DIR EN GREY)、津田寛治、鉄拳、中川翔子、中田敦彦︵オリエンタルラジオ︶、はいだしょうこ、パンツェッタ・ジローラモ、HITOE、マキタスポーツ、松尾貴史、水森亜土、もう中学生、八嶋智人、八代亜紀、山崎静代︵南海キャンディーズ︶など、毎回1名以上の著名人が含まれているが、あくまでもデッサン参加者の一人として扱われ、エンドロールにも名前は表示されない︵コーナー冒頭で一般参加者を含めた五十音順で紹介される。︶が、EPGにおける番組情報の出演者一覧にはクレジットされる[要検証 – ノート]。また、大塚いちお︵﹃みいつけた!﹄のアートディレクター︶、いぬんこ︵﹃シャキーン!﹄のイラストレーター︶、ショーガどろぼう︵﹃シャキーン!﹄アニメ担当﹁ふりふり組織﹂のメンバー︶、ピエール杉浦︵﹃シャキーン!﹄﹃大!天才てれびくん﹄などの放送作家︶など、他番組のスタッフが登場することもある。
﹁デッサンあ@デザインあ展﹂として、イベント﹁デザインあ展﹂︵後述︶で収録されたものもある。この場合は観覧者による8方向からの描画で著名人は参加しておらず、カンバスへの描画ではなくタブレット端末を用いた描画となっている。
解散!
#1で初登場。身の回りにあるものを分解してパーツを並べる様子を描くストップモーション・アニメーション。合図のホイッスルとともに、パーツが勝手に解散するように描かれる。場合によっては﹁解散﹂が済んだあと、同じくホイッスルを皮切りに映像が巻き戻されることで再び元の形に﹁集合﹂することもある︵﹃集合﹄中はBGMも逆再生のものが流される︶。さらに派生したパターンとして、﹁解散!﹂を撮影するスタッフや機材までもが﹁解散﹂するメタ要素を含んだ﹁解散!の解散!﹂、カメラが移動しながら人や車を﹁解散﹂させる﹁大解散!﹂[71]などがある。
分解は徹底的に行われ、ハッサクは果肉の粒︵砂じょう︶の一粒一粒まで、トランプはカードに貼り付けられたマークをはがすところまで行われる。映像制作は岡崎智弘。
解散!をつくろう
#187で初登場。﹁解散!﹂の撮影風景をテロップを交えて紹介する。
うごきのデザイン
#10で初登場。﹁赤い人﹂の行動観察から、身の回りにある、皆が気持ちよく行動できるように考えられたデザイン︵整列乗車など︶を確認するアニメ。初めはあらゆるシチュエーションにおける﹁不便なデザイン﹂で赤い人がトラブルに巻き込まれる様子が描かれ、その後はデザインが改良された状況下で赤い人がスムーズに行動できる様子が描かれる。赤い人は既婚者で子供も5人︵うち1人は小学一年生で、彼を主役としたエピソードもある︶いるが、慌て者で子供っぽい振る舞いが目立ち、ナレーションにつっこまれる事がある。
声の担当は笑い飯︵西田幸治・哲夫︶。普段と異なり標準語でしゃべっている[72]。アニメーション担当はミズヒロ。
デザイン問答
#41で初登場。すべてのモノの形や仕組みには理由があることを、﹁先生﹂︵声 - 平泉成︶と﹁坊や﹂︵声 - 安西英美︶の電話相談形式による﹁問答﹂により説明するアニメ。
質問の冒頭で﹁先生!﹂﹁なんだい?﹂﹁先生!﹂﹁なんだい?﹂と掛け合いを行い、質問に対する解説が終わると﹁モノには全て理由がある﹂という結論で締めくくられる。
先生はデザインに関する質問には正確無比に答えるが、自身のことになると﹁年齢は27歳︵後に﹃29歳﹄と言い直している︶﹂﹁高級ペルシャ猫を飼ってる﹂﹁容姿はジュード・ロウそっくり﹂など必ず妙な見栄を織り込む。また、左利きの双子の弟がいる。坊やはデザインに対する関心は高いが、先生に対し無愛想な態度を取る事があり、問答が済むと素っ気なく電話を切ってしまう。
﹁デザイン問答・偉人編﹂と題し、デザイナーとして活躍した歴史上の人物を解説する事もある。
アニメーション担当はミズヒロ。
もん
#101で初登場。家紋の制作過程を線画で解説しながら、さまざまな家紋を紹介していく。ナレーションは渡辺篤史。冒頭では紋章上絵師の波戸場承龍が家紋を制作するシーンが導入される。
デザインの人
#1で初登場。様々なジャンルのデザイナーによる、子供達にデザインに興味を持ってもらうためのメッセージ。子役によるナレーションを通じて﹁気に入っているデザイン﹂﹁デザインをする時に大切にしている事﹂等を質問する。
これまでの出演は︵出演順に︶深澤直人、柴田文江、山中俊治、渡邉良重、仲條正義、祖父江慎、面出薫、小泉誠、津村耕佑、韓亜由美、伊東豊雄、振付稼業air:man、皆川明、原研哉、須藤玲子、廣村正彰、岩崎一郎、佐藤可士和、永井一正、ひびのこづえ、小林章、クライン・ダイサム・アーキテクツ、田川欣哉、内藤廣、平野敬子、ジョン前田、葛西薫、辻川幸一郎、暦本純一、山本秀夫、喜多俊之、森本千絵、川上元美、南雲勝志、松永真、東信、手塚貴晴・由比、狐野扶実子、浅葉克己、鹿目尚志、福田哲夫、三谷龍二、坂崎千春、山口信博、五十嵐久枝、山崎亮、上田壮一、五十嵐恵美・星野若菜、梅原真、服部一成、奥村文絵、柏木博、長嶋りかこ、中村好文、町口覚、角田陽太、横川正紀、竹村真一、柘植伊佐夫、和田智、鈴野浩一・禿真哉、松岡正剛、中島信也、鈴木啓太。
みんなの﹁あ﹂
#10で初登場。最後のコーナーとして放送される。視聴者から﹁あ﹂の文字を自由にデザインした絵︵応募用紙 (PDF) には﹁あ﹂の文字が薄く点線で描かれている︶を募集し、佐藤卓と中村勇吾が選んだ作品を6作︵土曜以外の2021年度は3~4作︶紹介する。
紹介される際には、名前︵姓は紹介されない。表記は日本人は平仮名、外国人は片仮名︶と年齢のみが紹介される。
クラッチ
﹁あ﹂の文字を様々な方法で表現した数秒間の超短編映像。コーナー間のアイキャッチ的に用いられる。2021年度以降はエンディングおよびエンドカードの廃止に伴いスタッフロール表示時の映像にも使用されるようになる。
様々なデザイナーやクリエイター︵阿部洋介、イム・ジョンホ、梅津岳城、岡崎智弘、佐藤修悦、中村勇吾、細金卓矢、見富拓哉、らっパルなど︶が通常の実写映像やハイスピードカメラを使ったスーパースロー、あるいはCGなどを駆使して製作している。
﹁あ﹂くん
5分版に登場するキャラクター。﹁﹃あ﹄くん﹂は呼称であり、正確な名称は﹁あ﹂一文字。黒い画面いっぱいに顔︵目の部分がひらがなの﹃あ﹄になっており、四角い口と鍵括弧のような鼻︶が表示される。番組冒頭や終了時、コーナーの合間などに現れ、直前のコーナーについてのちょっとした感想や挨拶を言う。登場期間は不明だが、2021年現在は未登場で公式ホームページにも記述はない。
はせる
#1で初登場。身の回りのものや事象のデザインを一から再構成してみて、結果的にそのデザインが極めて合理的に出来ていることを再確認するアニメ。
2人の男女の会話で進行される。声の担当は本多力と山脇唯︵ヨーロッパ企画︶、アニメーション担当はミズヒロ。
SOUND OF COMP OSITION
#1で初登場。身の回りにあるものの基本的なレイアウトパターンを、音︵リズム︶と実写合成アニメで理解させる映像。﹁composition﹂とは構成・組み立ての意味。
1 DAY
#2で初登場。﹁にぎる﹂などの普段の生活で繰り返される基本的な動作を再確認し、その体の動きを映像化する。
モノ目線
#6で初登場。日用品を扱う立場ではなく、扱われる日用品︵モノ︶からの目線で撮影された映像。﹁モノ﹂の声は我修院達也。
からだのカタチ
#10で初登場。様々な道具を使う動作をパントマイムで表現し、モノのいろいろな使われ方を表現する短編映像。出演はエルベ。
ぶぶん
#11で初登場。様々な﹁ぶぶん﹂︵部品︶を次々と映し出し、最終的にそれが組み合わさって何になるかを表す。
﹁ぶぶん﹂のデザインの面白さを再検証する短編映像。
あな
#16で初登場。様々なものの穴のシルエットを描き、それが何の穴かを推理する。穴は﹁わけるあな﹂や﹁とおすあな﹂など、機能や役割によって分類され、二つでワンセットにまとめて紹介される。
ない世界
#21で初登場。﹁あって当然﹂と思われる身の回りの日用品︵ハンガー・机など︶がなかったらどういうときに困って、それが何の役割を持つかを再確認するアニメ。﹁ない﹂もの以外はまったく同じ状況下で﹁ない世界﹂と﹁ある世界﹂両方をシチュエーション別に経験する。シチュエーションごとに登場する人物も同じだが、回数が進むにつれてひげをたくわえた紳士風の男性が毎回登場するようになった。ない︵もしくは﹃ある﹄︶状況が複数に影響するときなど、場合によっては同じ顔の男性が複数登場することもある。
声の担当はパンツェッタ・ジローラモ。アニメーション担当はミズヒロ。
わたしのまるとしかく
#24で初登場。挿入歌﹁まるとしかく﹂から派生したコーナー。様々な職業の人にとっての﹁まる﹂と﹁しかく﹂を見る映像。
かたちの式
#25で初登場。三角や四角、丸と行った基本図形を組み合わせることで様々な造形が示せることを秒刻みの﹁足し算﹂でリズミカルに表現したアニメ。数式の最後には﹁あ﹂という文字も加わる。
音のデザイン
#27で初登場。身近なものから発せられる、意味を持った音︵警告音や終了の合図など︶を表現する映像。紹介される音は毎回﹁○○の音︵○○には﹃来ましたよ﹄等、呼びかけの言葉が入る︶﹂というくくりで数個がまとめて紹介される。
ちょうどいい
#29で初登場。身の回りにあるもの︵ドアノブの角度、階段の段差など︶が人間工学的に﹁ちょうどよく﹂作られていることを再確認するためのアニメ。﹁キャロライン﹂という女性︵名前だけでコーナー自体には登場しない︶を恋人にもつ男性が、工学的に設計されていない状況で悪戦苦闘し、最終的に最適化された﹁ちょうどいい﹂設計に安堵する形で描かれる。劇中では要所にシットコム風のラフトラックが入る。
声の担当は森本レオ。アニメーション担当はミズヒロ。
思ってたんとちがう
#29で初登場。一般的に考えられているものと全く違う状況︵外見はスイカの柑橘類、落とすと粉々に砕ける段ボール、など︶を表した特殊映像表現。
映像製作は柴田大平。声の担当は西田幸治︵笑い飯︶。なお、相方の哲夫も﹃思ってたんとちがうスペシャル﹄で一部担当している。ちなみにタイトルの﹁思ってたんとちがう﹂は、2008年のM-1グランプリ決勝で笑い飯が最終決戦に進出できなかったときに西田が叫んだのがこの台詞。
な〜んだ?
#45で初登場。あるものの機能や使用法といった特徴を文字だけでいくつか表現し、最後に実物が表示されるまで何であるかを推理する︵いわゆるなぞなぞ︶。文字が登場する度に別々の声︵市原悦子、岸端正浩、他︶で読み上げられ、実物が示されたときに一斉に読み上げる。
うごきのトレース
#46で初登場。あるものの動きを構成要素︵各部品や機構、使用する人の動きなど︶で分解し、それぞれの要素を単色背景に白色のアニメーションで個別に見せる。
しわけ
#50で初登場。スライドショーのように連続で表示されるものを形状などの条件によって即座に分類する。分類の際にはその対象が条件のどちらに該当するかが声で示されるが、条件についての説明︵﹁シンメトリー﹂﹁アシンメトリー[要曖昧さ回避]﹂が何であるかについて、など︶は一切行われない。声の担当は森田美由紀︵NHKアナウンサー︶。
ぬきさし
#53で初登場。ある日常的な光景から、場所や状況を示す風景の部分を﹁抜い﹂た︵人物だけの︶絵を見せ、次に抜いた絵を﹁挿し﹂込む。当たり前に見ているものから情報を取り払うことで、普段見ているものを新たな視点から見直す。映像製作はNoritake。
シンプルマーク
#61で初登場。世界的に用いられている記号︵ピクトグラム︶がどのような要素から構成されたかを改めて考えるアニメ。﹁はせる﹂同様、2人の男女の会話で進行される。2人が試行錯誤を重ねつつシンプルかつ伝わりやすいピクトグラムを考案するが、毎回そのピクトグラムが既に実在していたというオチで締めくくられる。男は毎回ピクトグラムの完成直前に蛇足な情報を加えようとする。
声の担当は本多力と山脇唯︵ヨーロッパ企画︶、アニメーション担当はミズヒロ。
考えていない
#61で初登場。普段無意識に行っている動作︵上着を羽織る、眼鏡をかける等︶を高速度撮影し、それをスロー再生しながら細かく分解し実況することで、自分たちがどのように動作しているかを改めて考えて、分かりやすいようにする。出演は牧野愛︵モデル・女優︶、ナレーター︵実況︶は三宅民夫︵NHKアナウンサー︶。
ストン
#61で初登場。同じような動作︵握る、座る、など︶でも、シチュエーションや対象物の違いで動作に微妙な差が生まれる様子を表した映像。
のこり
#61で初登場。もののできあがったときに残った部分︵いわゆる﹁バリ﹂︶から、何ができあがったのかを再確認する映像。ナレーターはピーター・バラカン。映像製作はパーフェクトロン︵クワクボリョウタ、山口レイコ︶。
しまう
#62で初登場。様々なものの仕舞い方を同じ所作︵畳む、巻く、など︶ごとに集めた映像。ナレーターは久保田祐佳︵NHKアナウンサー︶。映像製作はplaplax︵小原藍、近森基︶。
明朝さんとゴシックさん
#71で初登場。長身細身の明朝さん︵声 - 哲夫︶とがっちり体型のゴシックさん︵声 - 西田幸治︶が、町中の看板類︵看板類の写真のみ実写︶を“ハント”し、その看板が明朝体で書かれているか、ゴシック体で書かれているかの違いで、どのような印象を与えるかを知る。制作担当は岡本欣也、アニメーション担当はミズヒロ。
一語一絵
#73で初登場。一つの言葉に対して、それを示唆する写真を入れ替えながら並べる映像。制作担当は岡本欣也、ナレーターは久保田祐佳・近田雄一︵共にNHKアナウンサー︶。
うらおもて
#78で初登場。様々なものの裏面を観察し、そのものの役割や仕組みを表した映像。映像製作はパーフェクトロン。
たぬき師匠
#81で初登場。﹁○○の気持ち﹂のお題で、身近なモノの立場を演じる落語︵小咄︶。演じるモノの名称は最後まで伏せられ、最後に﹁ぽーんぽこぽん﹂のかけ声と共に、落語家が実はそのモノだったという演出で締める。出演は立川吉笑。映像製作は浜根玲奈。
おれがあいつであいつがおれで
#81で初登場。山中恒の同名の小説のように、何となく似ている2つのモノ︵みかんとみかんゼリー、握り寿司の玉子と黒板消し、将棋盤と駐車場、三色団子と信号機など︶が形のみ残して入れ替わる様子を表したアニメーション。映像製作は柴田大平。
アン ドゥ トロワ
#82で初登場。日常の様々な仕草を﹁アン、ドゥ、トロワ﹂︵1,2,3︶のかけ声と共に3コマのイラストで表す。初めはパントマイムのように動作を行う人間のみ描かれたイラストが繰り返し流れ、その後に道具や風景などを重ねたイラストが繰り返し流れる。最後に﹁Très bien︵素晴らしい︶﹂の声で締めくくられる。イラストレーションはNoritake、映像製作はplaplax。
なんやかんや
#82で初登場。身の回りにある自動で動くモノ︵自動ドア、コピー機など︶の内部動作を図解したアニメーション。映像では内部動作をキャプション付きで微細に表しているが、ナレーションでは﹁なんやかんやありまして﹂の一言で済まされる。映像製作はplaplax。
そざい体操第一
#89で初登場。身の回りにあるもの(スポンジ、チューブ入り絵の具など)が、ラジオ体操のような動きをするストップモーション・アニメーション。必ず最後に、﹁それだからこそできる動き﹂のパートが入る(スポンジなら水を出すなど)。出演は文月︵モデル︶。
チーム○○
#93で初登場。何かをするために集められたものをひとつずつ紹介していき、何をするために集めたものなのかを推察する。ナレーションは濱田マリ。
ガマンぎりぎりライン
#109で初登場。スナック菓子の袋の封を切る、永久磁石で離れた場所のゼムクリップをくっつけるなど、物が唐突に変化する︵しきい値を超える︶様子を、ヴォカリーズによるア・カペラの歌唱と折れ線グラフで表現する。歌唱はエクス・ノーヴォ室内合唱団。
間に合わせる
#115で初登場。あることをするために使いたい物が手元にないとき、さまざまな代替物でそのことをする様子を紹介する︵団扇の代わりに帽子で体をあおいで涼を取るなど︶。登場する代替物の中には毎回一つ代用に適さない失敗例も含まれる︵栞代わりにリンゴを使う等︶。出演は照英。
ポスターフライト
#117で初登場。著名なポスターを、まるでポスターの上で空撮をしているかのようなカメラワークで紹介する。ナレーションは石澤典夫。
くりかえし
#121で初登場。同じ動作の繰り返しで作られる様々な物をアニメーションで表現。
見えないものを見る
#134で初登場。空気の流れや温度の変化など、人間が肉眼で見る事のできないものを特殊なカメラで視覚的に観察する。ナレーションは高橋美鈴︵NHKアナウンサー︶。
きせる
#135で初登場。あらゆる目的や状況に適した服装を考察し、ゲーム感覚で一人の男性に服を着せていくアニメーション。毎回考察は途中から極端な方向へエスカレートするため、男性が着せられていく服装は本来の目的から大きくかけ離れたものになってしまうのがオチとなる︵近所の裏山へハイキングに行くのに冬山登山のような重装備をさせる等︶。
声の担当はアンガールズ︵山根良顕・田中卓志︶。アニメーション担当はミズヒロ。
かたち
#141で初登場。色や質感、フォルムを際立たせた撮影手法で、デザイン性のある物体の形を観察する。
なおす
#145で初登場。破損した品物の修復作業を観察する。
なに鬼?
#154で初登場。俯瞰撮影された野外の子供達がどのような種類の鬼ごっこを遊んでいるかについてモーションキャプチャによる点のアニメーションを交えて解説する。ナレーションは増田明美。
そなえる
#162で初登場。物を使用する上で発生し得るトラブルやアクシデントを防ぐために施されたデザインを取り上げる。ナレーションは増谷康紀。
なかみ
#172で初登場。おにぎりや野球ボールなど具体的な中身のある物体の階層構造をCGによる合成映像で表現する。
言いたいことがあります
#173で初登場。顔出しの着ぐるみで擬人化された物の世界を描いたコントシリーズ。各4話構成で最終回のみ前後編に分かれる。出演はハナコ︵菊田竜大・秋山寛貴・岡部大︶。企画・脚本は田中直基。
#173~176 - ﹁山田さん﹂宅に掛けられた時計の﹁長針﹂と﹁秒針﹂が規則正しく働く中、﹁短針﹂が自身達の仕事に対して抱いている不満を主張する。
#193~196 - ﹁鈴木さん﹂宅にて、﹁お箸﹂と比べて食卓での出番や待遇に恵まれず嘆いている﹁フォーク﹂と﹁ナイフ﹂と﹁スプーン﹂が、互いに励まし合ったり協力したりする。
もじうご
#185で初登場。平仮名の筆順を点・線のアニメーションや声によって表現する。声の担当は石野理子。
あの手 この手
#185で初登場。繰り返される手の動きと擬音からどのような動作を行っているかを考察する。声の担当は佐田明。
アレもってきて
#188で初登場。電話の声の主が、ある物︵アレ︶を持って来るよう頼み込むがその名前を思い出せないため、物の見た目を表す絵を点つなぎと座標指定、あるいはピクチャーロジックの要領で方眼紙に描き起こさせるという内容。声の担当は柳沢慎吾。なお、コーナーの最後には、柳沢が﹁あばよ!﹂や﹁いい夢見ろよ!﹂と言って電話を切る。
かたちモディフィケーション
#189で初登場。単純な図形をテーマに、その図形を様々な物の形へ変形させるアニメーション。声の担当はのぐちゆり。
ぺこるぽこる
#190で初登場。複数の要素を持った物が﹁ぺこる﹂の声と共にシンプル化したり、﹁ぽこる﹂の声と共に複雑化したりする映像。映像製作は柴田大平。ナレーションはロジャー︵大自然︶。
FONT BAR
酒の代わりにフォントを提供するバー﹃FONT BAR﹄を明朝さんとゴシックさんが訪れる。バーのマスターが解説を交えつつ様々なフォントを2人に提供する。マスターの声は谷昌樹。
都市のレイヤー
新宿区中心部の地図に道路地図、鉄道路線図、公共交通機関のルート、各種施設の分布図などのレイヤーを重ねていく。
DIVIDE
様々なものを﹁DIVIDE︵分割、分配︶﹂する仕組みをシンプルな図解で表現した映像。
ハテナ親子
標示やピクトグラムのデザイン等を題材としたショートアニメ。これまでに﹁うるさい看板?﹂﹁見やすいサイン?﹂﹁見てる?﹂が制作され、後に﹁5分版﹂でも放送された。
集合!
﹁解散!﹂とは逆に、既に分解されたパーツが合わさり元の形に戻る様子を描く。
パラメーター
CGで描かれた品物のサイズや形状を用途に合わせて変形させていくアニメーション。画面左側には物の寸法や材質、使用目的を示すパラメーターが常時表示される。
トランスポーテーション
大量のボールが機械や交通によって絶え間なく運ばれたり仕分けられていく様子から﹁輸送﹂を表現したアニメーション。
デザインどっちでショー
﹁デザイン問答﹂の﹁先生﹂が司会を務めるクイズショー形式のコーナー。回答者は﹁坊や﹂と眼鏡をかけた少女の﹁アンちゃん﹂︵声 - かかずゆみ︶。お題に関する2種類のデザインが提示され、どちらのデザインが優れているかについて両者が討論する。先生の共感をより多く得られた方の優勝となるが、明確な優劣を付けられず﹁より優れたデザインはまだ考える余地がある﹂という結論で締め括られる。例外として先生の個人的な理由で勝者が決まることがあり、時計の回は﹃自分の持っている時計が﹁次の楽しみがわかる︵丸い文字盤の︶わくわく時計﹂だから﹄という理由で丸い文字盤を、テーブルの回は﹁25歳の時、トイレに行こうとしたら四角いテーブルに足をぶつけた﹂という理由で丸いテーブルを勝者にしている。
もじグラフィー
﹁段ボール箱のテープを剥がす﹂などの動作に擬音を表した文字のアニメーションを合成した映像。
しくみオフライン
それぞれに特定の動作や役割を与えられた人を使い、機械やコンピュータに利用されている﹁しくみ﹂を表現する。ナレーションは田畑智子。
コーナーの一つとして音楽とクリエイターによる映像表現の組み合わせが放送される。複数回放送されても基本的に同じ内容の繰り返し。作曲はすべてコーネリアス。
﹁あ﹂のテーマ
#1で初登場。番組のテーマ曲。曲に合わせてCGで表現された﹁あ﹂の文字がアニメーションする他、﹁あ﹂のコールやクラップがカウントされる。映像製作は中村勇吾。
まるとしかく
#10で初登場。身の回りの図形の基本形である丸と四角の働き︵丸であれば回転や集合、四角であれば区分や均一化、整理など︶などを再確認する映像。歌は嶺川貴子。映像製作は中村勇吾。
デザインかぞえうた
#17で初登場。身の回りのデザインにまつわる数を1から10までの数え歌風に見せる映像。映像製作は中村勇吾。
おととおんがく
#21で初登場。音の組み合わせ︵高低や長短、リズムなど︶で音楽ができあがることを表現した映像。歌は大野由美子 (Buffalo Daughter)。映像製作は中村勇吾。
カラーマジック
#29で初登場。8つの﹁色﹂︵ホワイト・レッド・ブルー・イエロー・グリーン・オレンジ・パープル・ブラック︶にスポットを当て、その﹁色﹂の持つ雰囲気や色の組み合わせ︵混色や色の分解︶を表現した映像。歌はsalyu×salyu。映像製作は中村勇吾。
やじるしソング
#37で初登場。身の回りにある、様々な矢印の示す役割︵誘導や注目、感情表現など︶を表現した映像。歌はやくしまるえつこで、劇中のワンカットにもやくしまるが顔出しで出演している。映像製作は岡崎智弘。
てざわりうた
#41で初登場。ものに触れるシーンとそれに対応した歌詞︵オノマトペ︶を用い、様々なものの感触︵手触り︶を表現した映像。歌は青葉市子。映像製作は阿部洋介。
どうせんうた
#49で初登場。﹁うごきのデザイン﹂から派生した、街や建物の中にある計算された﹁動線﹂を表現した映像と歌。赤い人とそれに続く人が﹁あるく﹂﹁まがる﹂﹁とまる﹂﹁のぼる﹂﹁おりる﹂の基本動作で動き回り、駅や交差点、店舗などの﹁人の集まる空間﹂がよどみなく効率的に移動できるようデザインされていることをあらわしている。なお、移動経路には電車やエレベーターなどの移動手段も含まれるが、あくまで動線は﹁人の動き﹂であるため、搭乗中に本人が静止している場合は歌詞中でも﹁とまる﹂と明示されている。歌は小山田圭吾。映像製作はミズヒロ。
せん
#57で初登場。日常で用いられる線︵ノートの罫線や星座の星をつなぐ線、区の境界など︶とその役割︵目安や関連づけ、区切りなど︶を表現した映像。赤い玉とそこから伸びた線が白い画面の上を動き回り、日常で用いられる﹁線﹂を描いた後、実際のものが浮かび上がる。歌は原田郁子。
﹁あ﹂のテーマ・アコースティック
#60で初登場。テーマ曲をChocolat・salyu・小山田圭吾・salyuシスターズ︵ヤマグチヒロコ・山崎恵利子・木村圭見︶の6名が暗いスタジオの中でアカペラで歌う様子を撮影した映像。通常の﹁﹃あ﹄のテーマ﹂と同様、各メンバーによる﹁あ﹂のコールやクラップがカウントされる。映像製作は中村勇吾。
つなげる
#61で初登場。自分の身の回りのものがどのように作られるかを表現し、周囲の人々とのつながりを再確認する。歌はハナレグミ。映像製作はNoritake、ミズヒロ。
ガラガラ
#69で初登場。様々な模様、すなわち﹁柄﹂︵タータン、ボーダー、唐草模様、など︶をラップに乗せて表現した映像。歌︵ラップ︶はCibo Matto。映像製作は中村勇吾。
TIME
#77で初登場。時間の単位を秒から世紀まで下りながら、時間と人とのつながりを表現した映像。全編英語で歌われるが、歌詞テロップは日本語訳が表示される。歌はアート・リンゼイ。映像製作はミズヒロ。
文字ハンティング
#86で初登場。街中に点在する看板や標識等の﹁文字﹂を探索し、それらを単体のデザインとして着目する。明朝さんとゴシックさんが登場。歌はjan and naomi。
ともるひかる
#93で初登場。身の回りにある火や光が光源としてどのような役割を果たしているかを表現。歌は坂本真綾。
SHOOT&EDIT
#98で初登場。様々なカメラワーク︵トラック、パン、ファストフォワードなど︶や映像効果を紹介し、それぞれがどのようなものなのかをミュージック・ビデオ風に表現した映像。歌はLEO今井。バックバンドとしてREI、岡村夏彦、シゲクニ、白根賢一が出演。
まつ
#101で初登場。一度使い終わり元の場所に戻され、再び使われる時を待ち続ける﹁道具﹂の視点を描く。歌は高橋幸宏。
めでたい
#105で初登場。縁起物にまつわるデザインの意味をラップに乗せて表現した映像。歌︵ラップ︶はKAKATO (環ROY×鎮座DOPENESS)。
番組の挿入歌で唯一数パターンが存在し、これまでに﹁だるま﹂﹁水引﹂﹁晴れ着﹂﹁おせち﹂が放送される。
2019年11月3日に参加アーティストの鎮座DOPENESSが大麻所持で現行犯逮捕されて以降は放送されていない︵公式サイトの﹃めでたい﹄紹介ページは残存しているが、KAKATO (環ROY×鎮座DOPENESS)のクレジットは削除されている︶。
ことのはうた
#109で初登場。﹁話す﹂﹁歌う﹂﹁残す﹂事で世の中を動かす﹁言葉﹂の存在に着目する。歌は中納良恵 ︵EGO-WRAPPIN'︶。
うちとそと
#117で初登場。﹁内側﹂と﹁外側﹂の概念を表現した映像。
ピッタリ
#126で初登場。すき間なく重ねたり敷き詰めたり揃えたりできるよう工夫されたデザインを取り上げている。歌は小山田圭吾。映像製作はおムすび。
てん せん めん
#129で初登場。デザインとしての点・線・面にそれぞれ与えられる役割を表現した映像。番組内での正式な曲名表記は﹁・ ― ■﹂で、前述の題名はルビとして扱われる。歌はChocolat&Akito。
森羅万象
#140で初登場。﹁もん﹂に登場してきた様々な家紋を紹介する。歌は大野由美子。
ぐるぐる
#149で初登場。回転する物や渦を巻いたデザイン、あるいは回転という概念を与えられる事象のビジュアルを集めた映像。歌は岸田繁︵くるり︶。
グラデーション
#161で初登場。色彩表現としてのグラデーションから始まり、自然物・人工物を用いて段階的変化や滑らかな階調を表現した映像。歌は大坪加奈︵Spangle call Lilli line︶。映像製作は柴田大平。
ならべうた
#171で初登場。美しく整った文字の配置やレイアウトに着目する。歌は山口美波︵SHE TALKS SILENCE︶。
ちょっとななめ
#201で初登場。見やすさや使いやすさ、安定性や美しさなどのために微量な傾斜をつけたデザインにスポットを当てる。歌はChara。
2021年度の土曜日の放送において、挿入歌は当初、この曲しか流れていなかったが、#206以降は過去の曲も流されるようになった。
- デザインあ
- 総合指導:佐藤卓(佐藤卓デザイン事務所)
- 映像監修:中村勇吾(tha ltd.)
- 音楽:コーネリアス
- 映像デザイン:阿部洋介(tha ltd.)、岡崎智弘 (swimming)、ミズヒロ[4]
- 文字デザイン:岡本健(佐藤卓デザイン事務所)[4]
- プロデューサー:黒田尚彦 (NHK) 、大谷聡、佐藤正和(NHKエデュケーショナル)、羽鳥貴晴(TYO/モンスター)[4]
- 制作協力:TYO/モンスター
- 制作:NHKエデュケーショナル
- デザインあneo
- コーナー演出:山中有
- CG・アニメ:平本宗一郎、 パーフェクトロン
- 音楽:蓮沼執太、青葉市子、環ROY ほか
- 文字デザイン:林里佳子、田上亜希乃
- 映像監修:中村勇吾
- 総合指導:佐藤卓
- 制作協力:TYO/MONSTER
- 制作:NHKエデュケーショナル
- 制作・著作:NHK
- 2012 ワールドメディアフェスティバル(ドイツ・ハンブルク)
- 教育番組部門:グランド・アワード(部門1位)
- 教育番組部門:小学校カテゴリー インターメディア・グローブ金賞(カテゴリー1位)
- プリ・ジュネス 2012(ドイツ・ミュンヘン) - テーマ賞
- アメリカ国際フィルム・ビデオ祭 - 教育番組:小学生向け部門 ゴールド・カメラ賞(部門1位)
- 2012年 グッドデザイン大賞(「生活領域のためのメディア」部門)[73]
- 日本グラフィックデザイナー協会 JAGDA賞2013(映像部門)[74]
- 第72回ピーボディ賞[75]
- 2013年度芸術選奨新人賞メディア芸術部門(中村勇吾)
デザインあ おとなスペシャル
放送日時 - 2018年1月2日 15:30 - 15:50、2019年1月4日 0:30 - 0:50︵再放送︶
﹁お金﹂﹁リサイクル﹂﹁都市デザイン﹂﹁フォント﹂など、大人の視聴者に向けたテーマをメインとしたスピンオフ版。例として﹃解散!﹄では食品、酒類、たばこ、自動車などの商品を物理的にではなく、﹁本体価格﹂﹁税﹂という経済的概念に基づき貨幣を用いて視覚的に分解させる。
デザインあ メイキングスペシャル
放送日時 - 2018年8月13日 18:55 - 19:25、2018年8月17日 9:35 - 10:05︵再放送︶
﹃解散!﹄や﹃もん﹄などの制作風景やメイキング映像を取り上げる。また、当時日本科学未来館で開催されていた﹃デザインあ展﹄の舞台裏についても紹介する。﹃デザイン問答﹄の先生︵声 - 平泉成︶と坊や︵声 - 安西英美︶がナビゲーターを務める。
デザインあ おとなスペシャル2020
放送日時︵Eテレ︶ - 2020年1月2日 22:15 - 22:35、2020年1月4日 24:00 - 24:20︵再放送︶、2020年1月5日 11:35 - 11:55︵BS4K︶、2020年1月9日 12:00 - 12:20︵BS4K・再放送︶
﹁おとなスペシャル﹂の第2弾。2020年が東京オリンピック・東京パラリンピックの開催年︵本放送当時の予定︶である事に因み、﹁デザインの観察﹂﹁つくる﹂では義足、﹁FONT BAR﹂では和文と欧文の調和が取れたフォントについて扱う。﹁もん﹂では、ヨビノリたくみを解説に招き、紋の伝統的な作図法について現代数学的観点から焦点を当てる。
- 『デザインあ』『デザインあ2』『デザインあ3』
- コーネリアスのサウンドトラック・アルバム(WPCL-11286 / 2013年1月23日発売)。NHKエデュケーショナルの企画・制作で、発売元はワーナーミュージック・ジャパン。テーマ曲や挿入歌、コーナーBGMを含む全25曲を収録。2018年3月に2枚目の、同年7月に3枚目のオリジナルサウンドトラックがリリースされた。
発売日
|
タイトル
|
規格品番
|
収録曲
|
2013年1月23日 2013年9月13日
|
デザインあ
|
WPCL-11286 (CD) JS10S003 (10インチLP)
|
全25曲
CD
- デザインあのテーマ(うた ショコラ)
- デザインの観察
- デザインかぞえうた
- ロングクラッチA
- 解散!
- デッサンあ
- まるとしかく (うた 嶺川貴子)
- かたちの式
- はせる
- Sound Of Composition
- ない世界
- やじるしソング (うた やくしまるえつこ)
- からだのカタチ
- 1 DAY
- デザインの人
- ロングクラッチB
- おととおんがく (うた 大野由美子)
- あな
- 解散!(リバース)
- モノ目線
- ぶぶん
- 思ってたんとちがう
- カラーマジック (うた salyu X salyu)
- ロングクラッチC
- エンディングテーマ
10インチLP
Side A
- デザインあのテーマ(うた ショコラ)
- デザインかぞえうた
- まるとしかく(うた 嶺川貴子)
Side B
- やじるしソング(うた やくしまるえつこ)
- おととおんがく(うた 大野由美子)
- カラーマジック(うた salyu × salyu)
|
2018年3月21日
|
デザインあ2
|
WPCL-12842 (CD)
|
全31曲
CD
- 朝の5分版テーマ
- デザインあのテーマ(うた ショコラ)
- てざわりうた(うた 青葉市子)
- デザインの見学
- どうせんうた(うた 小山田圭吾)
- なーんだ?
- 考えていない
- せん(うた 原田郁子)
- アン ドゥ トロワ
- うらおもて
- なーんだ?
- つなげる(うた ハナレグミ)
- しまう
- おれがあいつであいつがおれで
- たぬき師匠
- めでたい - だるま(うた KAKATO - 環ROY × 鎮座DOPENESS)
- つくる
- ストン
- ガラガラ(うた Cibo Matto)
- なんやかんや
- なーんだ?
- のこり
- TIME(うた アート・リンゼイ)
- 明朝さんとゴシックさん 2
- しわけ
- 文字ハンティング(うた jan and naomi)
- なーんだ?
- 明朝さんとゴシックさん
- ともるひかる(うた 坂本真綾)
- なーんだ?
- エンディングテーマ
|
2018年7月18日
|
デザインあ3
|
WPCL-12891 (CD)
|
全21曲
CD
- 朝の5分版テーマ
- デザインあのテーマ(うた ショコラ)
- 森羅万象(うた 大野由美子)
- 見えないものを見る
- ピッタリ(うた 小山田圭吾)
- 都市のレイヤー
- てん せん めん(うた ショコラ)
- そざい体操第一
- 間に合わせる
- SHOOT&EDIT(うた LEO今井)
- くりかえし
- めでたい - おせち(KAKATO - 環ROY×鎮座DOPENESS)
- クラッチ
- もん
- まつ(うた 高橋幸宏)
- きせる
- うちとそと
- ポスターフライト
- ことのはうた(うた 中納良恵)
- チーム○○
- エンディングテーマ
|
- デザインあ展
- 佐藤卓がディレクターとして携わる21_21 DESIGN SIGHT(東京ミッドタウン内)にて2013年2月8日から同年6月2日まで開催された展覧会。デッサンあ、みんなの「あ」、あな、等のコーナーの体験企画やデザインの観察、挿入歌を表現したスペースなど。21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人三宅一生デザイン文化財団、NHKエデュケーショナル主催。
- その後、山梨県立美術館にて2019年4月13日から6月9日まで『デザインあ展 in YAMANASHI』を開催。来場者参加型の展示や映像体験など、デザインを自分で体験・体感できる展示がされている。山梨県立美術館、NHK甲府放送局、NHKエデュケーショナル、NHKプロモーション主催。
- ^ 休止の場合あり。
- ^ 2020年度までは金曜日の再放送については、『ドキュランドへようこそ』の放送時間が延長された(最大延長は22:50まで)場合、通常版の代替としてミニ番組を挟んで5分版を放送していた。
- ^ 金曜日夜枠は『ドキュランドへようこそ』の放送時間の都合で通常版が放送できない場合に限り放送する。
NHK Eテレ 土曜 18:20 - 18:25 |
前番組 |
番組名 |
次番組 |
バクマン。(再放送) (2011年4月2日 - 9月24日) ※18:00 - 18:25
|
デザインあ 5分版 (2011年10月1日 - 2013年3月30日)
|
ティーンズプロジェクト フレ☆フレ (2013年4月6日 - 2014年3月29日) ※17:55 - 18:25
|
NHK Eテレ 平日 8:55 - 9:00 |
てれび絵本 (2010年3月29日 - 2013年3月29日)
|
デザインあ 5分版 (2013年4月1日 - 2014年3月28日)
|
てれび絵本 (2014年3月31日 - 2017年3月31日)
|
NHK Eテレ 平日 7:25 - 7:30 |
フックブックロー (2013年4月1日 - 2014年3月28日) ※7:25 - 7:35 【10分繰り下げて継続】
|
デザインあ 5分版 (2014年3月31日 - 2021年3月26日)
|
コレナンデ商会 (2021年3月29日 - 2022年3月31日) ※7:20 - 7:30
|
NHK Eテレ 火・木曜 15:35 - 15:40 |
ダーウィンの動物大図鑑 はろ〜!あにまる(平日) (2011年4月4日 - 2012年3月30日) ※15:35 - 15:45
|
デザインあ 5分版 (2012年4月3日 - 2013年3月28日)
|
NHK for School(平日) (2013年4月1日 - 2022年4月1日) ※15:30 - 15:40
|
NHK Eテレ 火・木曜 16:15 - 16:20 |
つくってワクワク(平日) (2011年3月28日 - 2013年3月29日)
|
デザインあ 5分版 (2013年4月2日 - 2014年3月27日)
|
ピタゴラスイッチ・ミニ (2014年4月1日 - 2015年3月26日)
|
NHK Eテレ 木曜 17:40 - 17:45 |
すすめ!キッチン戦隊クックルン(平日・再放送) (2013年4月1日 - 2015年3月27日) ※17:40 - 17:50
|
デザインあ 5分版 (2015年4月2日 - 2021年3月25日)
|
u&i (2021年4月1日 - 9月23日) ※17:35 - 17:45
|
NHK Eテレ 月曜 15:55 - 16:00 |
フックブックローミニ(再放送) (2015年4月6日 - 2016年3月28日)
|
デザインあ 5分版 (2016年4月4日 - 2017年3月27日)
|
ピタゴラスイッチ(再放送) (2017年4月3日 - 2021年3月22日) ※15:45 - 16:00
|