モントリオール市 Ville de Montréal
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市旗
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市章
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位置
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![カナダにおけるモントリオール市の位置の位置図](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/74/Canada_with_Montreal.png/250px-Canada_with_Montreal.png) カナダにおけるモントリオール市の位置
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位置
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モントリオール (モントリオール) モントリオールの地図を表示モントリオール (ケベック州) ケベック州の地図を表示
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座標 : 北緯45度30分32秒 西経73度33分15秒 / 北緯45.50889度 西経73.55417度 / 45.50889; -73.55417
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歴史
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建設
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1642年5月17日
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市制施行
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2002年1月1日
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行政
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国
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カナダ
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州
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ケベック州
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行政区
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モントリオール地域
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市
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モントリオール市
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市長
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ヴァレリー・プラント[1]
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地理
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面積
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市域
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431.50 km2 (166.60 mi2)
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陸上
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365.13 km2 (140.98 mi2)
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市街地
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1,293.99 km2 (499.61 mi2)
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都市圏
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4,604.26 km2 (1,777.71 mi2)
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人口
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人口
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(2016年[2]現在)
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市域
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1,704,694人
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人口密度
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3,889人/km2(10,070人/mi2)
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市街地
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3,519,595人
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市街地人口密度
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2,719人/km2(7,040人/mi2)
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都市圏
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4,098,927人
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都市圏人口密度
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890人/km2(2,300人/mi2)
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備考
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カナダ国内2位
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その他
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等時帯
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東部標準時 (UTC-5)
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夏時間
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東部夏時間 (UTC-4)
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郵便番号
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H(H7を除く)
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市外局番
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514および438
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公式ウェブサイト : ville.montreal.qc.ca
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雪と氷に覆われた冬のモントリオール(衛星写真)
モン・ロワイヤル山
モントリオールは、セントローレンス川とオタワ川の合流点にある川中島であるモントリオール島︵英語版︶に位置する。
モントリオール島の中央には標高233mのモン・ロワイヤル︵Mont Royal、フランス語で﹁王の山﹂︶があり、都市名の由来といわれ、公園となっている。
この付近のセントローレンス川の川幅は5kmに及ぶ場所もあり、流路の途中がサンルイ湖、ドゥ・モンターニュ湖︵英語版︶となっている。川や湖は冬場にはほぼ凍りつく。市内には合計74の島がある。
セントローレンス川はモントリオール島の南を流れ、LaSalle地区の南岸でラシーヌ瀬という急流になっている。
かつてはセントローレンス川を遡る船はこの急流を遡ることはできず、大西洋から貨物は一旦モントリオールで陸揚げされ、急流の上流でまた船に積み替えられていた。1825年にラシーヌ運河が完成し、中型の船は積み替えなしにモントリオール島を通り抜けられるようになったが、その後もモントリオールは重要な河港として発展を続け、後にカナダ各地からの鉄道貨物を外航船に積み替える港町となった。現在は船はセントローレンス川南岸に作られた運河を通りラシーヌ瀬を迂回し五大湖へ向かう︵セントローレンス海路)。
モントリオール島の北はプレリー川︵英語版︶が流れ、川を隔てた北も川中島のジェス島︵英語版︶で、人口40万人のラヴァル市がある。またモントリオール島の南には人口23万人のロンゲール市がある。両市は郊外のベッドタウンとなってモントリオール大都市圏を形成している。
現在のモントリオール島の行政区分(モントリオール市が赤色)
合併前(2001年)のモントリオール島の行政区分(モントリオール市が赤色)
2002年~2006年のモントリオール島の行政区分(モントリオール市が赤色)
モントリオール島の行政区名とウエストアイランド
ケッペンの気候区分によれば、亜寒帯湿潤気候︵Dfb︶に属するが最暖月の平均気温が21.7℃で気候はDfaに近い(但し最寒月の平均気温は‐9.1℃と冬が寒いため温帯にはならない)。寒暖の差が大きい大陸性気候であり、夏季は気温が30℃に達することも多く、湿度も比較的高くて蒸し暑くなる。一方、冬季の気候は厳しく、1991〜2020年平年値によると1月の月平均気温は-9.1℃で、最高気温の平均が-4.9℃、最低気温の平均が-13.4℃である。北極からの寒気団に覆われると、日中でも最高気温が-20℃以下となり、晴れた無風の朝には放射冷却現象のために-30℃前後の猛烈な冷え込みとなる。このような寒さ対策として世界屈指の規模であるモントリオール地下街が発達した。
モントリオール(1991~2020)の気候
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月 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
年
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最高気温記録 °C (°F)
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13.9 (57)
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15.0 (59)
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25.8 (78.4)
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30.0 (86)
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36.6 (97.9)
|
35.0 (95)
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36.1 (97)
|
37.6 (99.7)
|
33.5 (92.3)
|
28.3 (82.9)
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22.4 (72.3)
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18.0 (64.4)
|
37.6 (99.7)
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平均最高気温 °C (°F)
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−4.9 (23.2)
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−3.2 (26.2)
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2.5 (36.5)
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11.2 (52.2)
|
19.4 (66.9)
|
24.2 (75.6)
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26.6 (79.9)
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25.6 (78.1)
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21.2 (70.2)
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13.4 (56.1)
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6.1 (43)
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−1.0 (30.2)
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11.8 (53.2)
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日平均気温 °C (°F)
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−9.1 (15.6)
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−7.7 (18.1)
|
−1.9 (28.6)
|
6.2 (43.2)
|
13.8 (56.8)
|
19.0 (66.2)
|
21.7 (71.1)
|
20.6 (69.1)
|
16.1 (61)
|
9.0 (48.2)
|
2.2 (36)
|
−4.7 (23.5)
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7.1 (44.8)
|
平均最低気温 °C (°F)
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−13.4 (7.9)
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−12.1 (10.2)
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−6.3 (20.7)
|
1.1 (34)
|
8.3 (46.9)
|
13.8 (56.8)
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16.7 (62.1)
|
15.6 (60.1)
|
11.0 (51.8)
|
4.6 (40.3)
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−1.6 (29.1)
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−8.4 (16.9)
|
2.4 (36.3)
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最低気温記録 °C (°F)
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−37.8 (−36)
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−33.9 (−29)
|
−29.4 (−20.9)
|
−17.8 (0)
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−5.0 (23)
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0.0 (32)
|
6.1 (43)
|
3.3 (37.9)
|
−2.2 (28)
|
−7.2 (19)
|
−27.8 (−18)
|
−33.9 (−29)
|
−37.8 (−36)
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雨量 mm (inch)
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83.2 (3.276)
|
67.7 (2.665)
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76.5 (3.012)
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95.4 (3.756)
|
84.7 (3.335)
|
91.2 (3.591)
|
92.3 (3.634)
|
93.4 (3.677)
|
84.9 (3.343)
|
104.3 (4.106)
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81.5 (3.209)
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93.5 (3.681)
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1,048.6 (41.285)
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出典:http://www.pogodaiklimat.ru/climate7.php?id=71627
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2016年の国勢調査によるとモントリオール都市圏の人口は409万8927人。2010年の都市的地域の人口では340万人であり、世界第95位、国内第2位である[31]
2016年の調査によるとモントリオール市内の6割強ほどは白人であり、フランス系が大多数を占める。次いで、フランス人と同じカトリック教徒であったアイルランド人の移住者が非常に多く、現代のフランス系の住民にもアイルランド人の家系を持つものが多い。そして、1960年代までは支配者階級にいたイングランド系やスコットランド系がそれに次ぐ。また、ドイツ系や戦後移民してきたイタリア系やギリシャ系、ポルトガル系なども多く見られる。
国別の海外出身者の人口[33]
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出身国 |
人口 (2022)
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ハイチ |
49,160
|
アルジェリア |
44,230
|
フランス |
40,365
|
モロッコ |
33,712
|
イタリア |
30,643
|
中国 |
26,532
|
フィリピン |
20,895
|
レバノン |
18,047
|
ベトナム |
16,784
|
インド |
13,826
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母語話者 2016年(モントリオール市)[35] |
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フランス語 |
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52.1% |
英語 |
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13.0% |
アラビア語 |
|
5.9% |
スペイン語 |
|
4.5% |
イタリア語 |
|
4.2% |
母語話者 2016年(モントリオール大都市圏)[35] |
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フランス語 |
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62.96% |
英語 |
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10.97% |
その他 |
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22.47% |
家庭で話される言語 2011年(モントリオール大都市圏)[36] |
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フランス語 |
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70.4% |
英語 |
|
14.0% |
その他 |
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16.6% |
2016年国勢調査によると、モントリオール大都市圏のうち62.96%がフランス語を、10.97%が英語を、1.16%がフランス語と英語の両方を、22.47%がその他の言語を第一言語としている。モントリオール大都市圏の家庭で最も使用される言語は、2011年の国勢調査によると70.4%がフランス語、14.0%が英語、その他の言語は16.6%となっており、英語は1990年代と比べると減少しており、英仏以外の言語の使用が増えている。モントリオール市内に限るとフランス語の割合は少なくなるのが特徴で代わりにその他の言語が多くなっている。これは、白人層が郊外へ流出する一方、移民が定住先としてモントリオール市を選ぶからである。
一般に、フランス語と英語のバイリンガル都市と言われるが、実際は公用語はフランス語のみであり、行政のサービスは基本的にフランス語で提供され英語は公式なステータスを持っていない。英語を母語とする人は郊外を含めたモントリオール大都市圏人口の内1割強に過ぎず少数派である[注釈3]。このように、大半の住民にとって英語はあくまで外国語︵第二言語︶として広く話されているため、英仏両言語が同程度に使われているというイメージでのバイリンガル都市とは実態はかけ離れている。またフランス語、英語に加えて、移民の言語を加えてトライリンガルな住民も少なくない一方、フランス語のみ又は英語のみの単一言語しか話せない人も決して珍しくはない。
モントリオールのフランス語は多種多様なフランス語が使われている。フランスの標準語に近いものから方言色の強いもの、英語話者が話すフランス語、移民が話すフランス語までさまざまであるが、一般には、標準語とはかなり発音の違うケベック方言が話されている。一方、英語は語彙や表現などにフランス語の影響を受けたものがあるものの、英語ネイティブの間ではごく標準的なカナダ英語が話されている他、フランス語話者が話すフランス語訛りの英語もよく聞かれる。
モントリオールに住む日系人には、日本からの直接の移住者は少なく、戦後、強制収容所のあったカナダ西部から移住してきた日系カナダ人の子孫がほとんどであるため、彼らの言語は一般に英語が主流である。また、市内に多く住むユダヤ人は英語やイディッシュ語が主流、モントリオール近郊の先住民居留区であるカナワクやカヌサタクに住むモホーク族はアメリカ独立戦争時にイギリス軍側について戦った歴史的経緯から英語とイロコイ語族のモホーク語が主流である。
モントリオール島における母語分布図
青=フランス語圏、赤=英語圏、緑=その他
モントリオール島︵英語版︶内は中心部︵ダウンタウン︶を境に東部と西部によって言語が分かれている。中心部︵ダウンタウン︶ではフランス語が主体であるものの、英語も幅広く多く使われている。また、通りの名前などもフランス語圏と英語圏の呼び名があり、目抜き通りのサント・カトリーヌ通り︵Sainte-Catherine︶はフランス語圏の読み方で、英語圏ではセント・キャサリン通りとなる。しかし、東部へ行くほど完全なフランス語圏になり、地下鉄Berri-UQAM駅︵英語版︶周辺のカルチエ・ラタン地区︵英語版︶やサンドニ地区︵英語版︶では英語を聞く機会はかなり少なくなる。一方、ダウンタウンから西側に向かうウエストマウント、ノートル=ダム=ド=グラース︵英語版︶(NDG)、ハンプステッドやコート・サン・リュックといった西部はフランス語よりも英語が主体に使われている。そのさらに西側には住民の半数以上は英語を母語とする英語圏であるウエストアイランド︵英語版︶と呼ばれる地域にはイギリス系、アイルランド系、スコットランド系住民が多く住む緑豊かで閑静な住宅街が広がる。
なおモントリオール島外はオンタリオ州に向かう東側(ヴォードライユ=スランジュ地域)や南岸︵グリーンフィールドパーク、シャトゲ、先住民居留区のカナワク等︶の一部を除いてほぼフランス語圏であり、英語の通用度は低くなる。
公用語はフランス語のみ
ケベック州の公用語はフランス語のみであり、原則的にフランス語表記が義務付けられている。したがって通説でモントリオールは仏語、英語の二言語都市と紹介されるがこれは厳密には間違いである。
地下鉄のアナウンスなどもフランス語でしか行われない。案内板などでも英語は併記されていないことが多く、道路標識もすべてフランス語のみである。モントリオール市自治体でも住民サービスは基本的にフランス語のみで行われる。英語のみが店舗名や広告看板などで使われることも禁止されているので、英語を目にする機会は話されている割合に比べるとずっと少なくなっている。これは、ケベック州のフランス語社会を守る法律が適用されているためであり、移民も基本的にはフランス語社会への統合・同化が求められる。就職においても仏語の習得が最低条件となっている。英語での住民サービスは限定的であるため、長期的に滞在する場合はフランス語の習得は不可欠となっており、政府による無償のフランス語教育プログラムが充実している。これらは、仏語が理解できない移民やカナダの他州出身者、外国人にとっては不便に感じるが、ケベック州で育った英語系住民も高齢者層を除きフランス語に堪能であるために問題はないとされる。
英語の使用
公用語はフランス語のみであるが、行政区分上でモントリオール市に属さない英語圏の地区︵ウエストマウント市など西部の市︶では、道路標識に英語併記がされている場合が多くなり、英語での行政サービスが行われており、2002年にモントリオール島内が単一自治体に統合された後の2006年の再離脱は言語の問題が理由とされる。中心街においても、世界中から留学生やビジネスパーソンの集まるマギル大学やコンコルディア大学のある周辺以西の地域ではフランス語よりも英語を聞く機会が多くり、中心街や英語圏地域に住む場合はフランス語の知識がなくても苦労しない。
静かなる革命によるフランス語憲章が制定される前の1960年代までは、モントリオールの中心部では英語が主体であり、経営者や管理職︵イギリス系︶の言語は英語で企業内での使用は英語に限定されており、フランス語は労働者︵フランス系︶の言語であった。現在、法律による規制から街中に英語のみによる看板はほとんど見られないものの、特に旧市街のビルの古い広告看板などは大きく英語のみで書かれていたり、消された跡が残っていることから、古い建物にはその時代の名残が見受けられる。
学校教育においても、フランス語と英語の学校に分かれているが、英語圏出身者やその移民︵厳密には英語が母語であるか、英語で初等・中等教育を受けたものに限るなどの詳細な規定がある︶は英語を教授言語とする学校に入ることができるが、フランス語圏出身者や非英語圏出身の移民はフランス語で教育を受けることが義務付けられている。例外的に短期滞在者のみ、非英語圏出身者であっても英語で教育を受けることが可能であるが、その場合もたいていの学校でイマージョン教育が行われているので、フランス語で授業を受ける時間が多くなっている。なお、大学などにはこの規定は適用されないため、英語系であるマギル大学などは全体の2割近くがフランス語を母語とする学生である。
このような政策の結果、1970年代より英語系住民は州外へ流出し、フランス語色が強くなった。1960年代まではドイツ、ポーランド、イタリア、ギリシャ、ポルトガル等を中心とした移民の言語は主に英語に統合されていたが、その後の移民の出身国は旧フランスやベルギーの植民地であったフランス語圏が中心となってきている等移民受け入れにおいてもフランス語化が進められており少子化によりフランス系住民の減少が進む中、移民によってフランス語社会を維持していけるかどうかが大きな課題となっている。また、非フランス語圏からの移民、特に中国人などの東洋系やインド人などの南アジア系移民は、より同胞コミュニティ規模の大きいトロントなど他州へ再移住する人も少なくない[37]。これは、ケベック州の移民審査基準が他州に比べると緩いからと言われている。
近年、モントリオールでは、新時代の芸術と文化を取り入れた都市の開発が始まった。古い石切り場であるゴミ埋立地などを改良し、巨大なサーカス用のドーム︵TOHU︶を作るなど力を注いでいる。計画の中でも、テーマは﹁新時代﹂。ニューヨークのセントラルパークは19世紀をイメージした公園だが、モントリオールの新公園は21世紀をイメージする予定である。なおモントリオールはシルク・ドゥ・ソレイユの発祥の地であり、その国際本部があることでも有名。例えば、街の中にあるいくつものパブで音楽と同時に大道芸を行うなど、街の店でも新都市計画にあわせた動きが見られる。
ベル・センター
モントリオールを本拠地とするプロスポーツチームは以下の通りである。
かつてモントリオールを本拠地としたプロスポーツチームは以下の通りである。
モン・ロワイヤル公園
(一)^ ビザード島など
(二)^ カルティエがこの地をMont Royalと呼び、現在の名へ変化していったという説がある。
(三)^ もっとも、モントリオール市内に限れば英語使用者の割合は2割近くに達する。
(四)^ 他に、リムジンバスもほぼ同じ路線で主要ホテルを経由し30分間隔で運行されている。
(五)^ 地下鉄Berri-UQAM駅からは400m北西にある。
(六)^ リチャージャブル式と、非リチャージャブル式(使い捨て: occasional card)のカードがある。基本運賃は二時間券(3 CAD)。
(七)^ この区間は1989年から2002年まで専用バスレーンに停留所が設置されてBRTとして運行されていた区間であり、2002年に安全性の問題から運行停止となっていた。今回、新たに停留所等の施設を建設してピー・ヌフBRTとして復活した。
(八)^ 基本運賃は24時間券(10 CAD)。
(九)^ グリーン線︵1号線︶・オレンジ線︵2号線︶の連絡駅。
(十)^ 市街地中心のルネ・レヴェスク通りの渋滞対策にもなっている。
(11)^ モントリオール万国博覧会のために作られた路線。
(12)^ VIA鉄道の本社は、モントリオールに置かれている。
(13)^ スタジアムはストライキのため建設が遅れ、オリンピック開催時未完成で使用された。
(一)^ モントリオール市長と面会東京都、2018年6月9日閲覧。
(二)^ Census Profile, 2016 Census
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(五)^ “Old Montréal / Centuries of History” (2000年4月). 2012年6月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年3月26日閲覧。
(六)^ “Mount Royal Park – Montreal's Mount Royal Park or Parc du Mont-Royal”. montreal.about.com. 2011年4月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年11月16日閲覧。
(七)^ Government of Canada (2022年2月9日). “Profile table, Census Profile, 2021 Census of Population - Montréal, Ville (V) [Census subdivision, Quebec]”. www12.statcan.gc.ca. 2022年6月20日閲覧。
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(35)^ abCensus Profile, 2016 Census
(36)^ 2011 Census Statistics Canada
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