: Mode locking(1012 s)(1015 s)

レーザー共振器の共振モード

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レーザー媒質の利得周波数帯と共振器の縦モードにより出力されるレーザーのスペクトルが決まる
 
共振モードが同期された状態の完全反射共振器中には波束が生じる。上段プロットは共振器の最初の8つのモード(実線)と、各位置における総和された電場強度(点)をあらわす。下段プロットは共振器内の総和された電場強度をあらわす。

1.5 GHz633 nm0.002 nmTi:128 THz800 nm300 nm

22LλqL = qλ/2

Lλq105106q2qq + 1LΔν

 

c(3×108 m/s

使30 cm0.5 GHzHeNe1.5 GHz3Ti:128 THz250,0001

Q

モード同期理論

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τ = 2L/cτ 1(τ = 1/Δν)

ΔνNNΔνΔt

 

0.441(sech2)0.315

1.5 GHzHeNe300 ps128 THzTi:3.4 fs


位相同期およびモード同期の原理

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1

νC=νFSR/

νFSR=C/2L = πR½/1-RR

モード同期手法

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調調

能動モード同期手法

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調調調νf調ν  fν + f調Δν2調ν  2fν + 2f調調

調調fτ調1%調

調(AM)調調(FM)調調調調

3調 driven laser[]

受動モード同期

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調

(pulse wing[])

νnf調ν  nfν + nf

 1(~100 fs)

1(KLM)

ハイブリッドモード同期

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2調調

残留光子場によるモードロック

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Ramsey[1]

フーリエドメインモード同期

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フーリエドメインモード同期(FDML)は、連続波の波長掃引出力光を生成するモード同期レーザー技術である[2]。FDMLレーザーの主な用途は、光干渉断層法英語版である。

実際のモード同期レーザー

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(GDD)GDDGDD

Ti:5 fs[]調30 fsTi:2.7 fs調(<30 nm)100 asGHz

100fs使SPIDERMIIPS

用途

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調

3使



 

2

使ReLEx SMILE 

[3]

 

レーザー発振器の同期

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レーザーの基本原理は、たとえばレーザーダイオード光共振器回折格子などの周波数選択的要素に依存しているため、レーザー光は単色光である。これらの要素の働きにより、周波数が選択され放射光のスペクトルは非常に狭いものとなる。しかし、細かくみていけば周波数は様々な時間スケールでゆらいでいる。この原因はいくつかあり、入力電圧のゆらぎや音響振動、環境の圧力および温度変動などが例として挙げられる。したがって、周波数ゆらぎを低減するためには、レーザーの位相もしくは周波数を外部から安定させる必要がある。外部光源もしくは外部基準によるレーザー特性の安定化は一般に「レーザー同期(Laser locking)」もしくは単に「同期」と呼ばれる。

誤差信号生成

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ある特定の「同期点」と呼ばれる周波数もしくは位相からレーザーがどれほどずれているかに比例する電気信号を誤差信号と呼ぶ。レーザーの周波数が大きすぎる場合誤差信号は正、小さすぎる場合は負となり、0となるときレーザーの周波数は同期点と一致する。誤差信号が周波数の関数である場合、これに基づくレーザー同期機構は周波数同期と呼ばれ、位相の関数の場合は位相同期と呼ばれる。誤差信号を光学的な基準にもとづいて生成する場合、光学信号を直接検出できる形で周波数に変換することができる。他にも、フォトダイオードやカメラを用いて信号を記録し、電子的に信号を処理する方法もある。

関連項目

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参考文献

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関連文献

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外部リンク

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