海上コンテナ

規格化された鋼製の輸送コンテナ
冷蔵コンテナから転送)

intermodal container[1]使
船内荷役中の海上コンテナ
ストラドキャリアによる鉄道貨車への積み替え
クレーンによるトレーラー車両への積み替え

9[2][3]()8ft[2][4]8 ft6 in2.6 m9 ft6 in2.9 m[5]


歴史

編集
 
米軍によるConex box英語版。1940年代に開発。

1920195658

1960201419,000 TEU201720,000 TEU貿

長所

編集
 
使20 ft22S3









使

10










短所

編集



1

[6]



使

[7][8]

[9][10]

[11][12][13]

[14][15]

[1][16]




米国シアトル港にて、不法入国で逮捕された22人の中国人が潜んでいた空コンテナ内部。劣悪な環境がうかがえる。
  • 検問所のカーゴスキャニング英語版システムの画像。画像中央の積荷に潜む2人の密航者(直立姿と座り込み姿)が映し出されている。
  • ポータル VACIS (Vehicle and Cargo Inspection System) ガンマ線撮影装置によりコンテナ内部を検査する。
  • トレーラで運ぶ場合

    編集
     
    コンテナではないが、箱型トラックの荷台で重量物の荷崩れにより、車体が右側に大きく傾いた事例。[注 2]
     
    輸送中での急ブレーキの衝撃で、多くの荷物が前のめりに荷崩れを起こした事例。[注 3]



    [17]

    [18]

    [19][20]

    JR





    [4]

    1t1,000 L調[21]



    [22][23]

    [24]



    4

    [25]

    陸上で保管するとき

    編集
     
    ルアーブルの港に積み上げられた大量のコンテナ群。一部には、8段積みも見受けられる。

    8使3 - 5使

    5[26]5使5[27][28]

    流出時

    編集
     
    海難事故により大量の崩落したコンテナが、海上を漂う大きな原因の一つとなっている。



    20,00010

      

    規格一覧

    編集

    世界で最も一般的な貨物コンテナは、大きさなどの規格がISOによって国際的に統一されている「国際海上貨物用コンテナ」(Shipping containers または、Isotainers)、ISO 668と呼ばれるものである。


    使

    使10 - 12 ftJIS Z1610ISO 668JIS

    大きさ

    編集

    ISO 668ISO  
    ISO 668コンテナ規格[29]
    区分 長さ 高さ 最大総重量
      1EEE 13,716 mm (45 ft) 2,438 mm (8 ft) 2,896 mm (9 ft 6 in) 30,480 kg (67,200 lb)
    [1AAA] 12,192 mm (40 ft) 2,438 mm (8 ft) 2,896 mm (9 ft 6 in) 30,480 kg (67,200 lb)
    [1AA] 12,192 mm (40 ft) 2,438 mm (8 ft) 2,591 mm (8 ft 6 in) 30,480 kg (67,200 lb)
    1A 12,192 mm (40 ft) 2,438 mm (8 ft) 2,438 mm (8 ft) 30,480 kg (67,200 lb)
    [1AX] 12,192 mm (40 ft) 2,438 mm (8 ft) 2,438 mm以下 (8 ft以下) 30,480 kg (67,200 lb)
    1BBB 9,125 mm (29 ft 11-1/4 in) 2,438 mm (8 ft) 2,896 mm (9 ft 6 in) 25,400 kg (56,000 lb)
    1BB 9,125 mm (29 ft 11-1/4 in) 2,438 mm (8 ft) 2,591 mm (8 ft 6 in) 25,400 kg (56,000 lb)
    1B 9,125 mm (29 ft 11-1/4 in) 2,438 mm (8 ft) 2,438 mm (8 ft) 25,400 kg (56,000 lb)
    1BX 9,125 mm (29 ft 11-1/4 in) 2,438 mm (8 ft) 2,438 mm以下 (8 ft以下) 25,400 kg (56,000 lb)
    1CC 6,058 mm (19 ft 10-1/2 in) 2,438 mm (8 ft) 2,591 mm (8 ft 6in) 20,320 kg (44,800 lb)
    [1C] 6,058 mm (19 ft 10-1/2 in) 2,438 mm (8 ft) 2,438 mm (8 ft) 20,320 kg (44,800 lb)
    [1CX] 6,058 mm (19 ft 10-1/2 in) 2,438 mm (8 ft) 2,438 mm以下 (8 ft以下) 20,320 kg (44,800 lb)
    [1D] 2,991 mm (9 ft 9-3/4 in) 2,438 mm (8 ft) 2,438 mm (8 ft) 10,160 kg (22,400 lb)
    1DX 2,991 mm (9 ft 9-3/4 in) 2,438 mm (8 ft) 2,438 mm以下 (8 ft以下) 10,160 kg (22,400 lb)
    ISO規格外
    区分 長さ 高さ 最大総重量
    アメリカ国内規格 14,630 mm (48 ft) 2,591 mm (8 ft 6 in) 2,908 mm (9 ft 6 in) なし
    APL 13,716 mm (45 ft) 2,438mm (8 ft) 2,908mm (9 ft 6 in) なし
    マトソン 7,315 mm (24 ft) 2,438 mm (8f t) 2,603 mm (8 ft 6-1/2 in) 22,680 kg (50,000 lb)
    シーランド 10,688 mm (35 ft) 2,438 mm (8 ft) 2,603 mm (8 ft 6-1/2 in) 22,680 kg (50,000 lb)

    ISOコンテナの仕様

    編集
     

     1  20 ft×21
     240 ft
     345 ft
     448 ft
     553 ft

     45 ft40 ft40 ft

    ISO 66820 ft (6,058 mm)40 ft (12,192 mm) 28 ft (2,438 mm)8 ft6 (2,591 mm) 9 ft6 (2,896 mm) 

    45 ft2005ISO[30]45ft [31]

    20 ft17,950 - 24,000 kg40 ft26,770 - 30,480 kg[5]20 ft30,480 kg30,480 kg20 ft40 ftSuper heavySuper heavy

     (Tare Weight) 20 ft2,300 kg40 ft3,800 kg20 ft2,800 kg40 ft4,200 kgISO 6346

    コンテナのマーキング

    編集
    • 構造区分コードとは、ISO 6346国際規格に定めるコンテナ個々の国籍や種類および、形式を識別するためにアルファベットと数字から構成され、4桁 - 6桁でコンテナに記載されている共通識別記号である。大きく分けて、1987年改定のコードと1995年改定のコードが存在する。また1995年改定コード以降、主にタンクコンテナを含む一部のコードでは、さらに幾つかに細かく派生した改定コードも存在している。なお、特にタンクコンテナにおいて派生した改定事例では、近年一段とその内容が複雑化して来ている。
    • 国籍コードは、ISO 3166に従いアルファベット2文字が付与される。ただし、国際ISO規格のISO 6346:1995(発行年月日1995年11月23日)で制定された1995年改定コード以降の表示は任意となり、殆ど見かけなくなっている。

    ISO規格外コンテナ

    編集

    ISO 668規格からは外れるが、以下のコンテナが現在も流通しつづけている。

    大型コンテナ

    小型コンテナ

    海上コンテナの旅

    編集

    コンテナ詰めされた一般貨物は基本的に以下のように流れる。ただし特殊貨物や、工場へ空コンテナを運んで直接コンテナに詰める、工場バン詰め貨物などについてはこの限りではない[32]


    (一)

    (二)使使EIREquipment Interchange Receipt

    (三)

    (四)

    (五)沿

    (六)

    (七)20 ft1240 ft40 ft1
    220 ft4201510ZPMC40 ft340 ft[33]

    (八)1 - 3

    (九)

    (十)

    コンテナリース

    編集
     
    コンテナヤードにうず高く積み上げられた、MSC (海運業)社所有の20 ft新品コンテナ群。

    海運事業者が海上コンテナによる円滑な物流サイクルを行うために必要とされているコンテナ個数は、取り扱う貨物量や区域のほか、コンテナを実際に所有し提供する事業者の規模やコンテナ管理能力にもよるが、おおむね輸送貨物を搭載するために必要個数の約3倍程度の総個数のコンテナが必要とされている[34]


    AB20 ft26調1620 ft1201$100[35]120 × 6 120

    宿





    #

    使#



    2 - 3#

    調

    #


    長期リース

    編集

    1使35[36]使使

    使

    購入前提リース

    編集

    前記の#長期リースを進化させて、契約期間終了後にリースを受けていたコンテナの所有権を借主に変更し、自社所有のコンテナとなる契約で、実質的には「必要とするコンテナ」を分割払いで購入する金融的なリースとなる。契約期間にもよるが、当然のことながらリース期間が短い場合には、中古品としての残存価格に応じた追加金が発生したり、逆に長期間使用した契約では無償譲渡もされたりする。

    ワンウェイ・リース

    編集
     
    One Way Lease 社が所有する、両妻開きドライコンテナ。コンテナ側面両端にそれぞれ「FRONT」・「REAR」の表記がしてある。

    調

    ABB使B使使使2 t2 t

    貿[37]1使[38]

    使

    ラウンド・リース

    編集

    #使使

    A便AA[39]

    #

    スポット・リース

    編集

    別名、トリップ・リースとも呼ばれている。ある意味、単発的に借り受ける契約となるのでほぼレンタル的な内容であり、借主はレンタカーを借りるように、必要な時に・必要個数を・必要期間だけ借り受けたいという条件で利用する。またリース会社も、借主の要求に適合する条件のコンテナ在庫があれば貸し出すが、なければ断るという非常に単純な内容となっている。スポット・リースの場合、借主は持ち出したコンテナを原則として、「元の場所へ返却」することが条件となる。

    マスター・リース

    編集

    ##便


    リース料率協定契約

    編集

     20 ft 11$11$便

    #

    拘束条件付契約

    編集

    #使

    25050

    調
    • リース会社は、契約期間中のある日、「繁忙期なので、月間供給最低個数として決めた枠の残り分、コンテナ100個を来月から追加を」と『ウィキペディア汽船』から要求されるも、在庫が50個不足していた。で、しかたなくリース同業者から50個を身銭を切って調達して、約束どおり残り枠分のコンテナ100個を確保した。

    主なリース会社の一覧表

    編集
    主なリース会社の一覧表
    会社名
    (リンク先は画像カテゴリ、記事の順)
    画像事例 備考 ※(文中の『コンテナ』文字は省略)
    Cronos ・20 ftドライコンテナ
    ・40 ft冷凍コンテナ
    ・20 ftタンクコンテナ
    主にドライ・冷凍・タンク等が主流の、リース大手である。
    所有者コードは大手の目印となる、CRXU・CXRU・CXDU・CRSU等の複数を持つ。
    Beacon Intermodal Leasing ・40 ftドライコンテナ
    ・40 ft冷凍コンテナ
    リース業界では比較的新しい参入ながらも、近年急速に拡大している。
    主にドライ・冷凍等が主流である。三菱HCキャピタルの連結子会社。
    Container Applications International
    ※( CAI )
    ・40 ftドライコンテナ 主にドライ・冷凍等が主流である。
    Capital Intermodal ・40 ftドライコンテナ リース大手で、主にドライ・冷凍等が主流である。
    Florens Container Holdings Limited ・20 ftドライコンテナ (1)
    ・20 ftドライコンテナ (2)
    ・20 ftドライコンテナ (3)
    ・40 ftフラット・ラックコンテナ
    ・40 ft冷凍コンテナ
    ・40 ftオープン・トップコンテナ
    リース会社としては珍しく、ほとんどの種類を扱っている。
    tex (en:Textainer) ・20 ftドライコンテナ
    ・20 ftオープン・トップコンテナ
    ・40 ft冷凍コンテナ
    リース会社としては珍しく、ほとんどの種類を扱っている。
    日本石油輸送JOT ・20 ftバルク・ドライ兼用コンテナ
    ・20 ftバルク・ドライ兼用コンテナ
    日本国内リース最大手。
    日陸日陸 ・20 ftバルクコンテナ 主にタンクを主力とする日本国内リース大手。

    時代と共に進化するタンクコンテナの現状

    編集

    使 (S.O.C.=shipper's own container) 

      

    空コンテナ

    編集

    基本的に海上コンテナは船会社や物流輸送専門会社、リース専門会社の所有物であることがほとんどのため、輸出のコンテナ詰めをする際には使用する空コンテナの所有会社などから引き取り、また輸入貨物を出して空になったコンテナは所有会社などに返却する。

    海運会社では空のコンテナを積戻して他の港を周回し、空のコンテナに貨物を積みこんでから最初の港に戻ることで効率化を図っている[40]

    なお運賃の変動により空のコンテナを輸送した方が儲かることもある[40]

    種類

    編集

    全世界のコンテナの90%が、ドライコンテナ、汎用コンテナである[2][3]

    ドライ・コンテナ

    編集
     
    20 ft
     

     (dry container)         

    10 ft使

    20 ft40 ft10 ft12 ft#

    L20154FOLD - YouTube2015324264140 ft

    ドライ・コンテナの活用事例

    編集
     
    油圧式グラップルの作業風景。輸送車両の規格が大きい海外では、輸出用40 ftコンテナを垂直に立てた状態で、スクラップをグラップル付きの重機で投入して積み込む。

    使1

    [41][42][43]

    密閉型

    編集



    簡易ベンチレーターが付いたコンテナ

    編集
     
    コンテナ本体右端上部に細長い赤色の通風孔が、1箇所付いている釜関フェリーコンテナの事例。( タイプコード 22G1 )


     

    使 21

    11224 G1 

    ハイ・キューブ・コンテナ

    編集
     
    複数の表記で背高コンテナの注意喚起を促している。

     (high cube container) 8 ft 6 in1 ft (30 cm) 9 ft 6 inISO 6681AAA, 1BBB, 1CCC, 1EEE

    9 ft 6 in8 ft 6 in

    生まれた背景

    編集
     
    40 ft型ハイキューブコンテナのメリットを最大限に引き出した事例。[注 8]




     
    20 ft 

    使 3.8 m貿[44]199533

    なお、日本国内に流通している各種のハイキューブコンテナは流通コストの関係で、ほとんどが40 ft型であり、20 ft型はまれである。

    ボーイング社部品輸送

    編集
     
    (L6G1) 国際規格外の全長46 ft型ドライコンテナ。

    77717 ft2
    • 愛知県飛島村川崎重工 ⇔ 米ボーイング社までの、超巨大コンテナ一貫輸送説明動画。
    THE MAKING (1)ボーイング777のできるまで。 - サイエンス・チャンネル( 開始より約一分間位までの部分で登場。 )

    リーファー・コンテナ

    編集
     
    妻側(牽引側)に冷凍機を組み込んだ40 ftのリーファー・コンテナ。側面に小型の補助ドアが備わったタイプ。

     (Reefer container)  (Refrigerated container) [45]

    1967ISO 668##[46]



    ポートホール型

    編集
     
    トレーラ輸送用に取り付けられた、通称『ランドセル』と呼ばれている、ポートホール型専用の冷凍機器。(オレンジ色の四角い部分)

    海上コンテナの世界共通規格として、1967年に正式に決定したISO 668より規格化された冷凍・冷蔵コンテナ輸送では, 1970年代に断熱材を全体に配した立方体の本体と、前扉部分とは反対側奥の妻壁部分[注 9]上下に、穴(ポートホール)が2つあるのみで、冷凍ユニットは備わっていない特殊な機構を備えた冷凍コンテナである。構造としては、本船からISO規格で定まった位置の穴に二本の専用ホースを接続して冷却風を供給・排出し、コンテナ内部を常に循環させて冷却する仕組みになっており「ポートホールコンテナ」と呼ばれている方式である。このポートホール型コンテナを、船に積載する前や陸揚げ後は、岸壁近くに冷気供給装置を備えた専用の施設で管理しているが、そういった装置を備えない港や、トラック又は鉄道で輸送中では、通称「ランドセル」とよばれるポートホール型コンテナ専用の冷却ユニットを、金具を使って取り付けて管理している。また、コンテナ船も同様に専用の設備が必要である。特に専用船では、船艙全体を断熱構造にすることが多い。この場合、致命的な欠点として本船と直接冷熱接続している場合にはコンテナ単位での温度管理が十分に行えないため、適正な温度さえ供給し続ければ長時間の冷凍輸送が問題ない牛肉豚肉を大量に輸出しているニュージーランドや、オーストラリアからの欧州への冷凍コンテナなどを主としてポートホール型が長年使われ続けている[46]

    また冷凍コンテナで大多数を占める外部給電式の最大の弱点は、常に電源に繋がって給電を受けていなければ、意味がないという点である。とくに鉄道輸送や、トレーラーなどでの輸送中には船舶とは違って輸送車両から直接の安定した給電は、ほぼ望めない。このような場合には、ディーゼル発電機を内蔵した小型の給電機器をトレーラーやコンテナ本体に取り付け、安定した電源を提供している。また鉄道で輸送する場合は、前記の個々のコンテナに取り付けるほか、コンテナの個数が多い場合には、コンテナ自体が大型の発電機となった専用の、『Power Generation Container(発電コンテナ)』を搭載し、一括して多数のコンテナの冷凍機器を集中管理して対応している。

    そもそもコンテナ本体には冷凍機自体がなく、強力なエアコンからの冷気を常にパイプから噴出して、周りを冷やしているスポットクーラーの原理と同じポートホール型では、冷気自体を常に生み出す機能を備えた、ディーゼル発電機付の外付け冷凍機が必要となり、必然的に機器も大型となる。このシステムは、コンテナ船側に専用の設備を設置するため建造費用や設備の維持管理に多大なランニングコストが掛かる上、運用にも制約が多いために、現代の運用効率の向上や経費節約の流れから見れば、今後は縮小され、やがては消滅していくのではないかという観測がある。

    外部給電方式

    編集
     
    コンテナヤード内の専用コンセントから給電を受ける、CRONOS社が所有する( タイプコード 22R1 ) 20 ft形、冷凍コンテナ。

    1970#調[46]1967ISO 668[10][47] 19701980[11][46]

    220440+20 -25  -35 -70 [48]



    -20 0 湿[49]

    湿[12]湿湿7530 調[50]



    20

    1使[13]

    20 ft8 ft 6 in9 ft 6in40 ft9 ft 6 in

    デュアルモード(併用)方式

    編集
     
    サイド・ドアが2箇所に設置されている、オランダ軍のデュアルモード型、冷凍コンテナ。タイプコード (22R1) 使用。





    ダブル(ツイン)ユニット型

    編集
     
    2232
     
    2

    2使2220 ftL

    サーマル・コンテナ

    編集
     
    新造配備直後の風景。妻側面(牽引する側)に、冷凍機がないことに注意。
     
    本体に貼られた、炭酸ガス濃度に関する注意書き。

     (Thermal container) 使

    使

     () ()-50 40 ft9 ft 6 in-50 使

    ハンガー・コンテナ

    編集
     
    ハイキューブ(背高)45 ft型、ハンガーコンテナ内部での2段吊り一例。

     (hangar container) 

    使使



    hangar container1995ISOG0  G1便G9使
    ※太字2桁部分の一例。
    • 長さ40 ft・高さ8 ft 6 inの一例⇒43G9
    • 長さ40 ft・高さ9 ft6インチの一例⇒45G9

    ベンチレーター・コンテナ

    編集
     
    ベンチレーター・コンテナ(22V0)。上下に網目状の通風孔がある。

    使


    タンク・コンテナ

    編集
     
    中国CIMC社で製作された、20ft型タンクコンテナ。

     (tank container) ISO20 ft10 ft40 ftMRI

    2


    危険物用

    編集

    80%95 %[51]IMDG  International Maritime Dangerous Goods Code[52]

    非危険物用

    編集

    フラットラック・コンテナ

    編集
     
    フラットラック・コンテナでのサイズオーバー積載例及び、荷役方法事例[注 14]

     (flatrack container) 





    日本

    編集
     
    中央の白色登録番号表示右側は、JR貨物専用の緊締装置が半回転して下向きになり装置の出っ張りをなくし、フラット状態になっている。同じく表示左側は、国際規格で採用されている12 ft型のコンテナ下部の四隅を固定する、ツイストロック用の爪が常に出っ張った状態でセットされている。前記JR貨物用12 ftコンテナを積載した場合は、接触しないようにそれぞれのツイストロック位置により、左右何れか側へ半回転して床がフラット状態になる。

    12 ft3140 ft9 ft 6 in12 ftISO34

    12 ft12 ft120 ft

    フラットベッド・コンテナ

    編集
     
     2960 



    使6使2 - 31 - 2

    使

    JR

    オープン・トップ・コンテナ

    編集
     
    オープン・トップ・コンテナに、鉱山用の大型ダンプ用タイヤの積載例。

     (open top container) 使使
     
    40 ft

    使4使4

    ハード・トップ・コンテナ

    編集
     
    裏技として使用された事例。広島県三原市内での(平成30年7月豪雨)関連の災害ごみの積み込みが終わり、飛散防止のためにコンテナの屋根蓋をクレーンで吊り上げて元通りに蓋をする直前の風景。(タイプコード 22U6)



    2


    カー・ラック・コンテナ

    編集

    自動車輸送専用のコンテナで、大きく分けて固定ラック型と、折畳ラック型に分かれる。

    固定ラック型

    編集
     
    3

    22



    1[53]

    折畳ラック型

    編集
     
    アルゼンチンのコンテナヤードに並べられたカー・ラック・コンテナ群(※高さ9 ft 6 in背高・長さ45 ft、1段又は2段積み両用タイプ)

    2#1
     

    #2462 4 m25

    ペン・コンテナ

    編集
     
    20 ft型のペン・コンテナ。※画像は、製作基準の緩い、日本国内専用である。

    [54] 2

    ハイド・コンテナ

    編集

    獣皮の輸送に使われるコンテナ。獣皮からはハイド・ジュースと呼ばれる汁や臭気が出るため、特別な対策がなされている。

    バルク・コンテナ

    編集

    穀類や粉状・粒状の貨物の専用輸送に用いられるコンテナ。基本的には、「箱型」と「丸型」に分かれている。

    箱型

    編集

    コンテナの上部に開口部があり、貨物を流し込むことができる。

    丸型

    編集
     
    丸型バルク・コンテナ( 22B7 )

    いわゆる、液体用タンクコンテナを「粉物」用に置き換えて使用する。

    ジェネレーター・コンテナ

    編集

    主に冷凍コンテナの冷凍機や、外部の機器等に安定した電源を送電するためにディーゼル発電機やガスタービン発電機を搭載した、いわゆる「電源コンテナ」を指す。

    貨物を運ぶだけではない役目を負うコンテナ

    編集

    脚注

    編集

    注釈

    編集


    (一)^ 

    (二)^ 

    (三)^ 使

    (四)^ 

    (五)^ 20 ft40 ft34,000 kg 30,480 kg

    (六)^ 

    (七)^ 


    MAX GROSS

    GROSS WT.

    MAX G.W.



    TARE

    TARE WT.



    NET

    MAX CARGO

    CARGO CAP.

    CARGO WT.

    MAX C.W.



    CU. CAP.

    CUBIC CAP.


    (八)^ 

    (九)^ 

    (十)^ 

    (11)^ 

    (12)^ 

    (13)^ 

    (14)^ ()4

    出典

    編集


    (一)^ Lewandowski, Krzysztof (2016). Growth in the Size of Unit Loads and Shipping Containers from Antique to WWI.. Packaging Technology and Science. 29(89): 451478. doi:10.1002/pts.2231. ISSN 1099-1522. 

    (二)^ abcDr. Jean-Paul Rodrigue. World Container Production, 2007. The Geography of Transport Systems. Hofstra University. 2013742015719

    (三)^ abGlobal Container Fleet. www.worldshipping.org. World Shipping Council (2013). 20155112015719

    (四)^ World Container Fleet Overview. csiu.co. CSI Container Services International (20141). 20157182015718

    (五)^ Container sizes. Shipsbusiness.com. 201321

    (六)^ . HP   620151019. 20201031

    (七)^ 20  2003/01/09 

    (八)^ . 2010614. 20201030

    (九)^  . 20120528. 20201030

    (十)^ 1486 . 2019.03.12. 20201030

    (11)^  3 . 201438. 20201030

    (12)^ 90!? GT-RII!?. 202069. 20201030

    (13)^ ? 5. 2020824. 20201030

    (14)^ . 2018.12.3. 20201030

    (15)^ .  2020613. 20201030

    (16)^   2003/01/16 03:09 

    (17)^ 4 . 201195. 20201031

    (18)^ 2020111

    (19)^ 2020111

    (20)^  

    (21)^ 調2020111

    (22)^ . Logistics TodayHP201167. 20201031

    (23)^ []

    (24)^ 1 . HP2018105. 20201031

    (25)^ Facebook40ft 

    (26)^ HP2020111

    (27)^ HP2020111

    (28)^ HP2020111

    (29)^ 2007108ISBN 9784425303212 

    (30)^ l45  20201029

    (31)^ https://www.hido.or.jp/14gyousei_backnumber/2011data/1105/1105_45ft_container.pdf 45 2011.5 5202389

    (32)^ . HP Lab201195. 20201031

    (33)^ HP2020111

    (34)^  22128 (ISBN 978-4-425-92711-1) p.266

    (35)^  /  |  20205EF 20205112020515

    (36)^  22128 (ISBN 978-4-425-92711-1) p.269

    (37)^ F 2020515

    (38)^ 20- . 2022114

    (39)^  22128 (ISBN 978-4-425-92711-1) p.270

    (40)^ ab.  . NHK. 2021914

    (41)^ .  (PDF).  . 20201029

    (42)^ . . 20201029

    (43)^ . . 20201029

    (44)^  (2022218). "". . . 20231028

    (45)^  1332020111

    (46)^ abcd  44 4200913132023812

    (47)^  2023812

    (48)^ SuperFreezer- 

    (49)^   44 420091324.2 Cool Tech Container2023812

    (50)^   44 420091324.5 De-Humidity Container湿2023812

    (51)^   

    (52)^ . HP2018105. 20201031

    (53)^ 4  | VAGUE(). VAGUE (202197). 2021914

    (54)^  

    参考文献

    編集
    • 『コンテナ物流の理論と実際』 平成22年1月28日、成山堂書店初版発行 (ISBN 978-4-425-92711-1)

    関連項目

    編集

    外部リンク

    編集