ジャガー・X351
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ジャガー・XJ X351 | |
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![]() フロント(日本仕様) | |
![]() リア(日本仕様) | |
概要 | |
製造国 |
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販売期間 | 2010年- |
デザイン | イアン・カラム |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ | 4ドア セダン |
駆動方式 | FR |
パワートレイン | |
エンジン |
AJ-V6 Gen III型 2.993L V6 ディーゼルターボ AJ-V8 Gen III型 5.000L V8 NA AJ-V8 Gen III型 5.000L V8 スーパーチャージャー |
変速機 | 6速AT |
前 |
前: ダブルウィッシュボーン式 後: マルチリンク式 |
後 |
前: ダブルウィッシュボーン式 後: マルチリンク式 |
車両寸法 | |
ホイールベース |
3,032mm(SWB車) 3,157mm(LWB車) |
全長 |
5,122mm(SWB車) 5,247mm(LWB車) |
全幅 | 1,894mm |
全高 | 1,448mm |
車両重量 |
1,755-1,892kg(SWB車) 1,773-1,915kg(LWB車) |
その他 | |
トレッド |
前:1,604mm 後:1,626mm |
データモデル | 欧州仕様車 |
系譜 | |
先代 | ジャガー・X350/358 |
ジャガー・X351︵Jaguar X351︶は、イギリスの自動車メーカー、ジャガーが2010年より販売しているFセグメントに属する高級セダンである。同社のフラッグシップモデルであるXJの4代目にあたり、4代目の通称であるX351は同車の開発コードに由来する。
概要
2009年7月9日、イギリスの首都ロンドンに位置する現代美術専門美術館サーチ・ギャラリーにて世界初公開された。 XJとしては、2003年に発表されたX350以来となる6年ぶりのフルモデルチェンジで、同社のブランド・フィロソフィーである﹁Beautiful Fast Car -美しく、速いクルマ-﹂をコンセプトに開発されている。メカニズム
アルミ合金を多用したジャガーの次世代アルミニウムボディ構造を初採用したことで同車のライバルとされる他のFセグメント車より約150kg軽量となり、加えてリサイクル原料を50%使用した軽量アルミニウム構造を実現したことで、カーボンフットプリントを最小限に抑えることにも寄与している[1][2]。なお、ボディにはショートホイールベース車とロングホイールベースの2種類が用意される。 エンジンには5.0L V8のAJ-V8 Gen III型NAエンジンおよび同型のスーパーチャージャー付エンジンが用意され、欧州仕様向けには3.0L V6ディーゼルツインターボエンジンも用意される。なお、スーパーチャージャー付V8エンジンには﹁ポートフォリオ﹂用の470PS仕様と﹁スーパースポーツ﹂用の510PS仕様が用意される。 トランスミッションには全車に先代に採用されたものをベースに改良された6速ATが組み合わせられ、パドルシフトも装備される[3]。型式 | 種類 | 排気量 | 内径×行程 (mm) | 最高出力 | 最大トルク | 0-96km/h |
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AJ-V6 Gen III | V型6気筒 DOHC ターボチャージャー | 2.993L | 84.0×90.0 | 202kW (275PS) /4,000rpm | 600N·m (61.1kgf·m) /2,000rpm | 6.0秒 |
AJ-V8 Gen III | V型8気筒 DOHC 自然吸気 | 5.000L | 92.5×93.0 | 283kW (385PS) /6,500rpm | 515N·m (52.5kgf·m) /3,500rpm | 5.4秒 |
V型8気筒 DOHC スーパーチャージャー | 346kW (470PS) /6,000-6,500rpm | 575N·m (58.6kgf·m) /2,000-5,000rpm | 4.6秒 | |||
375kW (510PS) /6,000-6,500rpm | 625N·m (63.7kgf·m) /2,500-5,500rpm | 4.7秒 |
デザイン
エクステリア
1968年に発表されたシリーズ1以来、歴代XJに採用されてきた丸型4灯ヘッドランプや﹁ロングノーズ・ロングデッキ﹂の伝統的なスタイリングはすべて刷新され、同社のデザイン・ディレクターを勤めるイアン・カラムの指揮のもと大胆かつ斬新なスリークデザインへと昇華された[4]。
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/83/Old_Jaguars.jpg/252px-Old_Jaguars.jpg)
歴代XJとMk2︵欧州仕様︶
﹁ティアドロップ﹂型のサイドウインドウを中心に据えた特徴的なロングルーフプロポーションは、流れるようなシルエットと空気抵抗係数︵Cd値︶0.29の優れた空力性能を両立させ、また、新たに採用されたパノラミックサンルーフが車内の明るさやスペース感を劇的に高めているだけでなく、同社のサルーン史上最上級の室内空間も実現している[1]。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/8/83/Old_Jaguars.jpg/252px-Old_Jaguars.jpg)
インテリア
シート、インストルメントパネル、ドアトップ、センターコンソール、アームレストといったインテリアの主要部位表面には、全てレザー張りが施され、クラフトマンシップを感じさせる丁寧なステッチで縫い合わされている[5]。また、カラーテーマは14種類、オーナメントパネルは11種類、レザーカラーは10種類、レザーマテリアルは3種類それぞれ用意され、オーナーの嗜好に応じたオーダーメイド感覚の豊富な組み合わせを可能としている[5]。 インストルメントパネルには、同社で初めて﹁Jaguar iTech[6]﹂が採用され、従来の﹁フィジカルインストルメントクラスター﹂に代わる高解像度ディスプレイを用いた﹁バーチャルインストルメント﹂が計器盤に配されている。また、シフトレバーには、XFやXKにも採用される﹁JaguarDriveセレクター﹂が組み合わされる。ラインナップ
名称 | 販売期間 | 車両型式 | エンジン型式 | 新車価格 | 備考 |
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Luxury | 2010年5月15日- | CBA-J12LA | AJ-V8 Gen III 385PS |
1000.0万円 | 2009年8月17日、全国のジャガー正規販売店にて予約注文を開始。 2009年9月30日、日本上陸。報道機関向け発表会を同時開催。 2010年5月15日、全国のジャガー正規販売店にて販売を開始。 |
Premium Luxury | 1150.0万円 | ||||
Portfolio | AJ-V8 Gen III 470PS |
1320.0万円 | |||
Portfolio LWB | CBA-J24MA | 1600.0万円 | |||
Supersport | CBA-J12MA | AJ-V8 Gen III 510PS |
1655.0万円 | ||
Supersport LWB | CBA-J24MA | 1755.0万円 |
脚注
- ^ a b ジャガー ニューXJ、2010年5月15日(土)より発売開始 Jaguar Japan - Jaguar Cars
- ^ 【上海09】7月9日にロンドンで新型ジャガーXJが発表 ホビダス・オート
- ^ 新型ジャガーXJ発表、新世代ジャガースタイルに一新 ホビダス・オート
- ^ 【ジャガー XJ 日本発表】最も美しいのはサイドビュー Response.
- ^ a b ジャガーの旗艦「XJ」が日本に上陸 webCG
- ^ Jaguar iTech: Jaguar Intuitive Technology。バーチャルインストルメントパネル、HDタッチスクリーン、インタラクティブコントロール、メディアパブなどで構成される最先端スクリーン技術。