尚質王

尚質王︵しょうしつおう、1629年 - 1668年︶は琉球第二尚氏王朝第10代国王。在位1648年 - 1668年。第8代国王尚豊王の子で、第9代国王尚賢王の弟。

羽地朝秀を摂政とし、多くの改革を行なった。また、羽地朝秀は尚質王の代に琉球最古の歴史書である﹁中山世鑑﹂を編集している。

家族表

●父 - 尚豊王

●母 - 西之按司加那志

●妃 - 美里按司加那志︵号・栢窓。父は羽地御殿五世羽地王子朝泰︶

●夫人 - 真南風按司︵号・本空。父は東氏四世知念殿内知念親方正貞︶

●妻
●安谷屋阿護母志良礼︵号・本光。父は章氏島袋親雲上正次︶

●宮城阿護母志良礼︵号・恵室。父は駱氏三世玉城筑登之親雲上春紀︶

●諸見里阿護母志良礼︵号・月嶺。父は嘉手苅村の石川筑登之親雲上︶

●子女
●長男 - 尚貞、中城王子朝周︵母は妃︶

●次男 - 尚弘毅、大里王子朝亮︵母は妃。摩文仁御殿一世︶

●三男 - 尚弘仁、名護王子朝元︵母は妃。名護御殿一世︶

●四男 - 尚弘才、北谷王子朝愛︵母は本空。大村御殿一世︶

●五男 - 尚弘徳、東風平王子朝春︵母は恵室。勝連御殿一世︶

●六男 - 尚弘信、本部王子朝平︵母は本光。本部御殿一世︶

●七男 - 尚弘善、宜野湾王子朝義︵母は本光。与那城御殿一世︶

●長女 - 安谷屋翁主︵母は妃。阿波根殿内二世玉城按司朝智に嫁ぐ︶

●次女 - 諸見里翁主︵母は月嶺。美里殿内六世嵩原親方安依に嫁ぐ︶

●三女 - 与那嶺翁主︵母は本光。高嶺御殿二世浦添按司朝式に嫁ぐ︶

●四女 - 大嶺翁主︵母は本空。金武御殿四世金武王子朝興に嫁ぐ︶

●五女 - 宮平翁主︵母は本空。伊江御殿五世伊江王子朝嘉に嫁ぐ︶

先代 尚賢王

第二尚氏王統 第十代：1648-1668

次代 尚貞王