「川渡温泉」の版間の差分
歴史に追記 |
m 句点移動 タグ: ビジュアルエディター モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集 |
||
| 35行目: | 35行目: | ||
== 歴史 == |
== 歴史 == |
||
開湯は1000年以上前とされる。[[江戸時代]]の藩政中期には玉造十五湯の中で最も賑わった<ref name="env" />。代々藤島家が湯守と、[[延喜式神名帳|延喜式内社]]の一つである﹁温泉石神社﹂の祭主を兼務した |
開湯は1000年以上前とされる。[[江戸時代]]の藩政中期には玉造十五湯の中で最も賑わった<ref name="env" />。代々藤島家が湯守と、[[延喜式神名帳|延喜式内社]]の一つである﹁温泉石神社﹂の祭主を兼務した<ref>{{Cite web |title=陸羽東線玉造の温泉誌 |url=https://dl.ndl.go.jp/pid/958351/1/16 |website=dl.ndl.go.jp |access-date=2022-12-21}}</ref>。水戸藩士[[小宮山昌秀|小宮山楓軒]]による﹃浴陸奥温泉記﹄<ref>{{Cite web |title=浴陸奥温泉記 |url=https://dl.ndl.go.jp/pid/2577024/1/36 |website=dl.ndl.go.jp |access-date=2022-12-21}}</ref>に[[文政]]年間のまちの様子の記載がある。
|
||
川渡を含む玉造一円は名馬の産地として知られ、馬市が開かれていた |
川渡を含む玉造一円は名馬の産地として知られ、馬市が開かれていた<ref>{{Cite web |url=https://www.bajikyo.or.jp/pdf/journal201004.pdf |title=https://www.bajikyo.or.jp/pdf/journal201004.pdf |access-date=2022年12月21日 |publisher=公益社団法人日本馬事協会}}</ref>。
|
||
* [[837年]]︵[[承和 (日本)|承和]]4年︶4月‥﹃[[続日本後紀]]﹄に温泉石神社からの報告として、温泉湧出の記載がある |
* [[837年]]︵[[承和 (日本)|承和]]4年︶4月‥﹃[[続日本後紀]]﹄に温泉石神社からの報告として、温泉湧出の記載がある<ref>{{Cite web |title=六国史 巻6 (続日本後紀) |url=https://dl.ndl.go.jp/pid/1194459/1/72 |website=dl.ndl.go.jp |access-date=2022-12-21}}</ref>。
|
||
* [[1884年]]（明治17年）：鍛冶谷澤にあった種馬所が[[大日本帝国陸軍|陸軍]]に買い上げられて軍馬育成場（後の[[軍馬補充部|軍馬補充部鍛冶谷澤支部]]）となった。 |
* [[1884年]]（明治17年）：鍛冶谷澤にあった種馬所が[[大日本帝国陸軍|陸軍]]に買い上げられて軍馬育成場（後の[[軍馬補充部|軍馬補充部鍛冶谷澤支部]]）となった。 |
||
* [[1907年]]︵明治40年︶‥鍛冶谷澤と鬼首の馬市を合併し、川渡に二歳駒市場を設置 |
* [[1907年]]︵明治40年︶‥鍛冶谷澤と鬼首の馬市を合併し、川渡に二歳駒市場を設置<ref>{{Cite web |title=宮城県産馬要覧 |url=https://dl.ndl.go.jp/pid/1263865/1/82 |website=dl.ndl.go.jp |access-date=2022-12-21}}</ref>。
|
||
* [[1914年]]（[[大正]]3年）[[4月19日]]：陸羽東線[[川渡温泉駅|川渡駅]]（かわたびえき）開業。 |
* [[1914年]]（[[大正]]3年）[[4月19日]]：陸羽東線[[川渡温泉駅|川渡駅]]（かわたびえき）開業。 |
||
* [[1934年]]（昭和9年）：川渡の大火。 |
* [[1934年]]（昭和9年）：川渡の大火。 |
||
* [[1949年]]（昭和24年）：旧軍馬補充部に[[東北大学|東北帝国大学]]附属川渡農場（現：川渡フィールドセンター）を設置 |
* [[1949年]]（昭和24年）：旧軍馬補充部に[[東北大学|東北帝国大学]]附属川渡農場（現：川渡フィールドセンター）を設置<ref>{{Cite web |title=東北大学大学院農学研究科附属複合生態フィールド教育研究センター｜全国大学演習林協議会 |url=https://jauf.cambria.ac/organizations/n-tohoku/ |website=jauf.cambria.ac |access-date=2022-12-21}}</ref>。 |
||
* [[1959年]]（昭和35年）[[10月1日]]：「奥鳴子・川渡温泉郷」として、[[中山平温泉]]、[[鬼首温泉]]とともに[[国民保養温泉地]]に指定<ref name="env" />。 |
* [[1959年]]（昭和35年）[[10月1日]]：「奥鳴子・川渡温泉郷」として、[[中山平温泉]]、[[鬼首温泉]]とともに[[国民保養温泉地]]に指定<ref name="env" />。 |
||
2022年12月21日 (水) 09:07時点における版
 川渡温泉 | |
|---|---|
| 温泉情報 | |
| 所在地 |
宮城県大崎市
  川渡温泉 (宮城県) |
| 座標 | 北緯38度43分51.7秒 東経140度46分5.4秒 / 北緯38.731028度 東経140.768167度座標: 北緯38度43分51.7秒 東経140度46分5.4秒 / 北緯38.731028度 東経140.768167度 |
| 交通 |
車：東北自動車道古川ICから約45分 鉄道：陸羽東線川渡温泉駅からタクシーで約10分 |
| 泉質 | 炭酸水素塩泉 |
| 宿泊施設数 | 12 |
| 外部リンク | 川渡温泉旅館組合 |
泉質
●含硫黄-ナトリウム-炭酸水素泉 ●単純硫黄泉 ●単純温泉 脚気によく効くとされ、古くから﹁脚気川渡﹂と言われた。温泉街
