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== 経歴 ==

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== 参考文献 ==

== 参考文献 ==

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* 砂本文彦『近代日本の国際リゾート　一九三〇年代の国際観光ホテルを中心に』青弓社、2008年

* 砂本文彦『近代日本の国際リゾート　一九三〇年代の国際観光ホテルを中心に』青弓社、2008年

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2019年6月16日 (日) 13:51時点における版

新井尭爾

新井 尭爾︵あらい たかじ[1][2] / ぎょうじ[3]、1886年︵明治19年︶5月15日[1][2] – 1966年︵昭和41年︶5月9日[3]︶は、日本の衆議院議員︵自由党︶、運輸政務次官。鉄道官僚。

経歴


埼玉県南埼玉郡篠津村︵現在の白岡市︶に衆議院議員新井啓一郎の三男として生まれる[1][2]。1912年︵明治45年︶、東京帝国大学法科大学法律科を卒業[1]。高等文官試験に合格し、鉄道院書記、沼津駅助役、程ヶ谷駅駅長、鉄道院参事補、同副参事、同参事、鉄道書記官、監督局業務課長、門司鉄道局運輸課長、東京鉄道局運輸課長、運輸局国際課長・配車課長等を歴任した[1]。

1930年︵昭和5年︶、国際観光局が新設されると局長に就任し、観光基盤作りに尽力した[1]。その後、東京鉄道局長、鉄道省運輸局長を務め、1937年︵昭和12年︶に退官した[4]。退官後は、華北交通株式会社の理事を務めた[4]。

1942年︵昭和17年︶、第21回衆議院議員総選挙に出馬して当選を果たし、幣原内閣で運輸政務次官を務めた。その後、公職追放となり[5]、追放解除後の1952年︵昭和27年︶の第25回衆議院議員総選挙で再選を果たした。翌1953年︵昭和28年︶の第26回衆議院議員総選挙で落選した。

さらに1942年から東亜旅行社の理事長を務め、1945年︵昭和20年︶に東亜旅行社が日本交通公社に改称した後も引き続き理事長、会長を務めた[3]。その他、全日本観光連盟副会長を務めた[3]。

著書

  • 『鉄道現業の第一線に起ちて』（鉄道新聞社出版部、1929年）
  • 『観光の日本と将来』（観光事業研究会、1931年）
  • 『鉄道と皇道精神』（鉄道青年会出版部、1934年）

脚注

  1. ^ a b c d e f 大衆人事録 1930.
  2. ^ a b c 埼玉県人名選 1938.
  3. ^ a b c d 議会制度百年史 1990.
  4. ^ a b 人事興信録 1943.
  5. ^ 総理庁官房監査課 編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、330頁。NDLJP:1276156。 

参考文献


●帝国秘密探偵社編﹃大衆人事録 第3版﹄帝国秘密探偵社、1930年。 
●埼玉県人会編﹃埼玉県人名選﹄埼玉県人会、1938年。 
●人事興信所編﹃人事興信録 第14版︵上︶﹄人事興信所、1943年。 
●砂本文彦﹃近代日本の国際リゾート　一九三〇年代の国際観光ホテルを中心に﹄青弓社、2008年
●衆議院・参議院編﹃議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑﹄大蔵省印刷局、1990年。 
日本の旗 衆議院建議委員長

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